青空の下、気持ち良く走っていると、コース半分辺りまで来た時、少しずつペダルが重くなり出し、ついにタイヤがガタガタ言い出した。今日は後輪がパンクした。仕方なく、自転車を引いて帰り、朝食後パンク修理をした。先日の前輪のパンク同様、小さな尖った鉄片が食い込んでいた。誰かが、撒き菱でもしたような形をしていた。午後、久し振りに、真上からの太陽を浴びながら、再び走りに出た。堤防道路から見る河原の景色は光の関係で別のコースみたいだ。そして、どこまでも広がる葛の蔓の中に、紫色の小さな何かが見えた。エッ、ひょっとして葛の花?。急停止して河原まで降りててみると、何処にも此処にも葛の花が。この景色、上から毎朝見ていたのに気が付かなかった。日中の真上からの太陽に照らされて、花が光って見えたんだ。ならば、もう少し先の竹薮にも葛の蔓が登っていたなぁ。そして、ありました。竹を満月に撓らせた葛の花が。
走行データ D:28.15 T:1.40.43 A:16.7 M:32.3 O:26661



走行データ D:28.15 T:1.40.43 A:16.7 M:32.3 O:26661


