夢色

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<青葉の候、再び参りまして~仙台1日目 その1。>

2018-05-11 | Travel

この週末は、出張で仙台に再訪でした
ていうか、留守番押し付けられるのが嫌で、頑張って発表することにしたん(笑)

前回は東京経由の新幹線で、まだ震災の影響が残ってた時分でしたが、今回は時間短縮のため飛行機で行くことにしました。
どうせなら昼くらいに着いてた方が遊べるかr・・・活動しやすいので朝出発することにしたら、結構早くに空港行く必要があって、ちょっと後悔しつつ(笑)
こういうのが飛行機は困るんだよね。。。
リニューアルした伊丹空港を見たかったので、朝ご飯は空港で食べることにして。

荷物預けたら、「ノースショア」でモーニング    北浜の店舗はいつも並んでるから。。。
 プレートと悩んだんだけど、おススメの「スプラウトサンドイッチ」にしました。
本当はチキン頼んだんだけど、シュリンプが出て来て
作り直します!って言われたけど、こんなたくさんのお野菜が捨てられるのなんて無理!
時間も無かったし、シュリンプを食べました(笑)
すんごいボリュームでお腹いっぱい~
お値段は可愛くないので、再訪は無いかな

テラス席からは、飛行機も見れます。 
 搭乗口に向かう前に、一瞬展望台から飛行機の離着陸を眺めて。  行ってきまーす!


今回も右側座席を指定しておいたので、翼に邪魔されながらも無事に富士山を観ることが出来ました
   
機内は関係者ばかりだけど、気にせず写メりまくる私(笑)

飛行機で一緒になった同期と喋りながら仙台駅まで到着して、ホテルに荷物を預けたら、会場・・・ではなく、さっそくの脱走(`・ω・´)ゞ
今日しか遠出する時間が取れなかったので、行っちゃうもんね~
まずは、塩竃に来ました。  

宮城も美味しい日本酒が沢山!
駅近でアクセスしやすい酒蔵を探してみたら、ちょうど松島までの途中にある塩釜に発見したので、東北鎮護の鹽竈神社も行きたかったのでちょうど良かった!と予定を詰め込み、寄ることにしたのです。
まずは、「鹽竈神社」にお参り。 
  とってもきれい! 
  日時計や、    素晴らしい細工の銅鉄製の文化燈籠。
 左宮に武甕槌神・右宮に経津主神をお祀りしてます。
そして、別宮に主祭神たる塩土老翁神という博識の神様をお祀りしています。  
絶え間なく参拝の方が来られていましたが、とても穏やかで優しい空気でいっぱいの境内でした。

  唐門。
本当は、表参道はこの202段の階段を  上がってこないといけないのだけど、今日は時間を分刻みでこなしてたので、裏坂のほうでお参りさせてもらいました

  広い境内には、志波彦(しわひこ)神社。
二つの神社合わせて御朱印をお願いしたら、見開きで頂くことが出来ました。 
鋳銭釜。 
境内には立派に咲き誇る白藤。   今はとても穏やかな光る塩釜の海を望む。


裏坂を降りていく途中に、総合商社『カメイ』の初代社長が建てられた「旧亀井邸」がありました。
伝統的な日本建築に並んで洋風建築がある、『和洋併置式住宅』という変わった造りになっています。
 時間が無かったので、少し覗いただけで次へ向かおうと思っていたのですが、ボランティアガイドのおじさんに見つかって どうぞ!って言われちゃったので(笑)せっかくの機会だし中に入らせてもらいました。 

 玄関入ったところで思わず溜め息!素敵なタイルの床に  埋もれ木細工の瓢箪 
天井は、折上格天井  


 細かい欄間の透かし彫り 離れに向かう廊下には綺麗な小窓。  ふすまの取っ手の装飾も。 
和式部屋も、洋館部屋も、宮城県地方独特の押込箪笥を観ることが出来ました。   
しかも全部桐箪笥
何重にもなった扉の金庫も、はめ込み式になったます。
2階への階段はとっても面白くて、1階の玄関、台所、2階の和室2つ、の4方向に向かえるように繋がっています。
  商社の接待などで使っていたので、違う会社のお客さんが鉢合わせしないようになっていたらしい。
長崎の「花月」みたい

2階の部屋には、ふすまの取っ手に蝙蝠の装飾が施されています。  

  和洋折衷で、細かい細工がいろいろと施されて、流石商社の邸宅!
懐かしい匂いにおばあちゃん家を思い出しました。
今では材料も職人さんも手に入らない、大切な文化遺産だと思います。
少しのお手伝いが出来ればと、心ばかりの募金をしてきました。
思いがけず寄ることになったけど(笑)観ることが出来て、本当に良かったです!
おじちゃんが、「震災の折には日本全国の皆様に助けていただいて、本当にありがとうございました。」って言ってくれて、何も出来なかった私なのにそんなこと言ってくれて、本当に宮城の方は何て良い方ばかりなんだろうと胸がいっぱいになりました。

  急ぎ階段を降りて次へ向かいます。  

  鹽竈神社の境外末社である「御釜神社」。
時間があれば、こちらに祀られている神釜も見せていただきたかったのですが、今日は超特急すぎて諦めました
4基の釜に海水が満たされているのですが、どんな日照りでも枯れることが無く、日本に異変がある時には水の色が変わるといわれているそうです。


  昔ながらの道をキョロキョロしながら駅の方へ戻る途中に、ありました。

  浦霞の醸造元「佐浦酒造」です。
酒ギャラリーでは、浦霞オリジナルのお猪口を購入すると、試飲をすることが出来るのです
 いつもは3種類なんだけど、GWの名残で4種類試飲させてもらうことが出来ました
純米吟醸 浦霞 寒風沢:松島湾内にある寒風沢(さぶさわ)島で育てたササニシキを原料に作られたお酒。宮城県内限定の、数量限定です。キリッとして、後味はふわっと消えて行く軽さで美味しい!
純米生酒 浦霞 4月限定:県内限定の季節限定。火入れをしていないので冷蔵での持ち運びが必要で、欲しかったけど諦めました すこし後味は変わった感じがするけど、美味しい!
山田錦純米大吟醸 浦霞:数量限定。・・・私・・・普段、純米のほうが好きで大吟醸って少しアルコール臭いのが苦手だったんだけど、こんなに美味しい大吟醸は初めてだった!純米酒より高いけど!!!でも美味しいんだよ!
浦霞 本格焼酎につけた梅酒:震災時、被災したせいで大吟醸に使うはずだった醪が使えなくなってしまい、それを許可を得て本格焼酎使って蔵王産青梅をつけた梅酒だそうです。こちらもはっきりした、でもまろやかで優しい味で美味しかった。

どれも美味しすぎて、全部欲しかったけど(笑)生酒はクールじゃないとダメだし、家で一人で全部飲むほど呑まないから・・・今回は寒風沢を頂くことにしました。
日も高いうちから、いい気分( ´艸`)笑。



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