配偶者控除がなくなる！専業主婦がいなくなるとき

来年からは配偶者控除がなくなる！
という話になっています。

扶養の範囲内で働いているとか、無職の専業主婦や専業主夫である場合、
配偶者の所得税、住民税が優遇されていました。
ちなみに、年収500万円の場合は配偶者を扶養していることによって、
年間7万円少し優遇されています。

その優遇が無くなってしまうので、
かなり大きな打撃です。

この国にはお金が足りません。
どこから引っ張ってくるかという話になると、
優遇されている人から！ということになります。

そうなると、どうしても専業主婦が挙がるわけです。

それと、
女性の社会進出の促進という狙いも。

専業主婦の優遇を奪ってしまって、
「メリット無いなら働こうっと！」という女性が増えたらいいよね。
ということです。

そんなノリで、
専業主婦から外で稼ぐ女に転身する人が、いったいどのくらい世の中にいるのかが問題ですけどねぇ。

でも、もしも結果的に女性の社会進出が著しく進んだら、
その経済効果たるや絶大だと思います。

女性の力が家庭に眠っている可能性はとても高いので、
そのたくさんの力が外で発揮されれば、
景気を大きく動かすほどの力もあると思います。

そういう意味では、女性の社会進出には本気で賛成です。

でも、そのためには、法律をポロッと変えるだけではなく、
女性の意識を変える必要もあると思います。

例えば、
・私は何もできないと思っている
・立派な学歴を隠して謙遜している
・資格や過去の優秀な職歴を封印気味
・今さら仕事も面倒くさいと思う
・夫が家のことや子育てをやるわけがないと決め付けている

こんな意識をちょっと転換してほしいと思います。

「あなた、めちゃめちゃ、すごいんですよ！！」
って、私が教えてあげたいです。

そして、男性の意識も超重要。

・奥さんは、実はすごいんです。
・もしかしたら、あなたより稼げるんです。
・あなたよりコミュニケーション能力も高いんです。
・あなたより精神的に強いんです。
・家事と子育てのみを担当してもらうのは、
宝の持ち腐れかもしれません。

そんなことも考えてほしいと思います。

こんな男性を量産したのは、
何でもやってくれる専業主婦のお母さん達、
って側面も大きいんだよなぁ。

どこかで、それを断ち切らないといけないと思うんだよなぁ…。
朝からウニとマグロ中落ち丼（ミニ）を食べてごめんなさい。