臓器移植について考えよう、という展覧会「ANGELS」@digmeout cafeに行ってきました
タニグチカズコ、長谷川公洋、季夏紀の3人のアーティストが描いた、生命、絆をテーマに天使をモチーフにした作品があります。
私はタニグチカズコさんの作品が好きで、見に行きました
女の子らしい、きらきらした華やかさのなかに、意志の強さが表れている作品です。
色使いやデザインに和が感じられる作品が多いところも好きです
臓器移植は、単なる愛やボランティアの気持ちだけで出来るほど、簡単なものではなく、ドナーになるのもそれなりの覚悟が必要な事です。
体はただのパーツではない、という考えが無意識のなかにある日本では、臓器移植というのは、医学的な視点からだけでは割り切れない、難しい問題です。
だからこそ、
移植が良い 悪い、ではなく、正解なんてない。
臓器移植について。生きること、死ぬことについて考える。
遠い誰か、の話ではなく、例えば自分の親が、子が、兄弟が、もしも。
そのとき自分は、どうするのか。どうしたいのか。そして相手はどうして欲しいと言うだろうか。
このような展覧会があることで、そういった事を「考える」機会になるのは良いことだと思いました。
digmeout cafeは初めてだったので緊張しましたが、適度に自由な感じが、居心地良い空間でした
21日まで、ミナミに行かれたときには寄ってみてください~