FPの胃袋 ~FP・社労士 川部紀子のブログ~

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士 川部紀子の腹の内。

FP・社労士事務所 川部商店

確定拠出年金に参入の楽天証券、ラインナップにセゾン投信!

2016-09-07 | ブログ
私のように確定拠出年金(DC)の業務に携わっている人間や、その他一部の方にとって、
ちょっとしたトピックだった「楽天証券」の個人型参入。

その楽天証券の商品ラインナップに、
セゾン投信の商品が入るようです。
これは、楽天証券DC参入以上のトピックなのです。

セゾン投信、個人型の確定拠出年金参入 楽天証券と(日本経済新聞電子版)

楽天証券が個人型DCでセゾン投信と組む理由
公務員や主婦等1300万人以上の顧客奪い合い(東洋経済ONLINE)


トピックというのも、セゾン投信は「直販」というスタイルで投資信託を販売しています。
これは、どこかの証券会社や銀行を通さないのが特徴です。

かつて、ゆうちょ銀行とセゾン投信が業務提携というニュースでビックリした記憶がありますが、
結局、ゆうちょ銀行で販売することはなく、
ゆうちょ銀行でセゾン投信がセミナーを開催したりという不思議な関係が続いています。

どうやら、ゆうちょ銀行はセゾン投信の株主になっていて、
ライバルともいえる会社を株主として応援しているらしいです…。
まぁ、とにかく、この提携によっても「直販」スタイルは崩れなかったわけです。

それに対して、今日のニュースは、個人型の確定拠出年金の窓口として「楽天証券」を選べば、
セゾン投信の商品を選ぶことができるというのです。

楽天証券に販売手数料が入るわけではないので、直販スタイルが崩れたとまでは言いませんが、
セゾン投信や業界にとっては、ものすごい大きな動きだと思います。

セゾン投信は直販スタイルだけでなく、
扱っている2つの商品が、投資信託の有名な「賞」を受賞していてかなり人気があります。
それがここに入ってくるとは、
・楽天証券やるなぁ
・あのセゾン投信が?
というふうに話題になっています。

個人的には、
改正によって、確定拠出年金の拡大を考えると、
メジャーな「楽天証券」と大人気の「セゾン投信」が組むのは良いと思います。
さて、結果はいかに!
↑台湾太りを解消すべく、小さなお弁当です。

あー、足りない!