令和6年9月22日(日)に愛媛県松山市で「第5回わんぱく相撲女子全国大会」が開催されました。
会場となったのは、観客6000人を収容できる愛媛県武道館。
愛媛県武道館を大会の5日前から貸し切って特設土俵を作りました。
主催は、公益財団法人日本相撲連盟と公益社団法人松山青年会議所ですが、私が理事長を務める松山相撲連盟が「競技協力」という形で審判や運営を責任をもって行いました。
松山相撲連盟だけでは人員不足のため、愛媛県相撲連盟にも協力を要請して、当日は約50名が競技の運営にあたりました。
競技においては、小学4年生の部(個人戦)の兵庫県と神奈川県の選手の取り組みで3分の競技時間(日本相撲連盟審判規程補足に基づく)で決着がつかず、3分の取り直しを繰り返すこと12回(3分✖12ラウンド=36分)という珍事が起こりました。
何回行っても決着がつく気配がなく、小学4年生ということもあり、選手の体力、健康面を心配して、最後は、競技委員長、競技委員と審判長が相談の上、抽選で勝ち負けを決めるという決断をしました。
これで、いきなり競技運営が約1時間後ろに押してしまいましたが、用意していた稚児の土俵入りなどのアトラクションを中止するなどして、進行が滞ることなく、最後はほぼ時間通りに閉会式を行えました。
2年前に愛媛県松山市に招致するプレゼンテーションを行い、松山市で開催することが決定し、大会の資金集めと大会の準備に奔走された公益社団法人松山青年会議所のメンバーには心より敬意を表します。
その中心となって、がんばった。女性実行委員長の橋本若菜実行委員長(松山青年会議所特任理事)には、相撲関係者を代表して心より感謝申し上げます。