フランク永井「公園の手品師」

フランク永井「公園の手品師」


昨日「小春日和」をブログに投稿しましたが、その中で銀杏並木のことに触れていましたので「公園の手品師」を続けて投稿します。低音の魅力をどうぞ。

小春日和。

晩秋から初冬にかけての今頃、風もあまりなくて穏やかなちょっと暖かい日のことを「小春日和」というそうです。昨日や今日はまさにそんな日でした。いつもはバスでの通勤ですが、昨日はお天気も良かった「小春日和」だったので、久しぶりに自転車で通勤しました。（内緒です）幹線道路の銀杏並木もかなり黄色に色づいてきました。まだ「手品師」や「老いたピエロ」には少し早いようです。

「貴乃花」理事を𠮟る。

横綱「日馬富士」の秋巡業での「貴ノ岩」に対する暴力事件で、訴えをうけた鳥取県警はすでに「日馬富士」からの事情聴取も終え、捜査は進んでいます。後手後手に回った感のある相撲協会ですが、当事者の「日馬富士」からの事情聴取は済ませましたが、相撲協会の理事であり、この度の秋巡業の責任者でもあった「貴乃花」理事に今日、事情聴取を依頼したところ断られたそうです。警察に任せてあるからというのが理由だそうですが、「貴乃花」理事は事情聴取に応じるべきであると思います。報道陣の問いかけにも一切応じないかたくなな態度。社会的責任もゼロです。このようなことでは、来年の理事長選どころか、理事であること自体が問われます。

阿修羅像。

今日が公開の最終日だったので思いきって興福寺へ行ってきました。天平彫刻の至宝、阿修羅像に会うためです。今、国宝館が工事中のため、普段は非公開の仮講堂での公開展示です。阿弥陀如来を中心に阿修羅像の八部衆や十大弟子像が、金光明最勝王経を立体的に見ることができます。天平から鎌倉にかけての素晴らしい仏像彫刻が、濃密な宗教空間を醸し出していました。中でも阿修羅像はやはり素晴らしいです。２０分ばかり、じっと目を見つめていました。阿修羅像は何を見つめているのでしょう。

喪中はがき。

今日勤めから帰ってポストを覗いたら、喪中はがきが一枚ありました。私が市役所の市民税課に異動になった時に、右も左も何もわからない私を指導してくださった先輩が今年の五月に亡くなったことを知らせるものでした。当時の職場は職制的にかっちりしたピラミッド型で、係長以下、チーフ、ベテラン、中堅それに新人とで構成されていました。市民税の職場では四月に異動してくると、六月の課税に向けて目の回るような忙しいところです。一日、机の前に座って確定申告書を見ていても少しも事務処理がはかどりません。現在のようにオンラインではないので、期日に電算にデータを入力しないと大変なことになります。そんな中、先輩は息抜きに外へ「調査」といって連れ出してくれました。確定申告の書類の処理も取ってもらってよく助けてもらいました。約十年間市民税課にいましたが、いまは懐かしい思い出です。先輩のご冥福をお祈りします。