kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

モイツァ&スザンナ、“スロベニア”のグリとグラ!

2010年08月28日 | 「夏」の彩り
どうやら昨日記事を書いたことで、カルチャーショック呪縛(?)から、
少し解放されたような気分・・。
“スロベニア”からやって来た、モイツァ&スザンナさんのことを
今日はもう少しだけ書いておこう。

と、その前に、“スロベニア”という国はどこに有って、どんな国なのか?
歓迎会の参加者のためにグリさんが(いつの間にか!)用意されていた資料から
引用させてもらって解説しとこう。

『皆さん、スロベニアをご存知ですか・・・知らない方は今日しっかりと
覚えてくださいね。スロベニアはユーゴスラビアから1991年に独立した国
(スロバキアと間違わないように!!)
西にイタリア、南と東にクロアチア、北東にハンガリー、北にオーストリアと
接する。南西にアドリア海に面している。ハンガリーと同様、
なんと隠れた温泉国!!
国の半分が石灰層でカルスト台地が広がる、ヨーロッパ最大の鍾乳洞が有名。
国土は四国ほど、人口約200万人(ちなみに長野県ほど)』

もう1枚資料が有り、それには地図も。
それを見ると、あの長靴形をしたイタリアの右上根元奥(う〜む、苦しい表現だ・・)
といったようなところに有り、小さくとも美しい自然に恵まれた
国のようだ。



そういえば、歓迎会の夜は天気も良く、グリさんの家のデッキから
ちょうど綺麗な満月が見えていたので、モイツァ&スザンナの二人を
手招いて、「ほら、日本の満月だよ!キレイでショ?」と自慢して見せた。
ところが、「はい、きれい。でも日本の星はあまり大きくない・・
どうして?町が明るいから?」と聞かれ、
「うん、そうだね。日本の街は明るすぎるから・・
きれいな星を見るために、日本では田舎や山へ行って見たりするんだ。」と答え、
“彼女達の国の夜空は、星がきれいに見える美しい国なんだなあ。”と
逆に羨ましい思いにさせられたのだった。



ところで、モイツァさん達との会話をこんな風に書くと、
「おっ、kazさんは他国語が話せるのか?」と思われるかも知れないが、
そんなはずは有る訳も無く、種明かしをすると、モイツァ&スザンナの二人が
日本語がとても上手だったからなのだ!
というのも、二人は現在日本に留学中で、日本語・日本文化などを学んでいるらしく、
あまり深く話し込むと、正しい日本語も日本の文化も知らない僕などは、
逆にポロリとボロを出してしまう事になるのでは?と、
用心しながら話さねばならないほどだった・・。

「どうして日本に曵かれた?」という皆の質問にも、
二人とも「日本語の美しさ!」と答えた。切っ掛けは?と聞くと、
「ジブリ、ミヤザキ・・のアニメを見て。」との返事で、
これには皆「へ〜〜?」。
「なるほどそうで有ったのか!宮崎駿のアニメは映像だけではなく、
日本語もまた美しいものであったのか!」と、一同これまた逆に
気づかされる始末・・。

そんな話をしている最中、彼女達はきちんと正座。
誰かが「え?正座、大丈夫なの?私なんかとてもムリ!
どうぞリラックスして。」と気遣うも、
「20分くらいなら平気です。」との答え。
それにも感心させられ、「へ〜、凄いわね〜!」と言うと、
「私、合気道してます!」とモイツァさん。
スザンヌさんは「私は柔道、してます!」
「へ~~~!?」・・・。

やれやれ、
なんだかもう、どっちが日本人やら外国人やら?・・・(苦笑)
カルチャーショックの呪縛の原因は、
そんなところにも有ったのかも?

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遠い国から仲良く日本へやって来た二人は、
まるで“スロベニア”のグリとグラ!

この二人に、いつまでも愛される日本でありますように・・。




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終えて始まる、新たな歩み。

2010年08月27日 | 「人」の彩り
先日25日、“世界遺産の道・サンティアゴ巡礼道800km”を出版されたグリさんの家に、スロベニアのモイツァさんとスザンナさんの二人の女性が泊まり掛けでやって来た。

モイツァさんはグリさんがサンティアゴ巡礼時に出会い、その旅の前半を共に過ごした仲間。スザンヌさんはそのお友達。



二人ともまだ25歳の美しい女性なのだが、この二人の年齢を足すと、
ちょうどこの間誕生日を迎えたばかりの僕の歳と同じで、
ちょいとばかり、軽くショック



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この二人が、グリさんのご自宅に来るまでの流れと、
当日グリさんの所で開かれた歓迎会での二人の様子や
楽しい会話などを書こうと思ったが、
そうなると、あれもこれも!と書きたい事がたくさん有り過ぎて、
どうにもうまく、まとめられそうに無い。

いや、もっと正直に言ならば、
これは外国人慣れしてない僕の、良い意味での
カルチャーショック状態のせいなのかも??

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それはそうと、グリさんのサンティアゴ巡礼は昨年5月の話。
800㎞を僅か50日間ほどで無事に歩き終え、
その物語は感謝と感動の内に終わったはずに見えた・・。

ところがどっこい、それは違った!

グリさんの中で、その旅は今も尚、続いているのだ!
モイツァとスザンナさんの二人がグリさんを訪れた事もその証。
また、近頃は鹿児島・関東方面を行ったり来たりと忙しい。
依頼が有ればサンティアゴ巡礼の体験をもとに講演も行っていて、
数日前には新聞の取材も来たのだとか・・。

もしかしたら、巡礼の道のりを歩き終えた者だけが歩むことができる、
また新たな道のりを進み初めているのかも知れない・・。
最近のグリさんを見ていると、それは何だか自然とわかる。

このごろのグリさんは、“その言動に一分の隙無し!”

オソロシク、そして深く優しき人なのだ。


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深夜3時の「おめでとう!」

2010年08月21日 | 「想」の彩り
20日の深夜3時・・。
蒸し暑さのために目が覚めたついでにトイレに。
そこへちょうど娘も起きて来たのが足音でわかった。
娘(小6)がドアを開けようとするので、
「あ、ごめん、今入っている!」と中から言うと
「え~っ?」と、ドアの外でがっかりした声・・。

けれど、そのすぐあとに気を取り直したようにこう言った。
「お父さん、お誕生日おめでとう!」

“あ!そうか、もう日は変わって8月20日。自分の誕生日だっけ?”と、
気づかされ、娘に笑いながら「ありがとう」を。

夜中の3時にトイレの中と外とで、
「おめでとう!」と「ありがとう!」の
挨拶を交わしている親子というのも、何だか妙なもんだな〜、
と思いながらも、娘の咄嗟のその挨拶は
やっぱり嬉しかった・・。

夕方になり、携帯にメール。
大口の義妹からで「お誕生日、おめでとう」のメッセージ。
ちゃんと覚えていてくれたのだなあと、これまた感謝。
“何歳になりましたか?”と、書かれてあったが、
それには答えず、「ありがとう!」の気持ちで返信。

そのあと畑の草刈りをしていたら、カミさんが大声で僕を呼ぶ。
「何事か?」と思いつつ草刈り機を担いだまま庭へ廻ってみると、
そこにはグリとグラさんのお二人が・・。
「今日がお誕生日だったはずだから。おめでとう!」と、
焼酎2本に手作りのオツマミまで付けて贈り物として下さった。
ここでも、またまた「ありがとう!」



夜になって家族3人だけのささやかな誕生日会。
いつの間に書いたのか、娘がこの日のために
誕生日会のプログラムまで用意していた。



ハピバースデイの歌のあと、
またもや「おめでとう!」「ありがとう!」の挨拶を交わす。
同時に鳴らされたクラッカーの音は思いのほか強烈で、
ここ最近の疲れも煩いごとも、吹っ飛んだような気がした。

たくさんの「おめでとう!」をいたいだき、
たくさんの「ありがとう!」が言えた一日。
これは神様からのプレゼント。
だから神様にも「ありがとう!」・・。

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ここまで書き終えたところで、「どれ、今夜も一杯」と思ったら、
昨日までの焼酎はもう空っぽ・・。

ちょうど良かった!と、早速昨日いただいた二本の焼酎に貼られていた
のし紙をはがすと、ポロリと何やら封書が・・。
グリさん、グラさんからの手紙だ。

この場を借りてお礼と返事を・・。

「グリ&グラさん、有りがたいお言葉をありがとう!
ところで、“グリはお花、グラはお酒・・”と有ったけど、
僕はその両方をちゃんといただきました!
お酒は2本の焼酎、そして花は・・
優しい想いを届けてくれた、
グリ&グラのお二人こそが花!


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「ザビエルウォーク」で一汗かいて。

2010年08月17日 | 「夏」の彩り
鹿児島は日本にキリスト教を伝えるためにやって来た宣教師フランシスコ・ザビエル様の上陸の地。
その上陸記念祭が15日、日曜日に鹿児島市で開かれ、ザビエル様の業績や平和の大切さをアピールする「ザビエルウォーク」に僕も今年初めて参加してみた。





ザビエルウォーク、出発前の動画はここをクリック!

その動機は?というと、これが誠に持って不純なもので、「夕方からザビエル教会で開催されるパーティーで飲むビールが、歩いて一汗かいたあとのほうが、さぞかしうまかろうて!」というもので、ま、あまり誉められたものでは無いのだ。

が、そんな不純な気持ちで歩き出したウォークの最中、どういうワケだか、何度も胸の奥から“グッ!”と込み上げて来る不思議な感情を感じた・・。
「いったい、この気分は何なのだろう?」と秘かに自分で分析・・。
どうやら、80人という参加者と一つ思いで“願い”を共にして、今ここにこうして歩いているのだ!という感動が、時折“ググッ!”と込み上げて来るらしいのだった。矛盾した言い方だけど、もしその時周りにダレもいなければ、僕はきっと泣いていたと思う・・。ウォーキングハイ?もしかすると、そうかも知れない。
いずれにせよ、初めての体験で、この「ザビエルウォーク」、今後はもう病みつきになりそうだ。

けれども、来年もまた参加するのならば、それまでに直しておかねばならない問題点も自分に見つかった。
それは歩き方・・。
どうも僕は歩いていると、ついつい左側へ寄ってしまう癖があるようで、列から外れ車道よりに歩いていたりして、ウォーク中、実行委員の青年スタッフに何回か注意された。
のみならず、「○○さん、危ないよ!」と、自転車とぶつかりそうになった処を司教様にも注意され、助けられる始末・・。
日頃のフラフラした生活態度が歩き方にも出てしまうのか?来年に向けてこの癖は改め直す必要有りだ。

無事にウォークを終え、そのあとは「平和の鐘をならそう」のイベントがザビエル教会で行われた。
参列者300人。鹿児島ユネスコ協会会長さんの平和な世界づくりのための呼び掛けののち、鐘の音と共に祈りが捧げれ、その後のミサでもザビエル様を称える同時に、平和を願っての協同祈願が捧げられた。

ミサの様子、動画はここをクリック!





そして夕方になり、同教会会場での上陸祝賀パーティー。
思った通り、一汗かいた後のビールはうまく、「やっぱ、歩いてヨカッタナ〜!」。
(浮かれ過ぎて、パーティーの様子の写真を撮るのは忘れてた!)

パーティー半ば頃から、余興として外で行われたフィリピンダンスにタヒチアンダンスは皆を魅了!





僕も思わずデレ〜っと鼻の下の筋肉を伸ばして見とれてしまった。
また来年も、このザビエル上陸記念祭にぜひ参加したいと思っているのだが、
そのためにはまず、まっすぐ歩くための歩行練習と、
そして鼻の下の筋肉鍛練をやっておかねば!

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余談ながら、このパーティー会場の席で、“日々彩々”のブックマークにリンクさせてもらっている、
“フラの山日記”のフラさんが通う、フラメンコ教室の先生に偶然初めてお会いできた。
「今年は声がかからなかった・・」らしいが、来年はもしかするとフィリピンダンス、
タヒチアンダンスに加え、フラメンコの登場も期待できるやも!

あ〜、いかん、いかん。鼻の下の筋肉が・・。


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マンガで鹿児島を元気にする会

2010年08月12日 | 「想」の彩り
もう、ちょっとばかり前のことになるのだけれども、
時間に追われ、「ゲゲゲ!」とあせりながら描いた、20ページのあの漫画が完成。





某電気工事会社の販促ツールとて、いろんな会社や、施設・学校などへ配布されている。

この、漫画という媒体を用いた、会社・商品などのPRを企画し、
その運営に取り組んでいるのが、広告代理店“わくわくコーポレーション”の
四元さん。“マンガで鹿児島を元気にするプロジェクト協議会”(略してマンプロ鹿児島)
を立ち上げ、企業のみならず、漫画という表現手段で、
鹿児島を元気に!地域を元気にしよう!と目下、奮闘中のアイディマンだ。

そして今、この四元さんがマンプロの活動の一環として準備を進めているのが、
“孫から贈る特別プレゼント 4コマ漫画作成講座”の開催。
来月12日、鹿児島市のサンエールかごしまで開かれる。
(詳しくは、今日(8月12日)の南日本新聞社会面を参照)

「自分のおじいさんやおばあさんを漫画に登場させて、
世界に一つの作品をプレゼントしたら喜ばれるはず。」という四元さん。

僕も都合が合えば、当日、スタッフの一員として駆け付けるつもりだ。

マンガで鹿児島を元気にするプロジェクト協議会、
“マンプロ鹿児島”のホームページは、ここをクリック!
ここにある四元さんのブログは、たとえば自営業者の方々など、
常に新しい戦略・アイディアを求めようとしている方達にとっては、
きっと興味深く読んでいただけるはずだ。

“漫画家紹介”のコーナーには、恥ずかしながら僕の紹介も・・。


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