今日までそして明日から

散歩道で見つけた自然の移ろいや街の様子、等々

ニンジンの花

2018年05月30日 14時48分01秒 | 栽培植物
堺市は朝から雨で気温は21℃、予報では雨は夕方まで続くようです。
大阪狭山市今熊の畑でニンジンが花を咲かせていました。
散形花序が綺麗だったので撮影しました。
種を取るのでしょうか?収穫忘れでしょうか?







ニンジン 学名 Daucus carota セリ科ニンジン属
 野生祖先種はアフガニスタン、中央アジアおよびカフカス地域に広く分布する。アフガニスタンのヒマラヤ・ヒンドゥー・クシ山麓地域が栽培型の成立した起源地と推定される。この地域から西方と東方に伝播された。
 西方へは、トルコに10~11世紀に伝播し、トルコのアナトリア南西部で、アフガン系と地中海地域からイランまで自生している亜種との交雑によって、その雑種後代から新たに欧州系が成立した。その後欧州系はスペインに12世紀、北西ヨーロッパに14世紀、イギリスに16世紀に伝播した。
 東方への伝播は、中国に元時代の初期、雲南を経て華北に入り、華中に普及して、東洋系が成立した。日本には室町時代に中国から入ったそうだ。
日本ではまず中国から東洋系品種が伝わり、明治時代から欧州系品種が導入されて品種改良されたという歴史がある。東洋系品種は細長く肉質が締まってにんじん臭がないという特徴があり、収穫量が少ないことや季節を選ぶため、土地を選ばずに栽培できて1年中収穫できる、太く短く肉質のやわらかい欧州系へと改良されてきた。


コメント
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