夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<東京旅行2 ~同じ場所で 空気を感じて~。>

2013-02-02 | Travel

朝ごはんは、ホテルの焼き立てパンとスープ
朝からもりもり食べてから、出発です。
2日目の今日の目的は 3つ。

まず最初、ホテル近くの水天宮にお参り。
 
・・・別に自分の安産祈願じゃありません。笑。
皆様の安産を祈願、ひいては自分の安眠をお願いして。
こじんまりとした境内でしたが、なかなか立派でどっしりとした雰囲気でした。
この日も寒くて、雪がまだ残ってた~

今日はさすがにキャスター付きかばんを転がして移動する気にもなれず、色々前日に検討した結果、銀座駅のロッカーに預けて、身一つで移動することにして、地下鉄一日乗車券を買って移動。
そして、目指すは2つめの目的、「新春浅草歌舞伎」を観に 浅草へ。
 場所は、浅草公会堂。
 早く着いたから、スターの広場で手形を見て回ったり。

公会堂の中に、浅草名物のお店がいくつも出店していたので、お土産に川喜多さんのクッキーとレーズンサンドを購入。

そしてお昼を食べ損ねるかもしれないので、助六寿司をとりあえず確保。

昨日は朝スタバ以降、夕方のコーヒーだけで一日過ごしたから低血糖なりそうになったので。笑。
まぁでもホテル帰る途中にどうしても我慢できなくて、ボンゴレを買って夜中に食べてしまったという 本末転倒っぷりだったけど

今回の新春浅草歌舞伎は、今回久しぶりに海老蔵さんが出るとのことで、たまたまチケット安くなってて、しかも東京に居る日に お年賀&千秋楽だなんて、これは行っとかないとね、という軽い気持ちで取ったものです。
年始に上方の歌舞伎を観たので、お江戸の歌舞伎も観とかないと、と

 演目は、<お年玉>年始ご挨拶、1.寿 曽我対面 、2.極付 幡随長兵衛 。
2階席の2列目真ん中、という全体を見渡せる 観やすい席でした


今日の年始ご挨拶は、孝太郎さんが担当。
お決まりの口上を述べられた後、後ろからマイクを取りだして「はい、堅苦しいご挨拶はこのくらいにして・・・」と がらっと口調を変えたので、会場の空気も緩んで笑いが。

今になっても 孝太郎を「たかたろう」と読んでもらえず 「こうたろう」と言われることがある、とか。
次に歌舞伎観に行った時に、「こうたろう」と周りの方が読んでいたら 「たかたろう ですよ」とお口添えください、とか
花道の横の座席の、遠方から観に来られている方に話しかけたり。
孝「誰のファンですか?」
お客さん達「えっと・・・(と、孝太郎さんを手で示す)」
孝「いや、いいんですよ、気を遣わなくて、本当の事で。」
お客さん「あの・・・海老蔵さん・・・」(会場笑い)
孝「(海老蔵さんの真似して、低い声で)ありがとうございます。」(会場大爆笑)
昔の歌舞伎はチケットが今の10万円位していたから観に行くとなると、1大イベントで。
役者も舞台から見て、幕間に付き人さんに言って 美人のお客さんを楽屋に呼んだりしてたとかしてないとか。笑。
「あ、今はないですよ」って(笑)
会場からの拍手で役者は気持ちが上がるから、と、拍手の練習を会場全体でやったり。
とても和やかな雰囲気で、お年賀にふさわしい華やいだ会場でした。

今回も、イヤホンガイドを借りて観劇したので、ちょっと難しい背景なども分かって、面白かったです。

曽我対面は、曽我兄弟が主役で、敵役に海老蔵さんが配役されています。
線の柔らかい兄の和事と、若さゆえに荒っぽい弟の荒事が対照的に演じられて、それは江戸歌舞伎の特徴だそう。
弟役の尾上松也さんは、去年観た「ボクの四谷怪談」でお岩さんを演じてはったけど、全然違う役で、なのにすごい迫力で 役者さんってすごいなぁと改めて思いました!


幕間に、きちんとお腹が減ったので  「築地 すし鮮」さんの助六を。
食べてから、写真撮るの忘れたことに気付いたので 食べかけ

2幕の幡随長兵衛は、主人公の長兵衛を海老蔵さんが演じます。
男気溢れる町奴の頭、長兵衛を粋に演じてました。
最後がハッピーエンドじゃないから、なんだか個人的には少し不完全燃焼なお話でしたが
海老蔵さんは通常の演技の時は喋る声が低いから、ちょっと聞き取り辛かったのだけど、最後声を張るところは、まっすぐに通る良い声をしていました。

エンターテイメントとしては、個人的に義経千本桜のほうが派手で面白かったけど年始に浅草歌舞伎を見ることが出来たのは貴重な機会になりました!


最終目的地の予約時間までに時間が空いていたので、仲見世をブラブラと。
 相変わらずの人出。。。
 今回は、遠くからのスカイツリー。

人形焼きや絵葉書とか、助六さんで 戌の土鈴をお土産に購入。
たまたま見つけた「犬印鞄製作所」のかわいい犬と鞄のアイコンに惹かれて入ってみたのですが、この鞄に一目惚れ
 ハリスツイードを使ったトートバッグ
贅沢旅行と決めてたので、衝動買いしちゃいました~わぁい
ヨーロピアンな雰囲気のハリスツイードマークの上に、「東京 浅草」の文字が、ツボに入った次第です。
 大事に使いたいです!



そして、今回是非行きたい!と思っていた最終目的地が ココ。
 「RUTH'S CHRIS STEAK HOUSE

岡田君が花まるマーケットのおめざで紹介していた、ステーキハウスなのにチーズケーキ。
ここのチーズケーキが一番好き!って言ってて、ずっと気になっていたのを、今回の旅行の直前に偶然思い出して。
これは行くしかない!と決行した訳です。
でも、本来ならステーキのお店(笑)
いくらチーズケーキをテイクアウトできるとはいえ、一人で行って食べさせてくれるのだろうか・・・とかなりの不安を抱えながら、歌舞伎の幕間に電話したのです。
最初電話対応してくださった時、まずは日本語と、その直後に「Can I help you?」と・・・英語ダヨ
さすがは外人さんも大勢来ると言うお店。。。と妙に感心しながらドキドキしながら予約をお願いしたら、快く取っていただきました


ちょっと時間があったので、折角1日乗車券も持ってるしと思って、敢えて少し遠い溜池山王まで乗って、駅から地上に出たところで、何か見たことのある景色が・・・。
・・・そう。
以前、学会の合間に国会議事堂のライトアップを見に行こうと出発したものの迷って、さまよい歩き、ローソンで「私いまどこに居ますか?」と聞かざるを得なかったあの日。
その ローソンが 目の前に!

笑。

そうだったわ。
あの時の二の舞はしない、と、一生懸命地図を回して考えてみました。笑。
地図を回すのは、方向音痴っ子の特権です(違

なにはともあれ、無事にたどり着きました。

お店は暗くてムード満点
常連さんではないので 隅っこの席でしたが、その方が気兼ねなくて 良かった。
チーズケーキだけのつもりが、ここ最近の不規則な生活っぷりに体が限界で、どうしても野菜が食べたくなり、ルースのチョップサラダをオーダー。
 見た目は小さいですけどね。
これをバラすと、お皿いっぱいに広がる ボリューミーなサラダなんです
もりもり食べて。笑。
パンも付いてくるのですが、バターがおいしくて、こっちも もりもり食べてしまったので、ここまでで1食分の満腹感
きっとコーヒーでもないと 無理だと思い、チーズケーキと一緒にお願いしました。
そして、念願のチーズケーキが・・・
 じゃーん
TVで見たのと同じく、ベリーソース添え

すごいよ!
表面がとろとろのクリームチーズに、周りだけかと思ってたのに更に底にも敷かれたクッキー生地!
 ほんとうに とろっとろなの
一口食べただけで、うんま~っ!ってなる
濃厚なチーズの味が口いっぱいに広がって、濃厚なのにずっしりでもなく、ふわっとしてる。
これは美味しい~
しかも絶妙にしょっぱいクッキー生地が、良い塩梅です。

だがしかーし、海外のデザートにお決まりのように、量が半端なく1/4でも充分なくらい。
ドギーバッグで持ち帰り作ってくれるとは聞いてたものの、本当にお願いできるか分からなかったから、正直ちょっと吐きそうになりがら(笑)半分頑張って食べたの。
あきらか食べ過ぎだよ・・・。
1週間ぐらい断食しないといけないくらい・・・

途中、コーヒーのお代わり勧めて下さったり、スタッフの方も親切で。
一人なのを見かねたのか支配人のムーサさんが喋りかけて下さって、帰る時までちょこちょこお話してくださいました。
とてもアットホームな雰囲気のお店で、次は大勢でお肉も一緒に食べに行きたいです
向こうから流れてくるステーキの香りが、また別腹で食欲をそそる


カバンを回収して、駅でお土産買って、帰りの新幹線は爆睡。
思ったよりも遅くなっちゃったから、家にたどり着いたら倒れ込みでしたが。

もう、パンパンにやりたい事を詰めて、やりきった旅行でした
充実しきってた~
東京はまだまだ行きたいお店とか、いろんな場所とか、イベントとかあって。
でもそうそう行くことはできなのだけど。
また是非ぜひ 遊びに行きたいな。
は~ 満喫満喫
幸せだ~


<東京旅行1 ~たくさんの出会いに守られて~。>

2013-02-02 | Travel

先週の東京旅行の1日目。
結構長いです。笑。



そもそも、今回のことの発端は、ヴァンサンカンのプレゼントで 東京のホテルのスパに当選したことでした
この機を逃す手はないデショということで、東京旅行を計画。
そしてギリギリの連絡にもかかわらず、お友達が会ってくれるというので、ない知恵絞ってやりくりしてみたのです
そんな感じに強行したプチ旅行でしたが、やりたかったこと 行きたかったとこ 全~部出来たので大満足


まずは、朝 眠い目をこすりながら出発~。
途中で、寒い分 空気が澄んでるのか、富士山がすっごくきれいに見えて!
写真頑張ったけど、ちょっと陸橋がかぶっちゃった。笑。
ご機嫌さん


今回はどこに行こうかなーって思っていろいろ調べてたら、東京五社巡りというものがあって、そのなかで東京大神宮と日枝神社にはお参りしたことがあるのに気付き、折角なので と、残り3つを回ることにしました。
ひとつだけちょっと離れてて府中にあるので、新横浜で降りて電車を乗り継いで、まずは大国魂神社へ。
武蔵国の守り神として有名なこちら。

春には、司馬遼太郎の「燃えよ剣」で 歳三が繰り出した「くらやみ祭り」が、こちらの神社であります。
駅からはすぐで、子供連れの家族がたくさんお参りに来てました。
こじんまりしていながらも、地域の守り神さん な雰囲気です。


そして、この日は何故か奇跡的に乗り継ぎが上手く行って、東京に早く着けそう。。。ということで、ちょっと予定変更して、翌日行く予定だった靖国神社に行くことに。
東京は路線がいっぱいあって、目が回りそうで、、、JRなのか地下鉄なのか私鉄なのか、、、はたまたその地名がどこらへんにあるのか。
方向音痴の私では、あたりをつけるのも一苦労
しかもスマホじゃないので、調べてきた以上のことはキャパ越え
でも、ちゃんと電車を乗り継いで、九段下駅から上がると、なんかお城みたいなのがある!
  って思ったら、これが武道館なのね~
完全な おのぼりさんです
たまねぎだ。

靖国神社は、人が多い割りに 神社から受ける雰囲気が静かというか。

凛とした力強い というよりは、静かに佇んで 私たちの礎になってくれている。
そんな、その境内の空間だけ時が止まって 穏やかに 私たちを見つめている。
 そういう雰囲気を受けました。
遺族の方とか、ご年配の方も大勢来られてた。
“今月の社頭掲示”で、出撃された方の遺書などを毎月貼り出しているそうですが、読むと、切ないとか つらいとか、何で とか、いっぱい色んな思いがごちゃ混ぜになる。
それを言葉にしちゃ いけない様な気になる。
もっともっとゆっくりと滞在したかったのですが 時間も迫ってて、駆け足参拝になっちゃいました。。。
またの機会にもう一度 お参りしたいです。


今回の旅行も、キャスター付きのかばんを転がしていたのですが、まさか神社の玉砂利のうえを転がすわけに行かず(笑)
キャスターついてるのに結局 この日はほとんど手持ちだったので、ぷちマメが出来た
普通のコンクリの街中は良いんだけど、さすがに神様に失礼だし


そして、次に魁さんと待ち合わせしてたのに、御手印を頂いてたら混んでて時間がかかっちゃって
しかも お決まりの如く、降りた駅で出る改札を見事に間違えるという・・・すみませんでした・・・
パンダバックを目印に無事に初お目見えすることができました

そのまま明治神宮へ参拝。
鳥居から本殿まで 木が立ち並ぶ参道を結構歩きます。
若い人とか家族連れとかで賑わっていたのだけど、その割に参道はごちゃごちゃイライラしない、綺麗な雰囲気で。
ああ、さすが 良い神社だなぁと。
そういう自分と波長の合う神社やお寺にお参りできると、大好きな人に会ったような すごく嬉しい気持ちになって、守られてるなぁって優しい気持ちになる

本殿や祈祷所などは、沢山の方が並んでいらっしゃいました。
私も今年前厄だから、厄払いしないとなんだけど、今日はお参りだけ
ここで、御手印を頂いて、5つ巡った証に 記念の絵馬を頂きました。
かわいらしく笑った 夫婦の巳さんが 稲穂を咥えて、縁起が良いです

そして、「そういえば剛ちゃんが前にTVでパワースポットとして取材に来てた」という魁さん情報を聞いて思い出したのが、清正井!
そういえば、明治神宮にあったっけ!
ということで、行ってみることにしました。
 写真、何度も載せますョ。笑。
意外に並んでる人が多くなくて すぐに見ることができました。
人が居るのに、その井戸のところだけが静かで、キラキラした柱が立ってるみたいで、周りは寒いのに見ると あったかい気持ちになる。
なんか不思議な場所!
ここは 本物だなーって、霊感なんてないけど思った
一緒に仲良し写真撮って

魁さんがファミクラに寄るとのことで、自分ひとりじゃ勿論行けないし(ていうか、ファミクラとショップが違う場所にあるっていうことを知らなかった)連れて行ってもらいました

歩きながらいっぱいおしゃべり
ファミクラには写真とXmas&新年の挨拶が貼り出してあって、写真頑張ったけどピンボケなっちゃった
でも、いーねん。だって岡田君、ちょっと真面目顔で指名手ha・・・(以下略

全然時間足りなかったけど、またの再会を楽しみに、渋谷でお別れ。
その前に、私が知り合いのおじ様たちと合流するための、“ハチ公前”を教えてもらい(笑)

てか、ハチ!  ちっちゃいよ!! 
人混みから頭一つでるかどうかだから、ここで待ち合わせしたほうが会えない気がした・・・。
さすが東京・・・梅田ビックマン前でも、ここまで混まないから・・・。
でもお陰様で無事に合流。
私もおじ様達もその後 用事があったので、お茶だけして これまた再会を楽しみに解散。


急いでホテルにチェックインしに行って(だって 泊まるホテルは、ビジネスホテルにしたから)、当初の目的のオリエンタルマンダリン東京へ。
案の定、ホテルの入口が分からず迷う私・・・。
 こんなゴージャスなフロントなの。

そして、
 ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京

本当は予約の1時間前に行けば、サウナとかジャグジーとかゆっくり使うことが出来たのだけど・・・何もかも全部は出来ないよね・・・。
でも・・・

  このパノラマビュー
堪能できないのは 惜しかった~!!!
 スカイツリーを独り占めなんだもの!残念!

今回当選したのは、タイムリチュアルというコースで、時間枠だけ決まってて、内容はその日の体調などで相談して決めることが出来るというものです。
・・・・・・後で見たら、ものすごい贅沢プライスやった・・・
すんごい ラッキー

この日は一日歩き通しだったから足も肩も腕もパンパンで
フェイスとボディの組み合わせが人気とのことで、スクラブを使ったフェイストリートメントと、アロマオイルとホットストーンを使ったボディマッサージとをお願いしました。

最初に、フット・リチュアルという、日本を含めてアジアなどで旅人を迎える時にするような 足浴で歓迎する儀式がありました。
ソルトやアロマオイル、水晶とアメジストを入れて、最後にチベットのティングシャーベルという 小さなシンバルみたいな鐘を鳴らして タイムリチュアルが始まります。
アロマオイルの香りに包まれながら、ホットストーンを腰や足に置くと、じんわりとあったまってきて、ストーンを使いながらのマッサージは熱いけど熱くないというか
芯から温める感じで、不思議でとっても気持ち良いんです!
フェイスに移ったところで、私、意識消失。笑。
気付いたら遠くから鐘の音が聞こえて、「あれ?この音って・・・・あー 終わっちゃった~」って、夢の国から戻ってきた感じでした。
ふわふわして 今までで一番気持ちよかった・・・
そして、フェイス用にスクラブを購入~。

ホテルに帰りついた時には もう日付変わる手前で。
軽い揉み返しみたいに体全体が少し痛かったけど、夜はぐっすり眠れて、朝にはすっきり!
お値段のことだけあります
朝のことが遠い彼方の如く、充実した一日を 幸せな気分で終えました

まぁ、夜中にいきなりTV付いて 起こされたけどね
でも半ギレしながらそのまま寝たから、幽霊さんも 脅かし損だ