お細工ものを習っていたお母さん(妻)が遺していったものです。直径は八cmほどです。もともと十二支すべて揃っていませんでした。お世話になった方に差し上げたりして、今あるのはこの子と未、申、酉と亥だけです。今年は子年なので出してみました。
今日はもう七日。七草です。お正月に美味しいものをたくさん食べたので胃腸を休めるとか、この一年間の健康を願ってとか諸説いろいろあるようです。お母さん(妻)がいたころは「七草粥」ではなく、蕎麦の実のお粥を良く作ってくれていました。
君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ
(光孝天皇)