狭い庭の一番奥の方で、チラチラと赤い葉っぱが見え隠れしている。以前、お母さんが何かの日のお祝いに、カブレノ木のミニ盆栽を貰った。喜んだのも束の間、お決まりコースで、そんな小鉢の手入れが出来る筈もなく、あえなくダウンしそうになった。仕方がないので、水遣り間隔を伸ばすべく少し大きめの鉢に植え替えた。あれから2・3年になるだろう。奥からそいつを引っ張り出してみたら、ブログで教えて貰った様に、鉢サイズに合わせて生長してしまったようだ。八方に張り出した葉っぱの1枝だけがハゼ特有の真っ赤に紅葉していた。他の葉っぱは綺麗な緑で、見ようによってはそのコントラストが中々綺麗だった。それにしても、どうしてこんな事になるのだろう。ささやかな紅葉を楽しんだ。が、実は、もっと手入れしてくれのサインなのかも。