新型コロナウイルスの猛威がなかなか収まりません。今日は関西ろうさい病院での三ヶ月ごとの診察日に当たっていました。でも同病院の医師も感染したというので、何だか診察に行くのも怖いし「オンライン診療」を希望しました。先週の金曜日に事前に病院へ電話をしてだいたいの要領は聞いておきました。まず診察日の予約時間に主治医の先生から電話があり、本人確認の後で最近の体調や血圧、特に何か痛みや苦しくなることはないかと問診がありました。大動脈解離からもう四年経過しており、年に一回のCTでも特に変わったこともなく安定しているので、いつもと同じように薬を出しておきましょう、ということでした。ただ採血検査とかはできませんから次回は顔を見せてくださいねと言われました。処方箋は近くのこちらが希望する薬局にファックスされますので、いつもと同じ薬をそこで受け取ることができます。次回病院に行くときには新型コロナウイルスの猛威がどうか収束していますように。
ひたひたと押し寄せる新型コロナウイルスも本当に怖いですが、不要不急と言ってもお昼ご飯は食べに行きます。自宅近くの喫茶店ですが、日替わりランチがあります。メニューは五種類でチキンカツ、一口ヒレカツ、カレーライス、煮込みハンバーグ、ピラフです。今日は煮込みハンバーグでした。食後のコーヒーかコーラなどの飲み物がついて700円です。食事を済ませるとしばらくしてから家に帰ってホームスティしています。そして夕方になると蝙蝠のように晩ご飯を買いに出かけます。スーパーは3、4ヵ所あるので困ることはありません。新型コロナウイルスは5月の連休明けには収束する気配が感じられるようになっているでしょうか。
今日の夕食を買いに近くのスーパーに行く途中に東の空にまん丸い大きなお月さまが輝いていました。今は時刻は午後九時半を少し過ぎたところですが、かなり中天よりまで上ってきています。今夜から明日の夜にかけてはスーパームーンだそうです。澄んだ夜空に本当に綺麗なお月さまです。私の住む県にも今夕緊急事態宣言が発出されました。不要不急以外は家でおとなしくするように心掛けます。でも約ひと月は長いですね。お母さん(妻)、そちらからは下界の新型コロナウイルス禍はどんなに見えていますか。お母さん(妻)が大切にしていた日本水仙もやっと今年咲きました。口紅水仙に続いて咲いてくれてうれしいです。きっと良いことがありますように。
高倉健「唐獅子牡丹」
先日の夜中、NHKのラジオ深夜便を聞いていたら、昭和歌年鑑で昭和41年の歌謡曲を放送していました。昭和41年といえばまだ二十歳の一歩手前です。大阪の出版社に勤めていました。大阪の難波で終電まで先輩や同僚と飲んで会社の寮で泊まったことも時々。古き良き時代でした。この年、NHKの朝の連続テレビ小説は「おはなはん」、アニメの「巨人の星」や特撮映画の「ウルトラマン」もこの年に始まったようです。他のヒット曲は青江三奈さんの「恍惚のブルース」も。私は何故か高倉健さんの「昭和残侠伝」が大好きでした。悪い奴らをばったばったと切り捨てる、とにかく痛快でした。2、3年後でスタートした藤純子さんの「緋牡丹博徒」も良かったです。胸がスッキリしました。新型コロナウイルスさん、「何の恨みも御座いませんが死んでもらいます」。
今日から四月です。寒くはないですが朝からずっと雨・・・。うっとおしいです。加えて新型コロナウイルスの蔓延。市内でも感染者がぽつぽつと出て不気味です。本来なら
街中には、今日が入社式や辞令交付式で華やかな感じの若い人たちを見かけるはずなのに、自粛ムードでなぜか寂しい。よく晩ご飯を買いに行く近くのスーパーもトイレットペーパーやティッシュペーパーは棚に並びましたが、マスクは無いですね。官房長官も月産六億枚、七億枚などと大きなことを言ってますが、いったいどこを見てそんなことを言ってるのでしょう。幸い我が家には、お母さん(妻)が生前に少しずつ買っていたマスクの在庫があります。抗がん剤の治療を受けていたので、点滴をするといつも白血球と血小板の数値が下がってしまうのです。だから外出時には必ずマスクが必要でした。私はほとんど使いませんが、娘が「マスクが無い。無い。」というので先日も少し持ち帰らせました。甥が小学校入学の時に植えた桜は三分から五分咲きといったところでしょうか。その甥は定年より一年早く退職するそうです。桜も雨にうたれて静かな四月の始まりです。
この道しかない 春の雪ふる (山頭火)