矢作川河口の堤防の上から、辺り一面土色の畑を見ながらペダルを漕いでいると、今は人参の種蒔時期だなと、直ぐ分る。何処の畑も、広く平らな畝で仕切られているからだ。そんな中で緑色が残っているのは、里芋畑と落花生畑だ。今朝みたいにピーカン照りの青空に、秋の透き通った朝日が横から差している時は、里芋の葉の表面の濃い緑の中に、ある割合で裏側の銀色が光って見えて、そのコントラストが面白い。この風景をヘナチョコカメラで撮ってみたが、目で見た微妙な面白さは、とても写し撮れなかった。その代わり、ムキになって撮っているジジの影法師が細長く、スマートに写っていた。横から差す朝日のお陰だ。里芋畑は思い通り撮れなかったが、影法師ながら、ジジのブログへのカミングアウトと相成った。
走行データ D:25.50 T:1.26.21 A:17.7 M:34.3 O:26436

走行データ D:25.50 T:1.26.21 A:17.7 M:34.3 O:26436
