雨間を縫って

昨日、ババが止めるのも無視して、憩いの農園から帰った後、直ぐ自転車に乗った。結果は、ババの予言どおり、頭からびしょ濡れになってしまった。今日も同じ様な天気で、降ったり止んだりだ。昨日のびしょ濡れ一式の洗濯物が乾かないと、ババはブツブツ言っている。で、今日は「走ろうか、止めようか」。午前中様子を見たが、ヤッパリハッキリしない。考えていてもしようがない。雨の止み間を見つけて走り出した。矢作川の水は土色の濁流で川幅が広がっていた。雲の動きは早く、遠くのあの黒雲の下では、土砂降りだろう。昨日、頭からずぶ濡れになったのは、あんな雲が頭の上にやって来た時だった。今日も掴るかな。チラッとババの呟き・「洗濯物が乾かない」が頭をよぎった。此処は一つ逃げるしかない。慌てて何時ものコースを外れて逆方向へ走った。辛うじてセーフ。


走行データ D:28.76 T:1.40.15 A:17.2 M:33.4 O:32110