今日までそして明日から

散歩道で見つけた自然の移ろいや街の様子、等々

ドクダミ

2018年05月31日 13時29分24秒 | 泉北ニュータウン緑道の植物
堺市南区ではこの時間強い雨が降っています。予報では曇り時々雨、気温は20℃です。
来週には梅雨入りするようです。
梅雨が近づき湿った土地を好むドクダミが目立ってきました。
ドクダミの4枚の白い花弁に見えるものは総苞片で、穂状のものが花序です。
花弁の無い雄しべと雌しべだけの花が多数ついてます。
全体に強い臭気があり、古くから民間薬として利用され、葉を乾燥させてドクダミ茶として利。利用される。

ドクダミ 学名 Houttuynia cordata ドクダミ科ドクダミ属
本州、四国、九州、沖縄。中国、ヒマラヤ、東南アジアに分布する多年草。やや日影の湿ったところを好む。








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ニンジンの花

2018年05月30日 14時48分01秒 | 栽培植物
堺市は朝から雨で気温は21℃、予報では雨は夕方まで続くようです。
大阪狭山市今熊の畑でニンジンが花を咲かせていました。
散形花序が綺麗だったので撮影しました。
種を取るのでしょうか?収穫忘れでしょうか?







ニンジン 学名 Daucus carota セリ科ニンジン属
 野生祖先種はアフガニスタン、中央アジアおよびカフカス地域に広く分布する。アフガニスタンのヒマラヤ・ヒンドゥー・クシ山麓地域が栽培型の成立した起源地と推定される。この地域から西方と東方に伝播された。
 西方へは、トルコに10~11世紀に伝播し、トルコのアナトリア南西部で、アフガン系と地中海地域からイランまで自生している亜種との交雑によって、その雑種後代から新たに欧州系が成立した。その後欧州系はスペインに12世紀、北西ヨーロッパに14世紀、イギリスに16世紀に伝播した。
 東方への伝播は、中国に元時代の初期、雲南を経て華北に入り、華中に普及して、東洋系が成立した。日本には室町時代に中国から入ったそうだ。
日本ではまず中国から東洋系品種が伝わり、明治時代から欧州系品種が導入されて品種改良されたという歴史がある。東洋系品種は細長く肉質が締まってにんじん臭がないという特徴があり、収穫量が少ないことや季節を選ぶため、土地を選ばずに栽培できて1年中収穫できる、太く短く肉質のやわらかい欧州系へと改良されてきた。


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キキョウソウ

2018年05月29日 15時32分22秒 | あまの街道
あまの街道を河内長野市域に入った畔にキキョウソウが咲いていました。
花冠は5深裂し、直径1.5~1.8㎝の紫色。
花は葉腋に1~3個つき、茎の中部以下では閉鎖花となる。

キキョウソウ 学名 Triodanis perfoliata キキョウ科キキョウソウ属
北アメリカ原産の一年草。観賞用として導入され、1911年代に東京に記録がある。福島県以南に侵入分布し、道端や,芝生,畑地などに見られる。






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特定外来生物 オオキンケイギク

2018年05月28日 14時43分37秒 | 泉北ニュータウン緑道の植物
特定外来生物に指定されているオオキンケイギクが泉北ニュータウンやその周辺で見られます。
オオキンケイギクは2006年2月に特定外来生物に指定され、栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されています。
掲載した写真は堺市南区畑で撮影したものですが、成長が早く大きな花をさかせるので、栽培されているわけではないけど、駆除されずに残され年々大きな群落になっています。

オオキンケイギク 学名 Coreopsis lanceolata キク科キンケイギク属
北アメリカ原産の多年草。明治中期に観賞用,緑化用として導入され、日本全国に侵入分布している。道端や,河川敷,荒地などに生育する。









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ギンラン

2018年05月26日 10時19分13秒 | あまの街道
あまの街道で今年もギンランが咲いていました。
5月1日に撮影したものですが、花が終わるまでしばらく置いていました。
ギンランは春の里山を代表するランの仲間ですが、近年個体数を大きく減らしています。
茎頂に数個の白色の、典型的なランの形の小さな花をつけます。
花冠はほとんど開かないのが特徴のひとつです。

ギンラン 学名 Cephalanthera erecta  ラン科キンラン属
本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾に分布する多年草。山地や丘陵の疎林内や林縁に生える。





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