昨年の12月に「伊達直人」を名乗る正体不明の人物から、群馬県の児童相談所へランドセル10個が送られたことを皮切りに、全国各地の児童養護施設へ「伊達直人」という匿名の寄付行為が相次いだ。
マンガ「タイガーマスク」の主人公で、孤児院へ素性を隠して寄付をする主人公「伊達直人」と同じ名前であることから、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになったようだ。
幼稚園の頃から、私のヒーローは「タイガーマスク」だった。
この世に生まれてから一番最初に影響を受けたヒーローといって過言でないと思う。
▲当時4才の私
( 着用しているマントは、ロッテ・タイガーマスクガムの懸賞で当たったタイガーマスクのマントです! 宝物でした。ガム嫌い(今も)だったのでガムは、近所のお友達にあげていました。)
マンガ「タイガーマスク」のファンとしては、約40年の月日を経て、再度、マンガ「タイガーマスク」のストーリーの良さが見直されるきっかけとなったのは、うれしいことである。
たかが、マンガとあなどるなかれ。人として生きていく上で大切なメッセージが、たくさんストーリーの中にかくされている。
孤児の施設で育てられていた主人公の伊達直人が、悪役プロレスラー養成ジム「虎の穴」のスカウトに誘拐され、地獄の訓練を経て優秀な悪役レスラーに成長し、本場アメリカ、そして、日本のプロレス界で高収入を得るようになる。
しかし、「虎の穴」出身レスラーは、ファイトマネーの50%を虎の穴に納めることと、悪役レスリングに徹しなければならないルールがある。
日本に帰国した伊達直人は、自分が育った施設「ちびっこハウス」がお金のやりくりに困って、施設存亡の危機に立たされていることを知り、一生涯、虎の穴から自分の命が狙われることを承知で、ファイトマネーを全額「ちびっこハウス」の借金返済に充てることを決意する。
実際は、命と引き替えになるお金(ファイトマネー全額)であるが、親戚の遺産がガッポリ入ってお金に困っていないと、あくまで大金持ちのキザ男として虚勢を張り伊達直人は、恩を着せない。
大切なものを守るときは、命を懸けないといけないときがある。
(滅私奉公・報恩の精神)
反則ではなく、正統派ファイトに徹する大切さ
(人生に喩えているのだと思う)
縁の下の力持ちに徹する覆面ワールドリーグ戦におけるジャイアント馬場先輩(グレートゼブラ)とアジア大会における大木金太郎先輩
(陰徳の精神)
劇中のジャイアント馬場さんがこう言っている。
馬場「きみが名を告げていたら、ぼくは人気とりと思ったかもしれん。名も告げぬ行いこそ本物だ。つまり、よほど、きみは孤児のためにつくしたいのだと思ったのだ。」
タイガー「馬場先輩の美しい心遣いをマスコミに発表させてください!」
馬場「そらそら、さっきから繰り返しているだろう。人間は、名も告げぬ、人知れぬ行いこそが本物だと。」
最初に「伊達直人」を名乗りランドセルを寄付した人が、ここまで波紋が拡がると予想しなかったかもしれないが、今回の「タイガーマスク運動」をきっかけに児童養護施設の待遇改善なども議論されるようになっているという新聞記事を先般見た。
マンガ「タイガーマスク」の物語の根底に流れる「恩に報いる」精神や「陰徳」の心に感銘を受け、心の奥に刻んで生きている人が、この日本には、まだ他にもたくさんいるのがうれしかった。
陰徳をつんでいる人は、実は他にもたくさんいる。
人知れず行うのが陰徳だから、私も知らないうちにたくさんの人の陰徳に支えられているのだろう。
施設の慰問や寄付を継続して行っている人も知っているが、そういう人はマスコミなどには絶対に言わないで欲しいという。
「人知れぬ、善行こそが本物だから」であろう。
私も人知れず、他人のために尽くせる人間になれるように努力したい。
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マンガ「タイガーマスク」の主人公で、孤児院へ素性を隠して寄付をする主人公「伊達直人」と同じ名前であることから、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになったようだ。
幼稚園の頃から、私のヒーローは「タイガーマスク」だった。
この世に生まれてから一番最初に影響を受けたヒーローといって過言でないと思う。
▲当時4才の私
( 着用しているマントは、ロッテ・タイガーマスクガムの懸賞で当たったタイガーマスクのマントです! 宝物でした。ガム嫌い(今も)だったのでガムは、近所のお友達にあげていました。)
マンガ「タイガーマスク」のファンとしては、約40年の月日を経て、再度、マンガ「タイガーマスク」のストーリーの良さが見直されるきっかけとなったのは、うれしいことである。
たかが、マンガとあなどるなかれ。人として生きていく上で大切なメッセージが、たくさんストーリーの中にかくされている。
孤児の施設で育てられていた主人公の伊達直人が、悪役プロレスラー養成ジム「虎の穴」のスカウトに誘拐され、地獄の訓練を経て優秀な悪役レスラーに成長し、本場アメリカ、そして、日本のプロレス界で高収入を得るようになる。
しかし、「虎の穴」出身レスラーは、ファイトマネーの50%を虎の穴に納めることと、悪役レスリングに徹しなければならないルールがある。
日本に帰国した伊達直人は、自分が育った施設「ちびっこハウス」がお金のやりくりに困って、施設存亡の危機に立たされていることを知り、一生涯、虎の穴から自分の命が狙われることを承知で、ファイトマネーを全額「ちびっこハウス」の借金返済に充てることを決意する。
実際は、命と引き替えになるお金(ファイトマネー全額)であるが、親戚の遺産がガッポリ入ってお金に困っていないと、あくまで大金持ちのキザ男として虚勢を張り伊達直人は、恩を着せない。
大切なものを守るときは、命を懸けないといけないときがある。
(滅私奉公・報恩の精神)
反則ではなく、正統派ファイトに徹する大切さ
(人生に喩えているのだと思う)
縁の下の力持ちに徹する覆面ワールドリーグ戦におけるジャイアント馬場先輩(グレートゼブラ)とアジア大会における大木金太郎先輩
(陰徳の精神)
劇中のジャイアント馬場さんがこう言っている。
馬場「きみが名を告げていたら、ぼくは人気とりと思ったかもしれん。名も告げぬ行いこそ本物だ。つまり、よほど、きみは孤児のためにつくしたいのだと思ったのだ。」
タイガー「馬場先輩の美しい心遣いをマスコミに発表させてください!」
馬場「そらそら、さっきから繰り返しているだろう。人間は、名も告げぬ、人知れぬ行いこそが本物だと。」
最初に「伊達直人」を名乗りランドセルを寄付した人が、ここまで波紋が拡がると予想しなかったかもしれないが、今回の「タイガーマスク運動」をきっかけに児童養護施設の待遇改善なども議論されるようになっているという新聞記事を先般見た。
マンガ「タイガーマスク」の物語の根底に流れる「恩に報いる」精神や「陰徳」の心に感銘を受け、心の奥に刻んで生きている人が、この日本には、まだ他にもたくさんいるのがうれしかった。
陰徳をつんでいる人は、実は他にもたくさんいる。
人知れず行うのが陰徳だから、私も知らないうちにたくさんの人の陰徳に支えられているのだろう。
施設の慰問や寄付を継続して行っている人も知っているが、そういう人はマスコミなどには絶対に言わないで欲しいという。
「人知れぬ、善行こそが本物だから」であろう。
私も人知れず、他人のために尽くせる人間になれるように努力したい。
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