今晩はまだまだ予定がいっぱいな~のよ~、ということで、すぐにホテルを出発して、まずは渋谷へ。
お腹が減ってしまったので、目的地に行く前に「ゴリラコーヒー」へ
「ガツンとくるコーヒー」が飲めるN.Y.ブルックリンから来たコーヒーショップ。
一番スタンダードそうなラテと、ゴリラブレッドというパウンドケーキみたいなの。
出来たら光って知らせてくれるボタンを持って待機。
呼ばれて行ったら、お客さんを確認してからミルクを入れて、ラテアートしてくれるみたいです
珈琲は確かに、苦いというか、ガツンと来た
ちょっとだけ食べて、ケーキは持ち帰って 先を急ぎまする~。
グーグルマップをグルグル回しながら(←えw) 渋谷センター街なるものを抜け、目指すはBunkamura!
ていうか、渋谷・・・人多すぎる・・・オシャレな人多すぎる・・・
ゴリラコーヒーにも、モデルとかアパレルっぽい男の子が居たわ。
私には無理だわ トーキヨ― ←誰・・・
着く直前に空模様が怪しくてドキドキしながら駆けこんだのは、「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞展」です 土曜日は遅くまで開いてるから、と思って行ったんだけど、予想以上の人出
ま、入場制限掛かってないだけマシかな
事前のチェックではオススメと言われていたので、音声ガイドを借りて出発~。
もうね、どれもめちゃめちゃ良かった!!!
まず、音声ガイドは中村七之助さんでしょ。
んで、B'zの松本さんのオリジナル「Ups and Downs」が聴けるでしょ。
もうね、雰囲気は準備万端だよ(笑)
そして、展示方法も面白くて、やたらポップなルビが振られてるサブタイトルが妙にカッコいいw
国芳国貞の、現代でさえオシャレでカッコいいと感じるセンスが、かなり新しいと思うし、この時代にこの発想力はすごいと思う。
国芳は豪快な武者絵と大胆な構図が、国貞は粋な美人画や緻密な表現がイチオシポイント。
むしろ漫画好きな人には堪らないと思う(笑)
武者絵では、水滸伝をもじって 歌舞伎役者で描いたり。
妖怪とか、面白いし、大迫力なんだけど、どこか くすっと笑えたり。
化け猫がノリノリで踊ってるしw
着物の柄がスカルなんだけど、良く見たら猫が集まって だまし絵みたいになってたり。
そういう構図取るんだ!ってビックリするアングル、例えば 頭を上から見下ろした感じのアングルとか。
だけど、どれもが確実な絵画技法の上に成り立つものだってコト。
技量不足の人が描いたら、描き切れずに一気に画が崩れてしまうけど、彼らが描くと まるで写真みたいにハイセンスになるアングル。
走る稲光が 幾何学模様のように描かれていたり。
提灯から漏れ出た光が パッキリしたラインで描かれて、ピンスポットのように登場人物を照らし出す。
そしてその後ろに 影だけで描かれる町行く人々。
でもそれぞれ影だけど、何をしてるのかが分かる。
海の中の絵は、本当に海底を潜水艦で観に行ったみたいに 海中生物が生き生きと描かれてる。
「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」とか、3枚続き絵で描かれてすごい迫力だし、違う場面だけど一枚の絵にまとめて書くことで ストーリー性が出る。
一応この世に存在しないものとして扱う烏天狗は、色を載せずに・・・と言っても実は薄いグレーを刷ったうえで実線で描くことで、虚実の世界を区別してて。
その烏天狗の髪の毛や爪の線の細い事!
幽霊の透けて見えるグラデーションも、細雨も、アイディアだけじゃなくて、やっぱり素晴らしい技術力、だよね。
隅々まで観てるともう時間が全然足りなくて、しかも120点ほど作品があるから観切れないくらい!
武者絵では、柴田勝家が敵をなぎ倒すシーンを臨場感あふれる迫力で描いていて、何がすごいって、倒された敵兵が空中を吹っ飛んでいく瞬間を一時停止したみたいに。
どうやったらこの瞬間を切り取ろう!って発想できるんだろう?! って、なんかホントに羨ましいし何となく悔しい(笑)
別に絵描きさんじゃないのに(笑)
まるでマトリックス。
今は映像やアニメがあるけど、この時代には静止画しかなかった。
それなのに、これ、絶対観てたその時代の人たちは狂喜乱舞しただろうなって思える。
歌舞伎の楽屋の情景とか、花魁や歌舞伎役者の 今でいうコレクターカードとかアイドルのフォトセットみたいなシリーズものとか。
時代が変わっても皆 おんなじなんだな~って
大きな場面を3枚綴りとか、縦綴りとかにして描いてる。
この型破りさは、なんというか・・・かなりイケてるよね
70歳くらいの年齢なのに、歌舞伎役者の背景に各人の紋をあしらって、ピンクに黄緑、群青などをチョイスするなんて。
お上の締め付けが厳しい時には、むだ書きとして風刺画みたいにデフォルメした絵を描いてて。
密かに、昔書いてた手ぬぐい頭に被ってダンシング~な化け猫を、子供の落書きみたいな画風で再登場させてて、思わず笑ってしまった
一つ一つ感想言えないくらいにスゴイ(笑)
図録を買おうと思ってたんだけど、思ったよりも小さい写真しか乗ってなくて、うーん 私の欲しいのはこれじゃないって思っちゃって
マグネットのガチャガチャして、ポストカード買って会場を後にしました。
もう一回観たいよ~!
関西にも来るけど、そうやっていつも行けないことが多いから、今回は先に東京で行った訳ですが、また行っちゃおうかな~( ´艸`)
考えていたよりも、どんどん時間が押したままのスケジュールで ←通常運転。笑。
急ぎ向かうは、代々木公園方面。
東京の何が困るって、駅が乗り換え出来るはずなのに、1駅以上歩かされることがあって、接続が上手く出来ないことw
そして駅を上がってお店に行く直前、途中にすんごい勢いで夕立が始まって、半泣きで雨宿り
あぁ~ この建物の反対側なのにぃ~ って、じりじりしながら小降りになるのを待機。。。
瞬間見計らってダッシュかまして、ようやく到着しました 「格之進Rt」
そう・・・夜会で岡田くんがお気に入りで モグモグ りすさんと化していたメンチカツが食べられる 噂のお店
笑。
本格的なお肉のお店なので コース料理がメインなのですが、こちらは割とカジュアルな店舗で、アラカルトでも大丈夫。
3月に予約した時、ちょうど放送直後にすごく緊張して電話したのですが ←こういう時だけ、フットワーク超絶軽い私
一人でアラカルトだけでも大丈夫、お酒とアテだけで帰る方もいらっしゃいますよ~と、とても親切なスタッフさんの対応に好感を持っていたのです
今回も大丈夫ですよ、という事で、夜遅くに一杯ひっかけてメンチカツ食べて帰ろうと企む。 ←オッサンか。
まずは気兼ねなく白ワインを頼んで、食事メニューを・・・眺めてたら、スタッフさんが「すぐにお肉をお持ちしますので」と言い置いて、厨房の方へ。
「・・・?メニューが別にあるのかな?」って思ってたら、、、奥から 肉 出て来た
www
3つくらいの部位がお盆に乗って出てきて、「100g~ ●●円」とか説明が書かれてて、ここの部位はお尻のところで~、とか、他にも○●があります~、とか色々説明してくれて、速攻 後悔した私www
だって、こんなお店来ることないんだもんwww
間違えたと思ったねwww
「あぁぁ~ 私なんかが来て す゛み゛ま゛せ゛ん゛ん゛ん゛~
」ってなったwww
んで、博なら「あぁ~ それ美味しいんですよね~(じゅるり)」とか絶対言ってるな、とか現実逃避を始める私www
笑。
説明してくれたお兄さんに、「・・・ごめんなさいっ!今日はメンチカツ食べに来ました!」って言ったら、お兄さん気合入った声で「りょ~うかいしました!メンチカツですね!」って(笑)
感じ良い方ばかりのお店です
メンチカツには白ご飯野菜も食べなきゃ
と定食屋に来たんかお前は、ってオーダーを(笑)
サラダ、おひとり様だと多いと思います
でもおひとり様用にも出来ますよ~と言ってくださって、一人分のサラダ作ってもらいました( ´艸`)
胡麻のドレッシングがめっちゃ美味しかったんだけど、オリジナルなんだろうか・・・?
ドレッシングだけでも欲しいくらいだった(笑) 実は、雰囲気を聞いただけだったんだけど、オーダー通ってしまってたピクルス(笑)
結局は、白ワインのおつまみに
で、こちら! 噂のメンチカツになりまする~。
肉汁がじゅわ~ってなるどっしりタイプのメンチカツ。
個人的には・・・もう少しお肉が細かいのが好きなので、思っていた味とはちょっぴり実は違ったのだけど・・・
これはもう、人それぞれの好みですから
玉ねぎも大きなざくざく切りで入ってます。
いい具合にワインが回って、なんとなくゴキゲンさんになって(笑)
うふふふ~って怪しい人になって、それがまた面白くて笑けるという(笑) ←近寄るな危険w
お店出たら雨も上がってて、明日は満月。 私はカウンターに席を取ってくれてたけど、奥にはボックス席があって、でもお客さんも割とカジュアルな感じのグループが多そうな印象でした。
おひとり様は私だけだったけどw
ほろ酔いで、翌朝起きなくていいならもう一杯いきたいとこだったんだけどね~( ´艸`)
やめときましたw
はぁ~ 満喫の1日目でした( ´艸`)