風小僧のつれづれ雑記帳

日々、思うことを気ままに書きます。

ご飯炊きました

2015-10-30 21:03:20 | 日記
(注)文中、「お母さん」とあるのは妻のことです。

お母さん、あなたが亡くなってもう四週間近くなります。私が子どもの頃は、かって住んでいた家には竈があり、よくお釜でご飯をたくように親からいわれていました。はじめちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋とるな、というあれです。でも、結婚してから今日まで、ガス炊飯器ですが自分でご飯を炊いたことは、一度もありませんでした。カップ麺やインスタントの焼きそばはできますが、ご飯を炊いたことはなかったのです。娘にお米を洗って、炊く量に見合う水を釜にセットするのを教えてもらい、今夜初めて炊飯に挑戦しました。炊きあがったご飯は少し硬めでしたが、美味しく炊けました。今までは娘が炊いたのや、買ってきた白ご飯を仏前にお供えしていましたが、今夜は初めて炊いたご飯をお供えしました。ちょっぴり硬めでしたが、こらえてね。この次はうまく水加減をします。お母さんはきっと笑っているでしょうね。料理もできなくて、お弁当を買ったり、娘や息子の嫁さんがおかずを持ってきてくれてはいますが、すこしでも自分で料理をするようにしないといけませんね。でもいつのことになるやら、お母さん、天国から見ていてください。
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木枯らし一号

2015-10-25 22:32:17 | 日記
今日、東京でははや木枯らし一号が吹いたそうです。そう言えば、こちら関西も日差しは暖かいのに、吹いてる風はとても冷たかった。妻が逝ってもう20日、こまごまとしたことを少しずつ片づけてはいるのですが、なかなかはかどりません。ゆっくりとやっていきましょう。ブログで同じようなタイトルをもつ先輩も奥様を亡くされておられるが、ゴルフ、ドライブと多趣味でパソコンにも超詳しい。昨日もお参りに来てくれた姉からは、「○○は歴史や博物館が好きだから、これからはもっと外へ出かけると良いよ」といわれた。確かに京都や奈良へは一時間少しで行けるから、思ってはいてもまだそんな気にはならないのです。心の中にも木枯らしが吹いています。
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とても悲しいです

2015-10-12 20:43:33 | 日記
 (注)文中、「お母さん」とあるのは妻のことです。

 どんなに医学が進歩しても「死」を避けることはできません。六年前にがんがみつかり、一度は撃退に成功し昨年の四月ごろまでは何事もなくて穏やかな日々を過ごしました。でも再発を防ぐことはできず、命を奪われました。くやしいです。昨年の十月ごろから抗がん剤の点滴を十数回もしましたが、顕著な効果は見られませんでした。本人もつらくて苦しかったろうとおもいますが、弱音をはかず一生懸命にがんと闘ってきましたがついに負けてしまい、無念です。まだ六十三歳でした。草花が好きで、なかでも紫陽花とクリスマスローズの鉢植えをたくさん並べてみんなを楽しませてくれましたね。でも今年の猛暑で、私が水やりを怠りがちだったために、ほとんどを枯らしてしまいました。許してね、「お母さん」。縮緬細工なども先生について習っていました。毎年のえとの人形も作って、お友達にあげてましたね。作品がいろいろと残っています。いつも明るくてほがらかだった「お母さん」。もういないのですね。結婚して四十二年、孫は男の子ばかり三人、「ばぁば、ばぁば」といってよく家にきてくれて楽しかったです。でもそのようなことは二度と来ないのです。容体が少し悪くなってから、一度は入院をと言ってたのですが、結局は「お母さん」の希望で自宅で過ごしました。亡くなる前の四、五日はもう点滴だけで、飲み物は少しとってましたが食事はできなくて、つらかったね、苦しかったね。私のことを「お父さん、お父さん」といって本当によくつくしてくれましたね。ゆっくり休んでください。「お母さん、本当に長い間ありがとう」。
コメント (1)
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