ALWAYSシリーズ、観るのは実はこれが初めてなんです。
今回の試写会は、御年配の方もたくさん来られていました。
最初始まって、まだ全然生まれてもいなかったのに すでに懐かしい気持ちになる私(笑)
プロペラ飛行機が気持ち良さそうに飛んでいって、東京タワーを上から見下ろす景色に これは3Dになる価値あるなぁと思いつつ、もう気持ちがじんわりとウルウルしてしまう
全体を通してやっぱり 絆、とくに父と子の絆が軸になってる感じです。
茶川先生と父親、茶川先生と淳之介、鈴木則文と一平。。。
複雑なんだけど、だけど親はやっぱり子供の事を愛していて、でも失ってから気付くんじゃ遅いんだ。
それでもちゃんと気付けたなら、その愛を 次に伝えていくのが 大切なんだ。
実は互いに求めあっていた愛情を、ちゃんと思い合っていたって気付いた時の茶川先生や淳之介の気持ちが切なくて、本当に胸が苦しくなる。
鈴木オートの六ちゃんと菊池先生との恋も、何ともキザな森山くんがハマってます。笑。
六ちゃんの迷いは 私も観てて本当の菊池先生はどっちなんだよ~って一緒に迷いながら。
最後は信じるって言い切った六ちゃんが 素敵だと思った。
堤さんの下町の父親っぷりが かなりハマってて、小生意気になってしまった一平に対する 怒り方も、懐かしぃ~って感じ
拳を避けられた後の「・・・はやっ
」が、素が出てるよ 堤さん。笑。
ご飯 噴出した時は、2Dだったにもかかわらず、思わずよけたわ
でも、茶川先生が「たとえば一平が東大に入れるくらい頭が良かったとして、なのに鈴木オートを継ぐって言ったら、どうするよ?!」って聞いた時、しばらく頑張って想像してみたけど 結局想像できなかったお父さん
「・・・やっぱり駄目だ!想像出来ねぇ!」って ぐふふって笑う堤さんが、ハマりすぎ
親の背中を見て継いでくれるって言ってくれたら、それほど嬉しい事はないじゃないかって言い切ったお父さん。
ぐっときた。
素朴で、単純で、そのぶん まっすぐで。
全力で六ちゃんの事 守ろうとするトコとか、今ならきっと“ウザい”って言われるだろうなーって感じで。
そして、そんな父親は今はほとんど絶滅状態だろうけど。
とてもかわいいオヤジです。
そのお父さんを隣で支える、お母さんは 明るくて、柔らかな太陽みたい。
「しぇー」が めちゃかわいいコトになってた
ヒロミさんのやさしさは、強さで。
「あー、もぅ ダメだよダメだよ~
」っていう方へ走って行ってしまう 茶川先生を、ずっと隣に居て 幸せだと言ってくれて。
最初は小雪さんのイメージじゃなかったんだけど、観たらちゃんとしっくりくる配役でした。
随所に笑いがちりばめられていて、会場は大爆笑しながらの和やかな試写会でした。
菊池先生を殴った騒動の後、ヒロミさんのお腹が痛くなったのを見つけたお母さんが、お父さんに「何したのっ!!」って言った時の剣幕と、お父さんの「オ、オレ 触ってないっ」っていう慌てっぷりが、ナイス
やっぱり強いのは女性なんだよね~
あとは、お産の時 外で待ってるしかない男性陣のヤキモキ具合と、そのヤキモキさが頂点に達した時のお父さんの「・・・っ アターックっ」は、衝撃的に意味不明で 大爆笑でした。笑。
や~、男の人は そうなるよね~
もうエピソードごとに泣きすぎて、目がパンパン。。。
最後のバンプのグッドラック、歌詞も出てきて この映画の内容にぴったりで、更に号泣。笑。
あかんわ~ 反則やわ~
次の世代へ時代をつないでいくこと、その役目をちゃんと自覚しているお父さんたち。
感謝の気持ちでいっぱいになります。
次は私たちが その役目を継がないと いけないんだよね。
どんな時代でも、どんなにつらくても 一人になっても、希望は忘れなければきっとあるんだ。
捨てても拾って また歩き出せばいいんだ。
そんな未来に向けた 映画でした。
黙っていても親の背中を見て子は育つ なんて、そんな簡単なことじゃないと思うけど、ちゃんと互いに伝える努力は必要だと思うけど、でも、まっすぐ生きていれば ちゃんと子供も見てるもんなんだよね。
父親としては まぁ~頼りなさ 爆発のうちの父ですが、でも仕事人としては 尊敬してる。
正しい事をして来てたかどうかは分からないけど、でも私は小さなころからその働く背中を見てきた。
同じ道を選んだコト 少しは喜んでくれてるのかな。
少しは親孝行 出来てたら良いな。
元気になりたい時 ぜひぜひ 観に行って頂きたい映画です