近頃の田圃は、農業屋さんにお任せして作ってもらっている場合が多い。決められた肥料やり、決められた草刈りと、必要最小限の手入れで、最大の収穫を狙っている。だから、畔草が綺麗に刈り取られている田圃を見るのは極稀である。ところが、この極稀な田圃がジジの自転車コースの脇にあって、毎朝、この田圃の横を通るたびに、気持ちが引き締まる思いだ。子供の頃の、何処もここも綺麗に手入れされた田園風景のイメージが頭に浮かんでくる。手入れされた田圃は、稲の背丈がキチッと揃い、波打っていない。この田圃も、その例に洩れず、切り揃えたように稲の背丈が揃っている。見ようによっては、田圃全体が大きな四角いパンケーキみたいだ。自分の手で世話をする、この田圃の持主の昔ながらの勤勉さが見てとれる。田園風景百選というのがあるなら、推薦したい。と写真を撮ったが、PCに取り込んでみたら、右上に、誰が持主か、雑草伸び放題の田圃が1枚。トホッ。
走行データ D:25.51 T:1.28.27 A:17.3 M:33.8 O:26686

走行データ D:25.51 T:1.28.27 A:17.3 M:33.8 O:26686
