1980年1月17日スウェーデン、イエテボリ公演前のサウンドチェック・テープと『Down To Earth Rough Mix』の未加工ヴァージョンのカップリング。マニア向けの商品。(Darker Than Blue 2CDR)
Disc1:
1.Keyboard test 2.Drum test 3.1812 Tape test 4.Hammond test 5.Guitar test 6.Catch The Rainbow #1 7.Keyboard/Guitar/Bass test 8.Catch The Rainbow #2 9.Guitar test 10.Keyboard test 11.Bass test 12.Drum test
Disc2:
1.Stone (Bad Girl) 2.The Steamer (Lost In Hollywood) 3.Bluesing (Love's No Friend) 4.Mars (Eyes Of The World) 5.The Plod (Making Love) 6.New York (Danger Zone) 7.Once More With Feeling (All Night Long) 8.Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose)
以下、メーカーインフォ抜粋
『「DOWN TO EARTH」アルバムに伴うヨーロッパ・ツアー初日公演、1980年1月17日、スウェーデンはゴーテンバーグ公演前のサウンドチェックを79分34秒に渡って高音質生録で最長収録。この音源の存在は知られていましたが、80分近い全長版の登場は初めてになります。グラハム・ボネット、コージー・パウエルを擁した人気ラインアップの時期のこのようなリハーサル音源は非常に限られており、ファンは間違いなく必聴です。テープはドン・エイリーのキーボード・チェックからスタート。いきなりボコーダー・チェックでQUEENのBohemian Rhapsodyをプレイしているのに驚かされます。ドラムチェックは、2回繰り返される「1812年序曲」を含めると17分以上に渡って収録されており、マニアには嬉しいパートでしょう。ドンのハモンド・オルガンのチェックの後に、御大リッチーのギターチェックの音が響き渡ります。そこにベース、キーボード、ドラムスの出音が重なり、重厚な空気を醸し出します。そして、本タイトルの最大の聴き所と言える「Catch The Rainbow」がリッチーのムーディなリフからスタートするところは涙モノです。この曲は79年アメリカン・ツアーでは演奏されていなかったので、本番さながらにしっかりとリハーサルを行っていると推測されます。勿論、ボーカルはグラハム・ボネットが担当しており、聴き応え十分です。特にリッチーのギターがオンな感じで録音されており、関係者しか聴くことの出来ない大変貴重な音空間に、たっぷりと酔いしれることができます。11分以上のCatch The Rainbowに続き、ドンが軽快なクラシック・ナンバーの披露。勿論、そのバックではコージーが盛んにドラムをチェックしています。リッチーが「ブランデンブルグ協奏曲」を弾き始めると本番さながらにドンもハーモニーを奏でます。ここも実に素晴らしい一瞬です。途中、リッチーがパッヘルベルのカノンのようなアルペジオを弾いたりします。2回目の Catch The Rainbow ではグラハムがサビを一人で歌い、そこからリッチーのイントロが始まるというファンには堪らない瞬間を聴く事が出来ます。2回目のヴァージョンは最初のテイクのような緊張感を感じない分、プロ然とした端正な演奏を聴く事ができます。4:36のボーカル・パートでリッチーが「ストップ」と合図したのか、突然、全員の演奏が止まります。グラハムが何か言われているらしく彼の「Yeah」(分かった)と言う声が聞こえ、その後、リッチー主導でストップした辺りから曲が再スタートします。6分台からのリッチーのロングソロ、ラスト12分台のグラハムの堂々たる歌唱は必聴です。続くは7分近いリッチーのギターチェック。タウラスのベース・ペダルも響き渡ります。リッチーが一音一音を確認するように弾く後半は、ギター・プレイヤーのファンには嬉しいテイクと言えるでしょう。グラハムとサウンドマンとの会話に後はソロ・パートで使うお馴染みの打ち込みなどのチェックを含む8分間のキーボードチェック。約2分のベースチェックに続いて1分20秒のドラムチェックを聴く事が出来ます。レインボーの音源コレクションとしては欠かすことの出来ない貴重かつユニークなアイテムと言えるでしょう。ディスク2には、2002年に登場し世界中のレインボーマニアを狂喜させた「DOWN TO EARTH」のプリ・プロダクション・テープである「DOWN TO EARTH ROUGH MIX」のマスターカセットを、ノン・リマスターでダイレクトに未加工で収録しています。これを聴くと、02年にリリースされたテイクは、流石に音をしっかりリマスタリングし、補正しただけあって、音像も大きく、全体的にブライトでパンチの効いた迫力ある音で収録されていることが分かります。オリジナルカセットをダイレクトに落とした今回のヴァージョンは、02年ヴァージョンと比較すると、一聴してやや地味な印象を受けますが、例えば、The Steamerと仮タイされた2曲目のLost In Hollywoodのドラムイントロの音質を聞き比べれば分かるとおり、楽器音としては今回のヴァージョンはより自然な音で収録されています。3曲目のBluesing (Love's No Friend)の劇的なイントロなどでも、その違いがはっきりと分かります。逆にリマスターでここまで変わるか、という感じを受けますし、同時にリマスター前の素の美しさをあらゆるパートで発見できます。02年ヴァージョンは、1曲毎にマスタリングした結果として各トラック間に空白がありますが、今回はマスターダイレクトのためヒスノイズが曲間で途切れることなく聞えるのも特徴のひとつです。と言っても、サウンドのグレードとしては02ヴァージョンのほうが高品質であると思いますので、普通のリスナーが買い換える必要はありません。(今回は別カセットに入っていたボーナストラックのSet Me Freeは未収です。)レインボー音源史上屈指の重要アイテムのマスター・カセット・ダイレクト・ヴァージョンということに価値を発見できる真のマニアにぜひお薦めしたいアイテムです。好評のDarker Than Blueより300枚限定のプレスCDにてリリース決定です。』
Disc1:
1.Keyboard test 2.Drum test 3.1812 Tape test 4.Hammond test 5.Guitar test 6.Catch The Rainbow #1 7.Keyboard/Guitar/Bass test 8.Catch The Rainbow #2 9.Guitar test 10.Keyboard test 11.Bass test 12.Drum test
Disc2:
1.Stone (Bad Girl) 2.The Steamer (Lost In Hollywood) 3.Bluesing (Love's No Friend) 4.Mars (Eyes Of The World) 5.The Plod (Making Love) 6.New York (Danger Zone) 7.Once More With Feeling (All Night Long) 8.Sparks Don't Mean A Fire (No Time To Lose)
以下、メーカーインフォ抜粋
『「DOWN TO EARTH」アルバムに伴うヨーロッパ・ツアー初日公演、1980年1月17日、スウェーデンはゴーテンバーグ公演前のサウンドチェックを79分34秒に渡って高音質生録で最長収録。この音源の存在は知られていましたが、80分近い全長版の登場は初めてになります。グラハム・ボネット、コージー・パウエルを擁した人気ラインアップの時期のこのようなリハーサル音源は非常に限られており、ファンは間違いなく必聴です。テープはドン・エイリーのキーボード・チェックからスタート。いきなりボコーダー・チェックでQUEENのBohemian Rhapsodyをプレイしているのに驚かされます。ドラムチェックは、2回繰り返される「1812年序曲」を含めると17分以上に渡って収録されており、マニアには嬉しいパートでしょう。ドンのハモンド・オルガンのチェックの後に、御大リッチーのギターチェックの音が響き渡ります。そこにベース、キーボード、ドラムスの出音が重なり、重厚な空気を醸し出します。そして、本タイトルの最大の聴き所と言える「Catch The Rainbow」がリッチーのムーディなリフからスタートするところは涙モノです。この曲は79年アメリカン・ツアーでは演奏されていなかったので、本番さながらにしっかりとリハーサルを行っていると推測されます。勿論、ボーカルはグラハム・ボネットが担当しており、聴き応え十分です。特にリッチーのギターがオンな感じで録音されており、関係者しか聴くことの出来ない大変貴重な音空間に、たっぷりと酔いしれることができます。11分以上のCatch The Rainbowに続き、ドンが軽快なクラシック・ナンバーの披露。勿論、そのバックではコージーが盛んにドラムをチェックしています。リッチーが「ブランデンブルグ協奏曲」を弾き始めると本番さながらにドンもハーモニーを奏でます。ここも実に素晴らしい一瞬です。途中、リッチーがパッヘルベルのカノンのようなアルペジオを弾いたりします。2回目の Catch The Rainbow ではグラハムがサビを一人で歌い、そこからリッチーのイントロが始まるというファンには堪らない瞬間を聴く事が出来ます。2回目のヴァージョンは最初のテイクのような緊張感を感じない分、プロ然とした端正な演奏を聴く事ができます。4:36のボーカル・パートでリッチーが「ストップ」と合図したのか、突然、全員の演奏が止まります。グラハムが何か言われているらしく彼の「Yeah」(分かった)と言う声が聞こえ、その後、リッチー主導でストップした辺りから曲が再スタートします。6分台からのリッチーのロングソロ、ラスト12分台のグラハムの堂々たる歌唱は必聴です。続くは7分近いリッチーのギターチェック。タウラスのベース・ペダルも響き渡ります。リッチーが一音一音を確認するように弾く後半は、ギター・プレイヤーのファンには嬉しいテイクと言えるでしょう。グラハムとサウンドマンとの会話に後はソロ・パートで使うお馴染みの打ち込みなどのチェックを含む8分間のキーボードチェック。約2分のベースチェックに続いて1分20秒のドラムチェックを聴く事が出来ます。レインボーの音源コレクションとしては欠かすことの出来ない貴重かつユニークなアイテムと言えるでしょう。ディスク2には、2002年に登場し世界中のレインボーマニアを狂喜させた「DOWN TO EARTH」のプリ・プロダクション・テープである「DOWN TO EARTH ROUGH MIX」のマスターカセットを、ノン・リマスターでダイレクトに未加工で収録しています。これを聴くと、02年にリリースされたテイクは、流石に音をしっかりリマスタリングし、補正しただけあって、音像も大きく、全体的にブライトでパンチの効いた迫力ある音で収録されていることが分かります。オリジナルカセットをダイレクトに落とした今回のヴァージョンは、02年ヴァージョンと比較すると、一聴してやや地味な印象を受けますが、例えば、The Steamerと仮タイされた2曲目のLost In Hollywoodのドラムイントロの音質を聞き比べれば分かるとおり、楽器音としては今回のヴァージョンはより自然な音で収録されています。3曲目のBluesing (Love's No Friend)の劇的なイントロなどでも、その違いがはっきりと分かります。逆にリマスターでここまで変わるか、という感じを受けますし、同時にリマスター前の素の美しさをあらゆるパートで発見できます。02年ヴァージョンは、1曲毎にマスタリングした結果として各トラック間に空白がありますが、今回はマスターダイレクトのためヒスノイズが曲間で途切れることなく聞えるのも特徴のひとつです。と言っても、サウンドのグレードとしては02ヴァージョンのほうが高品質であると思いますので、普通のリスナーが買い換える必要はありません。(今回は別カセットに入っていたボーナストラックのSet Me Freeは未収です。)レインボー音源史上屈指の重要アイテムのマスター・カセット・ダイレクト・ヴァージョンということに価値を発見できる真のマニアにぜひお薦めしたいアイテムです。好評のDarker Than Blueより300枚限定のプレスCDにてリリース決定です。』