さて、先日(日曜日)、リード・メイキングに久々都内に道具持参で行ってまいりました。。(リンク先に メイキングツールをご紹介しております。)
メイキングツール
今回は、今年初春に出会った方にお伝えしよう、というのがメインと、昨年春にメイキングご指導いたしました演奏家の方とのリード・メイキング。。
ひとまず、昨年度から黙々と鍛錬されてこられた演奏家さんに、指導権をお譲りし、kazはうとうとお二人がされているメイキングを拝見。。
kazは、ご質問無い限り静か~にお二人のされるのを眺めつつ、重要ポイントのみご説明いたしました。(今回は、kazは、道具一つバックから出しませんでした。演奏家さんのやり方を尊重したかったので…)
その一部を、このブログにもご案内程度に記事いたします。
(先日のメイキングの際にはもっとあっさりと さわり 程度の解説しかいたしませんでしたが…)
その前に、
この種のリードは、作り慣れてきますと、
1.仕上げの削りの段階で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。
という感覚から、
2.組み立てている段階で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。
そして、
3.製作前の 計画の段階 もしくは 次の 材料を三日月型 に削った段階 で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。
という感覚経過をたどる様に実感しています。
実際、演奏家さん方々が 使用できるリードを製作するにあたり、
1.~2.までの理解があれば十分ではないかなぁ~というのが感想です。
さてさて、kazが、今回、ちょっとだけアドバイスをいたしましたのは、リードを組み立てて、なぜ数日から数ヶ月寝かして置くのか?
でありますが、
これは、木材を扱う木造をやっていると大前提として取り上げられる経験からの考え方と重なります。
これは、後にkazのHPのリード?メイキングツールの欄にも記載いたしますが、「材料の動き の 2」に該当します。
日頃の生活経験の中で、以下の様な事がありますよね。。
ある日、本棚を買った。
その本棚に沢山本を詰め込みます。
数年後、本棚の棚板は、たわみ
、下へ垂れる様にたわみます。
それから、古本として棚から下げます。
しかし、「棚板は垂れたまま 」です。
これを木構造に例えれば きりがない程工夫があります。が、これについては割愛します。
これが、リードを組み立てて 寝かす の意味で、この「クリープ現象」を利用してリードを組み立てます。
これは、特定の音域と音色に影響を与えます。
と、kazは この辺りの御説明をさせて戴くに差し控えました。。
とにかく、演奏家さんは、メイキングをご自分のものとして確かな手応えを感じていらっしゃる様でした。。
また、初体験の方も 要点だけ 気をつけていらっしゃれば必ずご自分の納得できる感じを掴めると思います。。
という訳で、先に触れました様に たまには kazのリード・メイキングツールをきちんとご紹介します。
以下のリンク先に画像と説明記事が(と言っても説明記事は、現在の所まだ不十分ではありますが…)
ご興味のある方は是非、覗いてみてください。
改めて