ジジは蔓性の雑草は、金輪際家に持ち込まないようにしている。ヤブガラシで苦労したからだ。ところが、以前、ババがノブドウの苗を何処かから貰って来て植えると言いだし、もめにもめたことがある。結果、植木鉢ならばということで、決着を着けた。あれから2・3年経つ。今年は花が咲いて、ババのいう、深い緑の葉っぱと、赤い蔓が風に揺れて、涼しそうな雰囲気を出している。今朝、その葉っぱの上に小さな雨蛙が2匹仲良く並んで休んでいるのを見つけた。昼食後、外でババが「大きな芋虫!」と、騒いでいる。庭に出てみると、今朝見た蛙達の直ぐ近くで気味悪い色の大きな芋虫が、ノブドウの葉っぱをバリバリと食べていた。小さな幼虫なら、蛙の好物だろうが、此処まで大きいと、2匹掛で立ち向かっても芋虫はビクともしないだろう。それどころか、葉っぱを食べ尽くす勢いだから、蛙達の休む場所がなくなるだろう。ジジはというと、葉っぱが無くなれば、ノブドウは枯れるだろうと、変な期待を掛けている。それまでに芋虫は蝶になるのか、蛙は何処へ行くのか。本当にノブドウは枯れるのか。色々複雑な話になって来た。願わくば、ババが芋虫退治をしないことを。
走行データ D:25.40 T:1.29.50 A:16.9 M:33.8 O:32621



走行データ D:25.40 T:1.29.50 A:16.9 M:33.8 O:32621


