先ごろ行われた、冬季オリンピックの女子ジャンプで、金メダルの最有力候補だった高梨沙羅選手は第四位でした。銅メダルの選手と比べても僅かな点差で残念な結果でした。着地のときのテレマークという姿勢がうまくいってなかったようです。外国の選手と比べても高梨選手は体も小さいし、それだけでもハンディがあります。追い風という不利な条件も不運でした。世界選手権と違ってオリンピックは四年に一度です。高梨選手のインタビューを見ていましたが、気丈に答えている彼女の胸中はどんなにか辛かったのではとおもいます。もう一人のサラ選手も怪我から復帰してこの冬季オリンピックに出場しました。高梨選手もこれにめげないで次回オリンピックでメダルを目指してください。お疲れさまでした。
これも半世紀以上も昔の話です。私が子供のころ、「ロバのパン屋」というのがありました。自動車ではなくて本当にロバだったと思いますが、馬がパンの陳列ケースの車を引いて、週に一、二回廻ってきました。ちゃんとテーマソングもあって、「ロバのパン屋はちんからほい・・・」とかそんな曲を鳴らしてました。パンもそんなにたくさんの種類はなかったと思います。あんパン、ジャムパン、蒸しパンもあったと思います。またパンを売りにきてほしいものです。
立春を過ぎてからのこの寒さ。こよみの上での春はどこへやら。なんでも十数年ぶりとかの大雪になりそうと天気予報でいっています。入試シーズンまっただ中、受験生のみなさんくれぐれもお気をつけて。雪や風邪に負けないで、「サクラ サク」がきっと届きますように。
子供の頃、「貸本屋」というのがありました。知っているという人はあまりいないと思います。テレビも各家庭にあったわけでもなく、お風呂は銭湯だし、TVゲームなど夢物語の時代でした。十円か二十円を持って「貸本屋」に本を借りにいくのです。子供の漫画や読みものだけでなく、大人の本もありました。今でいうレンタルビデオ屋のようなものでしょうね。貸本屋用の漫画の本もありました。少し分厚い本で「魔像」とかいってたような気がします。「小学三年生」とか「小学五年生」などの本も貸してくれました。毎月その付録は二、三十円で売ってもくれました。紙で作る模型のような付録ですが、数が少ないので買うのは競争でした。苦労して付録だけ買ったのは良いのですが、詳しい作り方は本誌に載っています、とかで結局完成しないときもあったりしました。今思えば懐かしいような話です。