無味乾燥な

つまらぬ話でございます

塩竈市までチャリる

2018-05-12 21:51:45 | 日記
野蒜まで行こうと思って家を出発したのだが、自転車のサドルが骨に当たって痛くなったので、東塩釜で断念した。

久しぶりに行って見ると、区画整理も出来て、震災前より格段に近代的な様子になってきた。
様々なご支援、国費を投入していただいたお陰である。心から感謝を申し上げなければならない。ありがたい。

塩釜魚市場まで行ってみると、なんときれいに整備されていた。

塩釜漁港は、マグロが専門である。
昼時だったので、あるだろうと思って食堂に行く。
本マグロ丼は1,280円で、マグロ丼は900円で、仕入れ等の状況で種類が変わる、と書いてある。躊躇せず900円のにする。
券売機にお金を支払って、それほど混んでいないテーブルに座って待っていると、番号を呼ばれる。

なんとうまそうな。
ガリの下に青じそが敷かれ、その下にヅケが敷いてある。
ワサビを醤油で溶いて、ヅケを避けながらかける。食う。うまい。
石巻で、800円か700円の定食を食べた時には、寂しさを感じたが、この900円は、差額の何倍もの満足を与えてくれた。
予備知識無しの偶然だった。
また来ようと思い、せっかくなのでと、別棟のデッキに出てみる。
屋根越しに、防波堤から外、湾の出口には、松島の松島が、2、3見える。ウミネコが鳴いている。

平穏な海がきれいだった。
いいものを得た塩釜が、それをうまく活用して、もっと楽しませてくれるところになってくれることを期待する。

帰路の吾輩の尻の骨は悲鳴をあげていたが、ちょこちょこと休みながら、往路と別ルートにした。
これを書いている椅子にも少し抵抗を感じてはいる。(サドルの形に赤くなっているような気がする。)
55kmほどの走行距離になった。