11/3(金)シルクロードバザールに行ってきた。
昨年よりもだいぶ早い時間に着いた。
上野宋雲院で行われた。昨年程の馬鹿混みではなかった。
ルンタ(タルチョー)がチベット仏教の面影を強く感じた。
カルガリー(斑爾里)よ、オマエは何を見てる?
お寺そのものがまず興味深い。
ここへ来て紅茶(トルコチャイ)を召し上がった🫖
無料で、とても美味しかったです😋
私はその日蒙古斑のロックTシャツを着てきた。
蒙古斑解散の記事
↓
蒙古斑(仮)の解散宣言💔 - 斑爾里(カルガリー)ちゃんねる
昨年よりも、スタン系の服装率高かった。
私はスタン系の柄のワンピース等持っていないので、自分なりにシルクロードだと思える物を着てきた。
蒙古斑、ファンが宋雲院内にいたら声掛けられるかな?蒙古斑の認知度はめちゃくちゃ高いようなので。
この横断布は多分キルギス🇰🇬産なのではないか?と思える。
たくさんの中央アジアの布がお寺の壁に飾られているというのが独特の世界観を産む。
この羊毛ラグの柄ってもしかして銜留(ハミドメ)をあしらったんかな?細長いS字形が*銜留の形を連想させられる。
すごくマニアックになるがこの銜留の形は*老河深古墳から出土した馬具の銜留の形に似ている。
どこ産のラグかは、見当がつかなかった。
羊を飼育する騎馬遊牧民が作ったものだと思う。そして細長いS字の銜留を今だに使っているのかも知れないと思っていた。
後で店員さんに聞くと、チェチェン共和国のラグだった。
チェチェン人は馬にも乗る民族だ。しかしチェチェン人がラグに使うデザインは、動物の角などが多いという。
銜: 馬を操る為に、口にくわえさせるくつわ。
銜留: 銜の一部の金具。
老河深古墳: 中国吉林省にある古墳。
逆に中国で出土した物が、チェチェンあたりでも使われていたとすればこれは凄い!陸続きだからありえない事はないが。
先月末で小田急相模原のウイグル料理「天山」が閉店してしまい、その食器を引き取って、ここで売っているということだったので、購入しました。
お茶用の茶碗と、これと同じ形で倍以上も大きい、お蕎麦とかラグマンなどの汁ものをこれで食べたくなる器を購入。
ウイグル製で、内側の縁の金属で描かれた模様などがいかにも「天山」らしい。
自宅からオダサガのウイグル料理「天山」は何度か足を運んだ事があって、閉店されるのはとても残念です。100歩譲って移転ならまだ良かった。
昼ご飯はこのお弁当と、少し塩味のする飲むヨーグルトと、デザート。ほうれん草のピロシキ。
トルコ🇹🇷料理のようで、クミンなどのスパイスが効いていた。
《ツイッター(X)参照: Keyif ケイフ氏のツイート》
15:00から歌のショー。トラぺ座さんのコーカサス民謡特集。バグパイプの原型のような楽器を演奏していた。山羊🐐の皮で作った高い音の出るバグパイプ的なものと、羊🐏の皮で作った倍以上大きい低い音の出るバグパイプ的もの、両方での演奏があった。この音は、夕刻の時間に聴くのに適している。
アルメニア🇦🇲の民謡がどことなく哀しく、美しかった。ナゴルノ=カラバフの件を想いながら聴くとより哀しく聞こえます。
客席の中をチンドン屋の楽隊のように入って来た。
めちゃめちゃおもろかった🌈
北コーカサス地方の民謡で上がる⤴️上がる↑
帰りに、トラペ座さんのCDを購入。
やっぱり生演奏は良いですね。
昨年に比べて随分と穏やかな雰囲気だった。昨年に比べて客層がとても大人しい感じがした。その為か、和を以て尊しとする*倭国人な私でもとても居やすかった。
昨年の馬鹿混みのように、人を掻き分けてズカズカズカズカ前に出ないといけないという事はなく、人口密度が低いせいか、各ブースの前が空く状態が多く、お座敷の低い売り場でも精神的苦痛は無かった。
倭国: 日本の古い呼称。自身のブログで何度「倭国」という言葉を使ってきたか。
まぁ、言って見れば昨年の方がシルクロード的で、今年の方がステップロード的だと思った。
シルクロードの過当競争は、私には無理…
やっぱステップロードに逃げたい。
中華街並の、超レッドオーシャンの過当競争を連想させられてしまう。私はあの中では生きられない… おとなしい日本人だから…
日本人は昔から、レッドオーシャンで生きる事は不得意とされてきた
シルクロードは物理的にも、シルクロードクラスタの守備範囲的にも過密だ。*レッドオーシャンである。
レッドオーシャン: 競争相手が多く存在している市場を指す。逆に競争相手がほとんどいない市場をブルーオーシャンという。
シルクロードは、ステップロードとは違い大都市がいっぱいあり華やかでエキサイティングなキラキラした世界です。
今年は店員さんたちも、人によるが、客層が穏やかだった為か、表情も穏やかであった。
ネクラで心象の悪い自分でさえ、店員さんと会話する事が可能なくらい自分にも余裕があったシルクロードバザール神回であった。
本当にコミュニケーションが上手い店員さんは、私のような無愛想な客にも、声を掛け会話をエスコートする。本当のプロの接客業現役なのではないか?と思った。
昨年とは違って本当のシルクロード・ステップロード・旧ソ連Loverだけの客層のような気がした。
昨年は馬鹿混みで渋谷駅とか新宿駅などのような大規模駅の民度だった為、自分「場」違いな気がした。
いやぁ。昨年の記事を読み返してみると自分随分と酷い事を書いていたな。多分駅民度の客層のせいであそこまで荒んだ。
それにしても駅員は大変だな。
毎日あいつらと接していなければいけないのか。可哀想に。
シルクロードの要衝とは、言い換えれば駅。だからシルクロードである以上は超過密都市になるのは当然である。
超過密都市の歴史がまだまだ浅い日本人は、高い人口密度や面識の無い他人との、近い身体的パーソナルスペースが苦手である。
来年も機会があれば行くつもりである。
蒙古斑の知名度は皆無だったのか、自分の発する
「話掛けるなオーラ」が強かった為、話しかけれなかったのか。
とある店員さんと「蒙古斑」の話をしたが、蒙古斑なんて全く知らないと言う。
それか知らないわけではなく、蒙古斑が一斉を風靡してから23年程経つのでそんな昔の事忘れてしまったのかも知れなかった。
蒙古斑の話をするためにシルクロードバザールに行ったわけではないが、蒙古斑の話が出来て良かった。
蒙古斑の事を生身の人間に吐き出す場所が無かったから丁度良かった。
いつか蒙古斑の話を吐き出す専門の中央アジアイベントに行ってみたい。
蒙古斑の認知度はどれくらいあるのか?
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