風小僧のつれづれ雑記帳

日々、思うことを気ままに書きます。

願はくは花の・・・・

2014-04-13 22:04:09 | 日記
桜もほぼ満開の時期をすぎましたが、平安末期から鎌倉時代の歌人で西行法師という人がいます。西行はかって北面の武士でしたが、何らかの理由(諸説あり)で出家し、各地を放浪し多数の歌を詠んだことで知られています。なかでも「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃」という歌がありますが、如月は旧暦で二月ですので、その頃に桜が咲いていたのかとの説もありますが、当時の気候は今と違って気温も少し高めだったらしく、歌にある「花」というのは桜であると考えてよいのが通説になっています。そして西行は本当にこの歌のとおり、二月十六日に亡くなりました。言行一致の人だったのですね。
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