朝だけは、空は高く、抜けるほど青い。しかし、秋本番みたいに360度ピーカン日和というわけではない。矢作川堤防道路を走っていると、東の空はチョッと雲って、幡豆の山がぼんやり見える。折り返して西を見ると、これが嬉しくなるほどの晴れようで、1年中見たことも無いような、鈴鹿の山並み?までうっすら見える。こんな日は、空の色を映して海はコバルトブルーに染まっている筈だ。下流に向かって、ペダルを踏む足に力が入る。海岸道路に入り、最先端の波除け堤防を乗り越える梯子を登ってみると、知多半島の先端が手に取るように近くに見える。海上交通も朝のラッシュ時らしく、色とりどりの船の往来が激しい。何時もは止る事もないこんな所で、西半分の空の青さに引かれて、小休止をしてしまった。帰りは、東の薄雲が流れてこないか気にしながら走った。西も東も、何処もここも日本晴れの、秋本番が早く来て欲しい。
走行データ D:25.10 T:1.23.27 A:18.0 M:34.4 O:26488
走行データ D:25.10 T:1.23.27 A:18.0 M:34.4 O:26488