ムラサキサギゴケ

昭和の日の振替休日、天気予報では堺市は曇り所により晴れということですが、
朝からほとんど晴れ間はみられません。気温は23℃まで上がっています。
堺市南区泉北ニュータウンの緑道で４月１０日に撮影したムラサキサギゴケです。
今日で4月も終わり、今月撮影してアップできていなかったものです。
花冠は長さ1.5〜2cm、濃紅紫色の唇形花、上唇は2裂、下唇は3裂する。

ムラサキサギゴケ　学名　Mazus miquelii　ハエドクソウ科　サギゴケ属
本州（東北以西）、四国、九州、中国、台湾に分布する多年草。水田の畦や休耕田、耕作地周辺の湿った場所、湿った土手などに生育する。




　

シュンラン

シュンランは盗掘が激しく、あまの街道でも花茎がついて楽しみにしていると、
大量に盗掘された年がありました。
株は減ってしまったのですが、あまの街道のシュンランは今年も花を咲かせていました。
花の時期が終わり、盗掘の危険性もなくなったと思われますので、
3月24日に撮影したあまの街道のシュンランを紹介します。
シュンランは洋ラン、シンビジウムの仲間で、
江戸時代から育種・栽培されている古典園芸植物で、東洋ランの代表的な一つです。
また、花は食用となります。

シュンラン　学名　Cymbidium goeringii　ラン科シュンラン属
北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ブータンに分布する多年草。日の差し込むやや乾燥気味の雑木林や松林などに自生する。

播州清水寺のクリンソウ

白毫寺の帰りに兵庫県加西市の西国三十三観音の第16番札所清水寺に行ってきました。
京都市の音羽山清水寺と区別するため播州清水寺とも呼ばれます。
モミジが有名ですが、この季節はシャクナゲが見事に咲いていました。
そして、クリンソウが見頃でした。

クリンソウ　学名　Primula japonica　サクラソウ科サクラソウ属
北海道、本州、四国、台湾に分布する多年草。山野の湿地や河畔に生育する。栽培されることも多い。

白毫寺の藤と石楠花

兵庫県丹波市の白毫寺へ行ってきました。
九尺藤が有名で連休になれば、混雑が予想されるため、連休前に行ってきました。
堺から約２時間のドライブ、舞鶴自動車道は新緑が美しかった。１０時前に着くと、駐車場も空いていて、楽に駐車できました。

白毫寺は、1,300年以上の歴史を刻む天台宗の古刹で、全長120メートル、幅9メートルの藤棚に咲き誇る九尺藤を見に多くの花見客が訪れます。
九尺藤は４月２５日　午前9時00分現在、五～六分咲きの状態、花芽が70cm～伸びているという発表。
ただ、例年より開花が早いようで、５月３日から予定されていたライトアップが、２８日からに早まるようです。
境内には石楠花がたくさん植えられています。シャクナゲは見頃を少し過ぎた感じです。

ツクバネウツギ

ツクバネウツギはあまの街道で私はこの一株しか確認できません。
毎年、咲くのを楽しみにしています。
花は短い枝の先に二輪一組で開花。萼片は５枚でプロペラ状。
街路や公園、マンションなどの植え込みに多用されているアベリア（＝ハナゾノツクバネウツギAbelia x grandiflora）とは同属です。「アベリア」は属の名前ですが、一般的にはハナゾノツクバネウツギです。

ツクバネウツギ 学名　Abelia spathulata　スイカズラ科ツクバネウツギ属
本州（関東以西）、四国及び九州に自生する落葉低木。日当たりのよい山地や丘陵地に見られる。