いまどきの若い人にこんな話をしても理解してもらえないのですが、私が子供の頃、町にはたまご屋さんがありました。つまり扱っている商品はにわとりのたまごです。昼間でも煌々と電気がついていて、たまごを売っているのです。白いのや肌色のこい、赤玉とかいってたような気がします。家庭で使うたまごも買いに行きましたし、母は何より病気のお見舞いにとたまごをよく持って行ってました。もみ殻を箱に詰めて、たまごが割れないようにして包装しお見舞いと書いた熨斗紙をつけて、です。烏骨鶏のたまごならいざ知らず、今日この頃、普通のたまごなど恐らくお見舞いに持っていく人などは無いでしょう。なつかしいです。
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