風小僧のつれづれ雑記帳

日々、思うことを気ままに書きます。

歴史認識って

2015-04-26 22:15:26 | 日記
戦後七十年、安倍総理の七十年談話がどういう内容になるのかさまざまに言われています。村山談話、小泉談話にあるように先の大戦における、アジア諸国とりわけ中国や韓国に対する侵略へのおわびと反省をどのように表現するのか、ということです。安倍総理は、村山談話や小泉談話にある「おわびと反省」は継承すると明言しています。ただしまったく同じ言葉なら、両談話を継承すると言っているので七十年談話にはそのような表現はしないようです。これに関して中国、韓国は安倍総理を歴史認識を誤った「歴史修正主義者」といい、ことあるごとに非難を繰り返しています。私は安倍総理の熱烈な支持者でも自民党員でもありませんが、中国、韓国のこのような非難にはすごく腹がたちます。そこで今日の読売新聞の朝刊の、地球を読むという文章が非常にわかりやすく丁寧に「戦後七十年」を解説されています。日本と中国、韓国のどちらの主張が真っ当なのか、筆者は明治大学特任教授の山内昌之さんです。皆さんもぜひお読みください。切り抜いて保存しておきます。
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続・粛々と。

2015-04-10 13:31:47 | 日記
私は沖縄県民ではありません。市街地の真ん中にある米軍の普天間基地が、沖縄県知事の断固辺野古への移設は阻止するという意見に大賛成でもありません。行ったことはありませんが、TVで見る限り辺野古の海、自然は素晴らしいものです。一部でも埋め立てをすればそこの自然は死んでしまいます。かといってあくまで移設を阻止すれば、普天間基地はずっとそのままであり、基地周辺の住民への危険度は減ることはありません。太平洋戦争で唯一、地上戦があり多くの尊い犠牲者を出し、今なを基地という負担を強いられている、沖縄県民のみなさんのことを考えれば、辺野古への移設という選択肢は無視できないのではと思います。難しいです。
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粛々と

2015-04-09 22:30:24 | 日記
沖縄の普天間基地の移設問題で、菅官房長官が翁長沖縄県知事と会談した際に、県知事が菅官房長官の「基地の辺野古への移設計画は粛々と進めていきたい・・・」と話したことについて、「粛々と進めるというのは、上から目線のものの言い方であり、使えばさらに沖縄県民の怒りを増幅するだけだ」と言ったと報じられています。「粛々と」は上から目線の言葉なのでしょうか。辞書には、1、ひっそりと静かな様子。2、厳かでひきしまった様子。3、つつしむ様子。とあります。私は国語学者ではありませんし、右翼、左翼どちらでもありません。これって上から目線なのでしょうか。
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若冲生誕三百年

2015-04-05 22:09:28 | 日記
琳派の絵師、若冲が生まれて三百年になるそうです。京都の錦市場の青物問屋に生まれた若冲は、商売よりは絵の道を志し本阿弥光悦を祖とするいわゆる琳派の重鎮となりました。中国風の「釈迦三尊像」や全部で三十幅にもなる「動植綵絵」は京都の相国寺に寄進されましたが、明治の廃仏毀釈で相国寺が荒廃したおりに寺域を保全するため、「動植綵絵」は皇室に献納され御下賜金で寺は窮地を脱したそうです。今から八、九年前に相国寺の承天閣美術館で百二十年ぶりに「釈迦三尊像」と揃って展示されたときがありましたが、なかなか壮観で素晴らしい彩色と緻密な描写にショックをうけました。四月号の芸術新潮で若冲の特集が組まれています。俳人の蕪村とは生年も同じで京では交流もあったそうです。東京のサントリー美術館では二人の偉大な芸術家を記念し、「若冲と蕪村」展が開催中だそうです。私は行けそうにもありませんので、先述の承天閣美術館での図録を見ながら春の宵を過ごします。でも夜に「群鶏図」の鶏の眼はちょっと怖いですよ。
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