kaz'S Log

by kaz'S Metry

忙しやぁ~(^^&#59;&#59;

2013-09-25 00:39:40 | 思い立ったが何とやら
連休明けからまた、ひどく忙しくなってしまった。
家業の方の事務所登録更新である。。
すっかりギリギリだ。
明日は、朝から資料を作り、明後日には役所に出掛けなくてはならない。

さらに、宮大工の師から電話があり、次の予定をたて、先日の出版社とのやりとりに我々は意気投合しながらも、徹底して 掘り下げてゆこう!と、話が弾んだ。。

さて、子供の運動会も控え、さらに下の子がギターをやりたいというので、この盛りだくさんぶりに、ワクワクしながら明日も大忙し。

そして、紙ヤスリに代わる植物を自家栽培する予定であります(^^;;
やっぱり、やらかします。得体の知れない事を…

では、また明日~

あ!多面体創り、忘れてましたね~(^^;;
ハハハ~(^^;;



寝しなに思う事…

2013-09-21 02:53:24 | 僕が僕自身であるという事
うとうとしながら、ぼんやりと…
やぼ用ばかりが続く一週間でありました。。

ゆる~く ブログ。。

つくづく、kazは、人なつっこいのに、人付き合いが苦手なのかな?なぁ~んて思ったり。。
でも、随分と のんきにやれるようになりましたが…(^^;;

がしかし、何か始まるとトリップします。
(≧∇≦)  異常な集中力は定評がありまして…幻まで顕れるは、インスピレーションに突き動かされ…

がまたしかし、これが不思議な事に、妻子が 呼ぶんですね…これまた幻が…(^^;;

で、我に帰る。でまた気がつくと、すっかりスッキリ何かを得て…

つい最近、これは、ちょっと気になっていた木造建築技法に関する事を調べてまして…それは、学校さんで使用されてるテキストでした。それ を本棚から引っ張りだしながら…やっぱりありました!
お目当ての探してる技法について記述がありました(kazにはこういった偶然?が引き寄せられます。kazが引き寄せられてる様に感じますが…いや、著者が呼んだろ?)。で、ところが、そのお目当て内容に関しても、大体の処は理解済みでしたから、今更確認と同時に新しい発見があるかもしれない、なぁ~んて思ってた。

ところが、やや 変な感じがしたと思ったのが先か、トリップしたのが先か?(^^;;

今思い返すとですが、約、3日間、殆ど記憶が無い程没入してた。。

で、とにかく変な感じがするものですから、自作でもっと解りやすい(飽くまでkaz自身の為に)図解を描いてみた。
すると、やはり、書物と合致しない。

さすがに、3日目の深夜に不思議な夢をみまして、4日目の朝、夢で見た通りに出版社に電話いたしました。

すると、毎度お馴染みの結論を戴き、ホッとしました。

丁度、そのページの図解と解説記事は難解で新版ではカットされている、との事。
その理由は、学校さんの先生方にとって指導テキストにしては難し過ぎるとの意見が集まったから、とか…

しかし、kazが感じたのは、この書物全体のバランスが悪く、至極初歩的な部分があったかと思えば、突然、高度な解説があり  、有る意味では勉強になるなぁ~と思いきや、また突然、一見初歩的だが実は奥深い技法だからきちんと解説して欲しい部分(今回kazが探していたそれ)の 実は、図解に誤りがありますよ!とハッキリ申し上げました。
先方は、あ!それでテキストからカットされたんです。。 とか…。
カットする前はひどく混乱していたとの事…。現在の新版では、問題の技法についてはスルーしてしまっていると…

さらに、kazがご指摘したのは、ひょっとすると 著者は、優れた技術者かもしれないが、論理的に理解していないだろう。。と呟きますと、先方は、その通りです。技能検定員でなく、ただの伝統的な職人さんだと言われた。

この言い方に、解せないkazは更に、肩書きなど無い職人さんでも、論理的に理解し、これぐらいの解説ぐらいできるひとは、わたしの関わってるグループには周囲におります。(実際は、日本中の検定員に御指導されてる偉人達であるが)
現にこれぐらいならわたしでさえ、解説できますが…と申し上げると…

ここからはもう、出版社の方もいろいろ謝罪してくださり、どちらの学校の先生ですか?とか語りながら、やはり、全体の流れの悪い書物だったらしく、講師陣も大変苦労した経緯があったようだ…

kazは、とにかくすっかりこの3日間のこの、あらゆる視点から考え抜いて描いた自作の解説図面がまた自作資料となってかさばるのは嬉しいやらなんというか…
今回は、図書券はいただけなかったけど、スッキリ謎が解けてよかったね。(^^;;
と自画自賛…(._.)

なんだか、いつもいつも、孤独な歓びにあるのですね…さみしいものです…






リードメイキング計器追加と極意

2013-09-16 19:47:19 | Sound...音
台風で風が凄いですね。。

先ほど、半年掛かりで出来上がりました計器がまた一台追加~。

この特注品は、もちろん計器世界的ブランドメーカーに依頼。
鉋削りの大会使用モデルの約二倍の金額しました^_^

N値も、ケーンの繊維をいたわる様にソフトに調整してあり、かつ、測定度毎のケーンへの測定圧も一定。ですから人為的な測定ミスが起きません。
また、先端部は、シャープペンの芯先太さの球体。
リード製作には、感覚 と照らし合わせるに相応しい計りが必要となります。

{FBD643D7-F5F8-4E20-A4F5-A0D6365B0EDE:01}


{E1983645-2E7C-46EC-B310-44701FA49F42:01}

ワクワク~します。

また、ここからは、飽くまで「kazの場合は」ですが、仕上げの紙ヤスリは、算定目標0.1~0.05ミリ手前からしか使用しません。
というのにも意味があります。

ギリギリ手前まで、鑿で鉋の様に削り、鏡の様に繊維自体の皮膜を創らせようとしていきます。

つまり、繊維自体の 防水 と その繊維質保持 の為です。(これ以上については この場ではご紹介できませんが)、紙ヤスリさえ使用しない場合もあります。 植物系の素材で かつ、 逆目 及び 繊維切れ したものだけを落としてあげるようにします。

なぜなら、繊維に対して人工的な硬石質粒子の紙ヤスリが 相性の合うわけはありません。

いくら細粒子に切り替え磨いたとて 繊維を 傷付け 潰している に他ならない。

また、材を いたわる様に 考え 繊維方向以外の左右方向に振らない。
(その為に、ブロックも横振れ防止に改良してあります)

そして、材料を上下に組まない。 

元口、末口を読む。

ここまでが、材料に対しての礼儀。

そこから先は、全部、向こうから 応えてくれる。。

また、道具の 刃物の刃先には 研ぐ時以外触れない。(一度も触れた記憶はありません)

材料を 破棄する際は 材料の力に負け を認めて捨てる。

きちんと 拭き掃除までを終えて メイキングを終える。

道具を 毎回 手入れする。

ここまでが、材料 と 道具 の力を借りて 創る という事。。

「KAZが、自分でリードメイキングしている時は、以上の事を大前提に やっています」と、ご紹介しました。

ただ、そういう 当たり前 の事を しています。


代々、職人の家系の為、「敷居は踏まない」とか、「廊下は静かに歩く」とか、「道具や材料を室内に置く場合は、直置きをしない。必ず 座布団を敷く」とか、「他人の道具に触れない」とか…

こういう気持ちが、独りで取り組んでいる時は いつでも 在ります。。
ただ、当たり前の事が、珍しい事 になりましたね…。。ハハハ…。。(≧∇≦)







日曜日。。

2013-09-08 23:00:30 | 思い立ったが何とやら
本日は雨降り日曜日で、まったり過ごせました。。

一昨日、昨日は何年間もの間お世話になってる演奏家さんとメールをしたりしながら、一緒に成長できてる確認ができた様な思いでした。
いずれは、窓口になっていただけたらなぁ…と思いました。。

さて、先週は、実は、竜巻被害が凄かった…
ブログる暇もなかったです。
数分も車を走らせれば、一部、家屋が吹き飛ばされていたり…

停電は午後2時過ぎから10時過ぎまで。

震災直後に準備した発電機大活躍。

とにもかくも、何やら不穏な天候はまだまだ続きそうな予感…



楽器リード・メイキング 2013

2013-09-03 21:28:52 | 楽器リード
さて、先日(日曜日)、リード・メイキングに久々都内に道具持参で行ってまいりました。。
(リンク先に メイキングツールをご紹介しております。)

メイキングツール


今回は、今年初春に出会った方にお伝えしよう、というのがメインと、昨年春にメイキングご指導いたしました演奏家の方とのリード・メイキング。。

ひとまず、昨年度から黙々と鍛錬されてこられた演奏家さんに、指導権をお譲りし、kazはうとうとお二人がされているメイキングを拝見。。

kazは、ご質問無い限り静か~にお二人のされるのを眺めつつ、重要ポイントのみご説明いたしました。(今回は、kazは、道具一つバックから出しませんでした。演奏家さんのやり方を尊重したかったので…)

その一部を、このブログにもご案内程度に記事いたします。
(先日のメイキングの際にはもっとあっさりと  さわり  程度の解説しかいたしませんでしたが…)
 
その前に、

この種のリードは、作り慣れてきますと、
1.仕上げの削りの段階で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。

という感覚から、

2.組み立てている段階で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。

そして、

3.製作前の 計画の段階 もしくは 次の 材料を三日月型 に削った段階 で とりあえず3オクターブまでの音が確保(鳴る)かが判る。

という感覚経過をたどる様に実感しています。

実際、演奏家さん方々が 使用できるリードを製作するにあたり、
1.~2.までの理解があれば十分ではないかなぁ~というのが感想です。


さてさて、kazが、今回、ちょっとだけアドバイスをいたしましたのは、リードを組み立てて、なぜ数日から数ヶ月寝かして置くのか?
でありますが、

これは、木材を扱う木造をやっていると大前提として取り上げられる経験からの考え方と重なります。

これは、後にkazのHPのリード?メイキングツールの欄にも記載いたしますが、「材料の動き  の  2」に該当します。

日頃の生活経験の中で、以下の様な事がありますよね。。

ある日、本棚を買った。
その本棚に沢山本を詰め込みます。
数年後、本棚の棚板は、たわみ
、下へ垂れる様にたわみます。

それから、古本として棚から下げます。

しかし、「棚板は垂れたまま 」です。

これを木構造に例えれば きりがない程工夫があります。が、これについては割愛します。

これが、リードを組み立てて 寝かす の意味で、この「クリープ現象」を利用してリードを組み立てます。

これは、特定の音域と音色に影響を与えます。

と、kazは この辺りの御説明をさせて戴くに差し控えました。。

とにかく、演奏家さんは、メイキングをご自分のものとして確かな手応えを感じていらっしゃる様でした。。

また、初体験の方も 要点だけ 気をつけていらっしゃれば必ずご自分の納得できる感じを掴めると思います。。

という訳で、先に触れました様に たまには kazのリード・メイキングツールをきちんとご紹介します。

以下のリンク先に画像と説明記事が(と言っても説明記事は、現在の所まだ不十分ではありますが…)

ご興味のある方は是非、覗いてみてください。
改めて