大分から宮崎に向かって走っていた時だった。
突然、ケツが振られたので、あわててバイクを止めた。
4cm位の錆びた釘が、ブッツリと後タイヤに刺さっていた。
プライヤで抜き取り、チューブを出したら、穴ではなくて、裂けたようになっていて反対側まで貫通していた。
ゴム糊とパッチで傷を塞ぐ。
さあ、これでOKだろうとタイヤを戻し、空気を入れるが、ちっとも膨らまない。
再びチューブを、今度は全部引っ張り出した。
リムに当たっている所のチューブが裂けたように穴が開いていた。
パンクをして、重い荷物を積んだ状態で50mほど引きずったため、チューブが傷んだのだろう。
他にもないか点検したら、小さい穴がいくつもあった。
一応見える所はすべてパッチで塞いで、再び元に戻し、今度は平気だろうと空気を入れたらまたダメだった。
おかしい。
虫ゴム?他に穴があるのか?
時計は16:00を回っている。
日が落ち始め、焦りが出てくる。
チューブの予備は無い。
「バイク屋だな・・・」
あきらめて、近くの酒屋に助けを求めた。
電話をしてくれたが、どこも休みだった。
無理も無い、日曜だったから。
店の人の勧めで、近くの自動車整備場のドアを叩いたが、ここも休みだった。
しかし、ああそうですかと引き下がるわけにもいかず、この近くにテントを張らせてほしいとお願いする。
明日になっても良いから、待つことにした。
そうしたら、店の反対側に廃車が数台あり、この中で寝ればテントより暖かいだろうと言う店の人の勧め。
ありがたく軽のバンに一泊させてもらう事にした。
寝る場所は確保できた。
こんな所でパンクしてしまうなんて。
まあでも仕方無いさ。
雨の中パンクしなくて良かった。
夜になって、車の中でラジオを聴いていたら、雨が降ってきた。
荷室の床のリブがゴツゴツしているが、ぜいたくは言えない。
軽のバンは、良い生活空間になるな、などとうつらうつらしながら考え、眠りに入った。
突然、ケツが振られたので、あわててバイクを止めた。
4cm位の錆びた釘が、ブッツリと後タイヤに刺さっていた。
プライヤで抜き取り、チューブを出したら、穴ではなくて、裂けたようになっていて反対側まで貫通していた。
ゴム糊とパッチで傷を塞ぐ。
さあ、これでOKだろうとタイヤを戻し、空気を入れるが、ちっとも膨らまない。
再びチューブを、今度は全部引っ張り出した。
リムに当たっている所のチューブが裂けたように穴が開いていた。
パンクをして、重い荷物を積んだ状態で50mほど引きずったため、チューブが傷んだのだろう。
他にもないか点検したら、小さい穴がいくつもあった。
一応見える所はすべてパッチで塞いで、再び元に戻し、今度は平気だろうと空気を入れたらまたダメだった。
おかしい。
虫ゴム?他に穴があるのか?
時計は16:00を回っている。
日が落ち始め、焦りが出てくる。
チューブの予備は無い。
「バイク屋だな・・・」
あきらめて、近くの酒屋に助けを求めた。
電話をしてくれたが、どこも休みだった。
無理も無い、日曜だったから。
店の人の勧めで、近くの自動車整備場のドアを叩いたが、ここも休みだった。
しかし、ああそうですかと引き下がるわけにもいかず、この近くにテントを張らせてほしいとお願いする。
明日になっても良いから、待つことにした。
そうしたら、店の反対側に廃車が数台あり、この中で寝ればテントより暖かいだろうと言う店の人の勧め。
ありがたく軽のバンに一泊させてもらう事にした。
寝る場所は確保できた。
こんな所でパンクしてしまうなんて。
まあでも仕方無いさ。
雨の中パンクしなくて良かった。
夜になって、車の中でラジオを聴いていたら、雨が降ってきた。
荷室の床のリブがゴツゴツしているが、ぜいたくは言えない。
軽のバンは、良い生活空間になるな、などとうつらうつらしながら考え、眠りに入った。