角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

#212 「どうして日本が日本人を助けられないんですか?」・・・映画『海難1890』

2017-09-03 06:22:56 | ぶらり図書館、映画館
在外邦人救出が必要となる現実に対して、今日なら、私たち日本人は一致した見解を持てるでしょうか。 . . . 本文を読む

#193 書庫の片隅から『この世界の片隅に』。こうの史代さん原作コミック

2017-04-16 07:24:57 | ぶらり図書館、映画館
何気ない日常を淡々と描いているのですが、しみじみとくる場面が時々紛れ込んでる、油断ならないコミックです。真に「反戦・平和」を願うなら、直接ソレを叫んだり、大勢で練り歩いたりするのは、やっぱり、ちょっと違うよなあ、と改めて思いました。 . . . 本文を読む

#184 『帰ってきたヒトラー』・・・それは「運命」それとも「神意」?

2017-01-22 06:48:33 | ぶらり図書館、映画館
第二次大戦前夜と雰囲気が似ていると言われる今日、ヒトラーもどきが現れる危険は増したのかもしれない。けれど、情報環境が全く違う現在、ヒトラーもどきが長続きすることもないだろう。と、私自身は楽観してます。 . . . 本文を読む

#175 豊橋日独協会 ドイツ無声映画祭『メトロポリス』 gooでした。

2016-11-27 06:55:08 | ぶらり図書館、映画館
「1927年においてこれを撮った監督は素晴らしい」という評価は、ひょっとすると現在に生きる者の傲慢な物言いで、むしろ「人間なんてそんなに進歩するものじゃない」っていう方向で捕らえるのが正解かもしれない。と、そんなことを、ふと思ったりもしました。 . . . 本文を読む

#174 『君がくれたグッドライフ』・・・一般論じゃ語れない「イキカタ」

2016-11-20 07:18:34 | ぶらり図書館、映画館
「どう生きるか」というのは「どう死ぬか」というのと似ていて、「死に方」とは「逝き方」であり「生き方」でもあるのだろうなあと思ったりして・・・ . . . 本文を読む

#170 『イエメンで鮭釣りを』・・・実際ありそうな話になっているところがスゴイです。

2016-10-23 06:56:22 | ぶらり図書館、映画館
イエメン(アラビア半島)に鮭を導入するなんて、それはまあ、はなはだ荒唐無稽な話なのに、リアルにありそうな話にしてしまっているところがスゴイなあという、そういう「小説」です。 . . . 本文を読む

#165 ソレはそれだけじゃない・・・『誤解だらけの遺伝子組み換え作物』

2016-09-18 06:32:49 | ぶらり図書館、映画館
編者の小島さんに倣って、原子力発電とか、放射性物質とか、あるいは沖縄とか、色々、誤解を解こうとする記者が現れると良いんですけどね。 . . . 本文を読む

#154 『威風堂々の指導者たちー昭和人物史に学ぶ』に、学ぶ。

2016-07-10 07:09:06 | ぶらり図書館、映画館
指導者の質を見抜く眼力を高めるには、いま大衆の面前に登場する人物を見るだけでなく、歴史をかえりみ〈先人に学ぶ〉ことが不可欠である。-『威風堂々の指導者たち 昭和人物史に学ぶ』(芳賀 綏)より . . . 本文を読む