クロバイはあまの街道の雑木林でも、道から離れた林の中に自生し、常緑樹で葉の色も濃く普段は目立ちません。大型連休のころになると樹冠が花でまっ白になり、葉の色も見えないほどです。
クロバイ 学名 Symplocos prunifolia ハイノキ科ハイノキ属
本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄、済洲島に分布する常緑小高木。低地から低山帯にかけての荒れ地、二次林、天然林などに自生し、大阪府では普通に見られる。
クロバイ 学名 Symplocos prunifolia ハイノキ科ハイノキ属
本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄、済洲島に分布する常緑小高木。低地から低山帯にかけての荒れ地、二次林、天然林などに自生し、大阪府では普通に見られる。
5年前だと思いますが、あまの街道沿いにあった二次林が伐採され、宅地造成が行われました。その時にできた法面でアキグミが生長して花を咲かせています。グミの仲間は根粒菌により空中窒素を固定することができ荒地でも育ちます。造成地や道路の土留め用に植栽されることもあるようですが、自生したもののようです。
アキグミ 学名 Elaeagnus umbellata グミ科グミ属
北海道〜九州の河原や原野、道ばた、川岸など、日当たりのよいところに生える落葉低木。
アキグミ 学名 Elaeagnus umbellata グミ科グミ属
北海道〜九州の河原や原野、道ばた、川岸など、日当たりのよいところに生える落葉低木。
あまの街道は新緑で日陰が程よくでき、快適に歩けます。街道沿いにモチツツジが多数自生し、満開が近づいています。
モチツツジ 学名 Rhododendron macrosepalum ツツジ科ツツジ属
山梨県・静岡県から岡山県までの本州と四国に分布する半落葉低木。大阪南部の丘陵から低山地で普通に見られる。
4月15日にはあまの街道のコバノミツバツツジを紹介しました。あまの街道ではコバノミツバツツジが先々週は花盛りでした。今はモチツツジの時期になっています。あまの街道では個体数は少ないのですが、ヤマツツジも自生しています。ヤマツツジの花も咲いていました。
ヤマツツジ 学名 Rhododendron kaempferi var. kaempferi ツツジ科ツツジ属
北海道南部・本州・四国・九州の暖温帯域全域に生育する半落葉低木。花は朱色、直径4cmほどで花びらの一片に濃い斑点がある。
クサイチゴは泉北ニュータウンの緑道でよく見られます。イチゴの仲間の中でも花が大きく目立ちます。果実は完熟するとよい香りがして甘く、独特な味がして美味いようです。
クサイチゴ 学名 Rubus hirsutus バラ科 キイチゴ属
北海道を除く日本全土、朝鮮、中国、台湾に分布する在来種。日当たりの良い林縁や草地に生育する。
クサイチゴ 学名 Rubus hirsutus バラ科 キイチゴ属
北海道を除く日本全土、朝鮮、中国、台湾に分布する在来種。日当たりの良い林縁や草地に生育する。