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以前から訪れてみたかった下鴨神社でお月見のお祭りがあるということで、ちょうど次の日がお休みだし、行くことにしました
ちょっと手前のバス停で降りて、てくてく歩く。
お目当ては「出町ふたば」の豆餅です
方向音痴な私なので、ちゃんと見つけられるかな~と思いながら、テコテコテコ
・・・・・・
間違えようがありません
幾重にも折れ曲がったお客さんの列、列、列・・・。
チーン・・・、とフリーズしながら、とりあえず列の後ろについてみました。
徐々に進みながら、後ろにも更にお客さんが並んできます。
ちょうどお月見ということで他にもいろんな種類のお餅があったのですが、スタンダードに豆餅にしときました
何とかゲットしたあとで、またテコテコ・・・と歩きながら、神社のある「糺の森」を目指します。
森は木々が優しくざわめいていて、とても素敵な感じのところでした。
下鴨神社の南にある、河合神社にまず参拝。
鴨長明ゆかりの神社ということでしたが、こちらも静かで良い感じ。
書置きのみでしたが御朱印を頂き、ちょっとしたステキ出会いもあり
良い場所には良い人が集まるのですね
ご機嫌で森の中を進みます。
下鴨神社の参道にいろいろな有名な京都のお店が出店を出していました。
ちらちらと見ながらも、待ち合わせをしていたので時間つぶしに参拝は後回しにして、「加茂みたらし茶屋」へみたらし団子を食べにGO
下鴨神社の境内にある池に浮かぶ泡をモチーフにしたということで、下鴨神社はみたらし団子発祥の地なのです。
こちらのみたらし団子は一串に5個の団子があり、五体を表しているそうです。
結構しっかりな1人前ですが、香ばしい香りに躊躇なく平らげました
ここで合流したあと、参拝に向かいます。
相生社の横にある連理の木を見たり、本殿にお参りし、干支の守護神(言社)にも参拝。
この時期限定の、月守りも頂きます。
満ちていく月とウサギさんが描かれている、かわいらしいお守り
月が満ちるように ツキが満ちていきますように。
そうこうしている内に、時間が近づいてきました。
神事ですので、きちんと儀式が執り行われます。
お祓いを受けたり、祝詞を奏したり。
神事が終わった後で、隣の舞台で尺八や琴、雅楽の演奏、舞などの演目が続きました。
雅楽など、生で聴く機会など殆どないため、すごく楽しかったです。
お茶席も設けられており、折角ですので頂いてきました
生菓子は月にススキの焼印の入った 今日にぴったりのお菓子。
すごくおいしいと思って帰ってから懐紙を見たら老松の名前が・・・。
そりゃ おいしいハズだ笑。
日中曇っていたので、今日は見れないかなぁと心配していたものの、夜が更けると森の木陰から真ん丸なお月様が昇ってきました。
暗闇を煌々と照らして、見ていると時間が止まったようです。
祭りの終わりには、お下がりにススキをいただけるようで
頂こうかと思ったら、それこそ言葉通りに群がる人々・・・
何本も持っていく人もいて、オイオイ・・・と弾き出された私は外から思ってみていたのですが、帰ろうとしたら親切なおばさまが分けてくださいました
ありがとうございます
大事に持って帰って、下宿に飾ろうと思います
いつも京都は疲れ果てて夜遅くまではウロウロできないのですが(笑)、今日は初めて夜の京都に出会えました。
見事な月 すてきな一夜。
糺の森が またおいでって言ってくれてるみたいでした。
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