無味乾燥な

つまらぬ話でございます

はる

2020-02-24 21:55:21 | 日記
わが家の梅が咲いてしまった。なんだか早いように思われる。早けりゃいいという話ではない。適期というものがある。この時期は、とかく最年少が好きなマスコミも構成している人間が勝手に決めたものではない。気温という要素である。このシーズンは、北半球の気流がいつもと違う。こうなると、夏が心配である。冬の寒さと夏の暑さには相関があると思っているから、なんかいい気がしないのである。

自転車店主人の高齢化が著しく進んで、困ったことになっている。
乗らない人にはわからないだろうが、通勤用に使っているチャリンコがパンクして、しばらく徒歩で行き来している。
先々週の9時50分ごろ、駐輪場の付近の自転車屋さんを探して、2㎞ほど引っ張って行った。古い看板だったが、扉が半分ぐらい開いていて、その家の住人、主人らしい人がいたので、「やってますか?パンクしてしまったんですよ。」と問うた。「まだなんですよ〜」と応えがあった。さては10時からなのか?と思った。続きがあった。「先週まで入院していて、まだ本人は回復し切っていないんです。」解釈が難しかった。どうやら、そのお父さんが自転車屋をやっていて、パンクの修理もしているようで、病気して自転車屋としては営業していないという話のようであった。あきらめて、自転車を引いて駐輪場に戻った。自分でパッチを貼れれば問題は解決するのだが、その技量がないから困る。
世間では、自転車は随分走っている。量販している。だが自転車屋がないのでは、付き物のパンクをした時にひどく困ったことになるのである。量販店で修理材を買った時に、自転車やさんの高齢化はどこもひどくて、廃業するところが多くて、困っているという話は多いのだそうである。

近年は、こんな類の不合理がたくさん存在している。
病気の蔓延のニュースがあり、今年の「春」は一体いつになるのだろうと、心配になる。
だが、生き物は、こんな変化を乗り越えて今に在るのである。若者よ、希望を忘れるなよ。