夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<食べて、食べて、歩いて、笑って~長崎旅行3日目・・・の、その1。>

2016-03-23 | Travel

大分と日が開いてしまいました・・・。

今日は一日長崎観光&卓袱料理という第2のメインイベントデー
 朝ごはんをいっぱいで 元気をいっぱい!
・・・って今朝もまたもや お腹いっぱい・・・(後悔)
長崎のお味噌汁、やや甘めのお味噌で アオサをたっぷり入れて 気に入りました
あとは、角煮まんじゅうもお試し。

部屋から、こんな変わったものが対岸に見えてて気になってたんだけど・・・ 
どうやら倉庫?の屋根を稲佐山から見るとこんな風に見えるようにアレンジしてる?らしい。。。
面白い( ´艸`)

せっかくレンタカー付きだったものの、長崎市内の運転がちょっと怖くて駐車場も分からないし、ちんちん電車にオラオラやられると困るので(←大阪でも経験済み。笑)観光タクシーをお願いしました
行きたいところをいっぱい言って、適当にアレンジしてもらったんだけど、初めは目を白黒させてた運転手さん(笑)
普通は大体お任せだもんね

ホテルを出てからすぐに、途中にある福山雅治さんのご実家の前を通りました。
止まってくれたけど、まったく まちゃファンじゃない私なので、ふーんってなってたら、あれ?ってなってた(笑)
ごめん、それほど興味なかった(笑)
でも、どの運転手さんもホテルの方も まちゃの話をしてて、とっても長崎の方には感謝されてるみたいでした。
必ず帰ってくるし、MCなどで長崎の話もしてくれるし、本当に感謝してるって喜んでました。
地元に愛されるって、すごい良い事だなぁ。


そしてまずは、浦上天主堂へ。
 途中にも、原爆の爆風で吹き飛び 落下した鐘楼が道の横で保存されています。
長崎市内はいろいろなところに、原爆の跡がひっそりとそのままで残されています。
日本人として、忘れてはいけないこと。

 残された一部たち。 爆心地から500mに在ったため、ほぼ全壊となったそうです。
大きいけど、素朴な雰囲気の教会でした。
 大浦天主堂での「日本の信徒発見」150周年記念の碑。
豊臣~徳川幕府時代にかけて長らく迫害されてきたキリスト教ですが、浦上にも密かに信仰を守り続けてきた 隠れキリシタンが居ました。
しかし海外では、日本におけるキリスト教はもうすでに滅んだと思われていたそうです。
鎖国が解かれた後、在留外国人のために大浦天主堂が建てられましたが、そこに見物客に紛れてこっそりとサンタ・マリアに会いに来た隠れキリシタンの一団がありました。
プチジャン神父にそっと近づき、「私の胸は、あなたの胸と同じ」「サンタマリアの御像はどこですか?」と小声で聞いたそうです。
それが、日本ではもう居なくなったと思われていた信徒発見の瞬間となりました。 

こちらには、被爆したマリア像が保管されています。
だがしかし・・・小声で。
実は、現在聖堂にある被爆マリア像はレプリカ。
実際に被爆したマリア様は、奥に信者さんだけが入ることのできるマリア様の聖堂にいらっしゃいます。
後でわかったのですが、運転手さんがキリスト教の方だったため、そっと覗かせていただけました。
中では信者さんがお祈りされていたため すぐに出ましたが、レプリカよりももっともっと優しく慈愛に満ちたお顔をしていて、全然怖くなかった。
ですが、本来は入れる場所ではないので、勝手に入るコトはしないでくださいね。。。

 朝一番だったので人が少なく、かわいいニャンコがお見送りまでしてくれましたバイバイ


次に、私が絶対行きたかったのが「山王神社」です。
こちらには、被爆した大楠と、一本足鳥居が残されています。
 参道から見上げる一本足鳥居。一の鳥居は事故で倒壊してしまっています。
爆風によって微妙に捩れた状態で佇んでます。 
 柱に刻まれた名前。爆心地側が熱風で溶けてしまってました。
吹き飛ばされた左半分は、境内に向かい途中に横たわってます。   
 被爆の大楠。樹齢5~600年と言われてます。
 鳥居を潜ったあたりから、静かな空気で満ちてる。
悲しみもつらさも何もない、ただ在るという空気。
被爆した時は枯れ木同様だった大楠は、2年程して新芽を芽吹き、今はどっしりとした姿を見せてくれています。

爆風で巻き上げられた無数の大小の石が幹にある空洞に入り込み、今もなお残ったままです。 
大楠の横にある階段を登ると、3mくらいのところにある空洞。  
 中に見える、たくさんの石。
この石は2006年、2回目の治療の時に空洞から取り出されたそう。  こんな大きなものまで。

お参りして、御朱印を頂こうと思ったけどちょうど宮司さんがいらっしゃらないようだったので、大楠保存のための募金になる タヌキの手ぬぐいを頂きました。

 

また車を走らせて、西坂公園に向かいます。
日本二十六聖人殉教地で、記念碑と記念館があります。  
秀吉の命により、京都や大坂・堺の宣教師6人と信徒20人が処刑された丘です。
関西から24人が捕らえられ、左耳を落とされ、その後長崎まで裸足で31日間歩き続け この地に辿り着き、途中で2人が加わり、計26人が処刑されました。
宣教師たちによってゴルゴダの丘に似ているということで、この地を選ばれたそうです。 
 最年少の子は12歳でした。  
信仰を棄てるように言われても、一瞬の命のために永遠の命を捨てるわけにはいかないと、拒んだそうです。
14歳の子は、年下の子たちが怖がらないよう、最期まで讃美歌を歌い続けたそうです。
31日間歩いたということで、広場に入る階段は31段ありました。
レリーフは、信徒発見の舞台となった大浦天主堂の方角を向き、裏手に資料館があります。

   隣に立つ聖フィリッポ西坂教会。
双塔に埋め込まれたのは、長崎までの道すがら26人が使ったというお皿の破片だと運転手さんはおっしゃってました。
罪人として処刑されるので、そういう罪人が使った食器などは穢れているということで、誰もその次に使う事がないから、とのことです。
時間が無くて、資料館と教会の中には入りませんでしたが、次に訪れる機会があれば行ってみたいと思っています。

正直に言うと 私には一神教が合わなくて、道端の石ころにさえ神が宿るという八百万の神様、の方がしっくりくるため、キリスト教徒ではない。
だからといって熱心な仏教徒でもなくて、まぁ、典型的な日本人的なごっちゃ煮宗教。
キリスト教の、死んだら天国に行ける、神のお傍に行くのだから死ぬのは怖くない、という感覚も、命より信仰が大事という感覚も、理解しがたい。
個人的には他人が何を信じてようと、強制するつもりは無いけど、世界のこれまでの歴史から言うと、遠い海を渡って来たキリスト教の強い団結した信仰は、国を治める者からすると自分たちのシステムを根底から覆す大きな脅威になるだろうことは理解できる。
それに、あの時代、日本に派遣された人達が、日本を乗っ取るためにキリスト教を布教させた可能性も十分あると思うから。 
だから、何が正しいかとかは分からないけど、でもこういう歴史があって、自分の信じるものを守ろうとした人々が居て、今も守り続けてる人が居るということは、ちゃんと分かっとかないといけないなって。 

運転手さんも、最初は私たちがどういう人間か分からないから、はっきりとはキリスト教徒だとは言わなかったけど、この辺りから色々とお話をしてくれました。
お父様はもともと代々神道のお家だったのだけど、コルベ神父の機関紙のお手伝いをしていたとか。
そして赤紙が来た時に、コルベ神父の勧めで従軍チャプレン(教会などに属さず、組織の中で働く聖職者)にお手紙を書いてもらって、出征先で洗礼を受けたそうです。
通信兵だったため伝令のために乗り込んだ列車で、ロシア軍の検閲にあい、隠れていた藁に銃剣で刺しながら捜索されて、周りの兵士は刺されて亡くなったがお父様は無事だったとか、終戦後にシベリア抑留されたが、なんとか帰国できたのは、神さまのご加護のお蔭だと話されていました。

長崎の教会群を世界遺産に、とやってるけど、それは歴史的価値の面をアピールするのではなく、欧米のユネスコに対してなので、隠れ守り続けてきた日本のキリスト教としての信仰の側面から進めていかないと、難しいだろうと。
信徒以外の私たちが知らないこと、私たちでは分からないものが、キリスト教の方の間にはまた在るんだろうな、と思いました。 
そういうものにも耳を傾けていかないと、大切な残すべき物たちが長崎にはあるのにな、と思います。


諏訪神社に行く途中、日本で初めての営業写真館「上野撮影局跡」に寄ってくださいました。
坂本龍馬のあの有名な、袂に手を入れた写真を撮ったのもこの場所だそうです。
 同じポーズで(笑) レトロなカメラは操作難しそう~ 


 諏訪神社は、長崎くんちが行われる、長崎の総氏神様です。
鳥居から境内に向かって参道を進むと、途中に石が3種類 参道の真ん中にあります。
まずは、男石  そして、女石  最後に合体石。 
それぞれ異性の石と最後の合体石を踏むと、ご縁に恵まれるそうです
 えいっえいっ←やめなさい。笑。
昔はこういう陰陽もおおらかで、生活に密着してるものだったんだろうね~。

 往来の激しいこの一帯では、明治時代も迷子が多発したそうで、それを見かねた警察署の警部さんたちがお金を出し合って迷子石を建ててくれたんだって。
「まよひ子志らせ石」の境内側には「たづぬる方」、反対側に「をしゆる方」と刻んであります。
ステキ。

 長坂を登り切ると、大門前の広場に到着。
ここは長崎くんちの時に、桟敷が設けられるところです。
この踊り馬場で神輿を回すので、敷石にはたくさんの傷が付いていました。  重ねてきた歴史の証拠。

大門を入ると見える神馬像は、 平和祈念像の作者・故 北村西望さん作です。
躍動感あふれる神馬 

拝殿でお参り。
隣には、えべっさんと大黒さんの像があり、間を目をつぶって歩いて辿りつけるかどうかで恋占いをするのがありました。
地主神社にも似たようなのがあったなー。
ま、占う相手が居ませんが( ´艸`) ←コラ 

拝殿の左手奥に進むと、止め事成就の狛犬がいます。 
 コヨリを狛犬の脚に結び、禁酒や禁煙、すべり止めなどの止めたい事とお願いします。
断ちたいものは・・・あるような・・・ないような・・・だったけど、とりあえずやってみた(笑)

さらに奥に、 高麗犬の井戸・銭洗い井戸があります。
狛犬の口から出てるお水でお金を洗うと、2倍になって返ってくる、らしい。 
父のために洗ってみた。でもその洗ったお金がどこにいったか忘れた(笑)

そして拝殿裏には、 願掛け狛犬が。
昔、遊女が、海が荒れると漁師が船を出せずに自分のところに来てくれるから、と、海の方角へ向けてお願いをした狛犬なんだって。
なので、石の台座をクルクルと回す事が出来ます。
・・・おちりが可愛かったwww ←2代目おケツハンターと化している。

 境内には、神池もありました。
水辺が好き。

 本当は本殿にお参りする前にこちらに来ないといけなかったかな祓戸神社。
立ち狛犬と逆立ち狛犬という変わった可愛らしい狛犬が居た!
ナデナデしてきたヾ(・ω・*)

 一番参道の入り口にある石灯籠には、昔火を入れるために使ったと思われる、なんと石の階段が!

結構思ったよりも広い境内でした。
長くなるので、続く~ 


<食べて、食べて、歩いて、笑って~長崎旅行2日目。>

2016-03-22 | Travel

 おはよ~ございますっ今日も良い天気っ
ホテルの窓からは、昨日綺麗なイルミネーションが観れた町並みが青空に映える  
 今日はあそこに登るぞ~。
ラウンジで朝ごはんをば  ・・・ちょっと食べ過ぎたかも(笑)


開園前でも園内ウロウロできるので、人の少ない朝の街並みを満喫しました
   
 こんな可愛いゴミ箱と自販機

ホラーゾーンでは、だまし絵があったり  
のぞき窓から覗くと、 ちょっとレトロホラーな映像が流れとります(笑)

 白鳥が2羽、お客さんから何かおやつを貰ってました。
私が反対岸に下りたら、また良いものもらえるかと思って寄って来た(笑)
そして、何も持ってない手をグーで出したら、板みたいなくちばしでパクリ(笑)
パコンっと叩かれたような感触
「ほら~ 何も持ってないでしょ~」って言ったら、「・・・ぐらららら~ぁっ」て天を仰いで拗ねられた
白鳥のそんな鳴き声初めて聞いたわ~(笑) 
ごめんってば


そろそろ始動しないと、と一旦チェックアウトしに部屋に戻ります。
 ・・・超絶長い廊下・・・岡田くんなら嬉々として向こう側まで走って行きそう(笑)
ロビーは大輪のユリの良い香り!  


荷物は預けて、パークバスでハーバーエリアへ
 変わったチューリップ

まずは、母が行きたがってたポルセレインミュージアムでは、たくさんの陶磁器が展示されてます。
  
一面陶磁器と鏡で飾られたお部屋!   
  「なんですのん~」って顔(笑)の虎
絵付けもすごかったです!   日本の伝統技術が、海外だけじゃなくて日本の中でもちゃんと評価されるようになって欲しいなぁ。

ハーバーエリアのフォトスポット   

それから、「パレス ハウステンボス」と「ハウステンボス美術館」へ。
お庭には、目いっぱいのチューリップが!!!
   キャベツみたい(笑)なのや、 茎が短くて ずんぐりむっくりの子。
  ホント、見てて飽きないくらいに、たくさんの種類があって、びっくりしました!
     八重のチューリップに、 オランダっぽい配色

館内では、「花の芸術祭」にちなんでボタニカルアート展をやってて、写真の植物図鑑みたいに詳細な花の絵がたくさん展示されてました!

お花を満喫して、ハーバーのデ リーフデ号まで向かいます。
 青い海!青い空!  クルーザーも泊まってた
 噂のデ リーフデ号は・・・ まさかのメンテナンス期間にて入れませんでした~のぉーん

ハウステンボス内に戻ってきて・・・  ドムトールンに  向かいます。

先に、足下の運河の真横のテラスにある「ビッケンビッケン」で、佐世保バーガー
 大きくてビックリした(笑)そういえば昔大阪で食べたお店では、潰して食べてくれって言われたくらいだったなぁ。
「フレッシュゴーダチーズバーガーセット」にしたけど、とろ~りチーズ味と、ポテトも美味しいし、予想よりももっと美味しくて、大正解でした! 
 
腹ごしらえを済ませたら、ドムトールンに登ります。
180°の展望台からは、街並みが本当にヨーロッパみたいで、テンション上がった(笑)
 泊まったホテル「ホテル アムステルダム」、やっぱり横に長いよね!(笑)
向かいに見えてる白いものは、氷じゃないスケートリンク

 運河も、 花かご列車?も、 風車も良く見えました!
 ハーバービュー 

ホテルの前の広場では  チューリップが富士山みたいになってた
そして、ギヤマンミュージアムには、ガラス細工や大きなシャンデリアなど、目がキラキラに・・・
   ガレもあったり、 イルカのガラス細工  

キラキラを堪能した後は、そろそろ長崎市内へ向けて出発しなければなりませぬ
・・・ってそう簡単に帰るわけないよね~(笑)  「カステラの城」では、時間ごとにカステラの試食会をしています!
しかも13種類!
どれを選んだらいいか分からないから、本当にこれは助かった!
カステラも一本丸ごとは大きいし、何より、色んな味があって、カステラと言えど好みのものとそうじゃないモノ お店によって違うんだっていうのが良く分かった!
ちゃんとお店のスタッフのお兄さんがマイクでそれぞれを説明してくれるし、番号もふってあるから買う時には分かりやすい。
長蛇の列で、後ろからドンドン押し出されてしまうから(笑)、モグモグごっくん・・・の前に次の物を口に入れなきゃいけないこともあったけど(笑)
食べてる内に分からなくなってくる罠
オススメはまた後日~( ´艸`)
 そして、ネタとしてこれを食べなければ!と思っていたため、ニューヨーク堂の「カステラアイス」
思ったよりもボリュームがあった・・・
カステラ自体が冷やすと美味しいし、夏にはオススメ


 綺麗なお花たちも、 風車も バイバイ~
 係りの方が一生懸命、痛んだ花を綺麗なものに植え替えてました。
広い敷地だから、本当にご苦労様です。


そして、一路ひた走り、長崎市内へ
長崎のホテルは「ルークプラザホテル」です

長崎市内は・・・とにかく坂が多い!
ホテルに着くまで、「・・・こ、この坂を上るんですか?!」ってなったので(笑)、到着した時にはもう精神的疲労が・・・(笑)
ということで、元気と時間があれば、もう少し山を上がった稲佐山の展望台からの夜景を観に行こうと思っていたのだけど、夜中に車で上がれる自信はない
一番上の階のお部屋を取ってくれてたし、もうお部屋からで十分綺麗そうだよ?!
と、展望台は行かない事にしました(笑)

コンシェルジュで翌日の観光タクシーをお願いしたり、お勧めのお店を教えてもらったりした後で、市内に繰り出します。
シャトルバスは人が少なかったから特別に、眼鏡橋の少し上流で下ろしてくれたので、お散歩しながら辿り着いたのが・・・
 眼鏡橋 風情があるよね~。
 この眼鏡橋の少し上流の河原沿いには、ウワサのハートストーンがあります。
一生懸命行ったり来たりして探して、、、  ようやく見つけました!
じゃーん!  ・・・素敵な出逢いがありますように(笑)


歩いていたら、長崎凧(ハタ)のお店「大守屋」さんを発見!
目を引く赤や青、黒の 伝統的な柄や干支など、様々なデザインの凧があって、どれにしようか迷っちゃった
年中出して置けるように、ダルマさんにしました
波に千鳥とか、逆さ福や蝙蝠も良かったんだけどな~。 ←未だに悩んでる(笑)


で、またテクテクと歩いて行って、茶碗蒸しが美味という「吉宗(よしそう)」さんの前を通って(今回は食べられなかったんだ~。残念)、 中華街へ。
 でも思ったよりも、神戸や横浜より、更にこじんまりしてました・・・
お店も日が暮れたらドンドン閉まって行ってしまったので・・・くるりと観た後は、早めに晩ご飯に向かいます。
こちらに見えてる「江山楼」で、長崎ちゃんぽん!
 そして、 皿うどん(笑)
量が多いか聞いたら「どれも一人前です」っていうから、それぞれ頼んだら、めっちゃ多かった
でも、このちゃんぽん、めちゃめちゃ!めちゃめちゃ!美味しかったの~( ´艸`)
海鮮の出汁がしっかり効いてて、長崎特有のすこ~し甘めな味付けで、でもあっさりしてるから、これなら毎日でも食べられる!(やめなさい)
皿うどんは私の好きな細麺の堅焼きそばだったんだけど、ちゃんぽんのほうが私好みだった~
また食べたい!


お腹いっぱいになって、駅までちんちん電車で出て、無事にシャトルバスに間に合ったのでホテルまで帰ってきました~。 
そしてそして~、じゃーん  (月がボケて映ってしまうけど
もう十分綺麗な夜景!
明日が満月の、ほぼまん丸な 大きなお月さんに照らされた街や山、海。
 
山肌と海が黒く抜けて、ビーズみたいにキラキラ チラチラ揺れる街の光  
ずーっと眺めてても飽きないくらいでした。
癒される。。。

今日もよ~~~く歩いたので、足がパンパン
お風呂であったまって、すぐに眠りにつきました。。。
明日も朝から観光なので、頑張って起きますっ 


<食べて、食べて、歩いて、笑って~長崎旅行1日目。>

2016-03-21 | Travel

今年はきちんとした夏休みを取ってなかったので、お休みを取って、初長崎旅行へ行って来ました

母と二人旅。
このご時世、海外に行くのはちょっと・・・という事で、2人とも行った事のない九州に決定。
友達などにヒアリング調査し(笑)長崎に行って来ました!
ドタバタしてて自分たちで色々と決めるのが面倒だったため、知り合いの旅行会社の方にオススメを丸投げ
あまり予習する時間もなく、出たとこ勝負で行って来ました(笑)
ひとまず1日目~。 


特にこだわりのない私なので、行きはANA、帰りはJALという(笑)
伊丹空港のマスコット「そらやん」が可愛すぎて、パパラッチw    
岡田くんが喋るみたいに 中途半端な関西弁(え)で、「~やん。」って喋る(笑)
可愛くて、ボールペン買ってしまった

 良い天気  ここにも、そらやん。

何となくANAに乗ったものの、機内誌開いた瞬間に思い出して、即購入!(`・ω・´)ゞ 
 ANA限定のスタバタンブラー&スタバカード
飛行機飛んでて、ANAでしか売ってないんだ~( ´艸`) ラッキー!( ´艸`)
こうして、現地に到着するまでにドンドン荷物が増えるのは、毎度のことです(`・ω・´)笑。


長崎空港に到着したら、レンタカーを借りて、ひた走ります
そしてまず、目指すは有田!

 長崎は、面白い形した山が多かった気がする。本州とはやっぱり違うのかな?
途中、大村湾SAだったかな?さっそく寄り道(笑)  ハートのフォトスポット
 長崎くんちをする くまお君のストラップ
街中ではあまり見かけることがなかったから、買ってて正解だった~。(帰りに空港でようやく発見した・・・)
 

昼ご飯は、少し有田を行き過ぎて、ここと決めてた「下町の洋食 時代屋
 結構混んでたけど、回転がめちゃ早いから、駐車場で待つこと15分くらいかな、すぐ入れました!
お店のお兄さんが、「オススメは、スペシャルのほうです!」とな。
スペシャルになると、お肉200gだと言われて、絶対無理だって!と返したら、「僕は嘘は言いません!この顔見て!(`・ω・´)」って言うからさ~(笑)
ご飯も大盛りがオススメって言われたけど、ご飯は流石に無理
そしたら、「配分に注意してくださいね(`・ω・´)」って言われたw
 5分も待たずに・・・  来たー!佐世保名物レモンステーキ!
1枚が薄いから、来たらお肉を裏返して、裏も焼きます。
そして、お肉とご飯を食べる!

うまーっうまーっうまーっ!

バターだけじゃなくてレモン味が付いてるソースだから、重たくなくて、すぐにペロッと食べられました!
お肉を食べたら、ご飯をソースにあえて食べる!
これまた、うまーっ!

あっちゅー間に食べ終わり、出るときにお兄さんに「美味しかった!スペシャルで正解だった!」って言ったら、「そりゃそうです!僕は初対面の人に嘘はつきません!」 ってドヤ顔してた(笑)
でも、正解!
美味しかった~ また食べたい!


そして、お腹いっぱいになったら、有田へ戻り、「有田陶磁の里プラザ」に到着
沢山のお店を一つ一つ見て回ってたら、どえらい時間かかって、大変なことになった(笑)

ひなまつりが開催されているので、世界最大の白磁のひな人形、7段飾りを見てきました!
  すごいよね~。
他にも、 こんな陶器の万華鏡 覗いたら  こんな感じに夢世界。
  陶器の御神輿もありました。

今回のテーマは贅沢旅なので(笑)、色々と大人買い


そして、急ぎ向かったのは、 ハウステンボスです~

 ちょうど仮面舞踏会のシーズンなんだって。 
入る前から、チューリップが綺麗! 
  風車もあって、風景だけ見たら、見事にオランダ!
   運河も走ってるし。
 良く見たら・・・  模型のチューリップも!
私はここまで観に来れなかったけど、夜のイルミネーションで光るそうです

   色とりどりのお花。
アトラクションの「ホライゾンアドベンチャー・プラス」を観た後は、ウロウロしながらホテルの方向へ。 
 バルーンの通りには、食べ物やお土産屋さんもいっぱい。 
寒い中、大分並んで入った「ニュー監禁病棟」  
部屋や廊下の色んなものがレトロで、微妙に気持ち悪いから、相当の早足で通り過ぎて、結局何も観ずに出てきた私であった・・・(笑)


ホテルは豪華にパーク内にある唯一のホテル「ホテル アムステルダム」にしました!
しかも、最上階にある「ローラアシュレイ」
特別に泊まった人だけ入れるラウンジがあって、そこではいつでもドリンクが飲めるし、モーニング・アフタヌーン・ナイトキャップなどの時間制で ご飯も出るのです
そのフロアだけのコンシェルジュもいらっしゃるし、本当に安心 
本当は、園内のお店に晩御飯を食べに出ても良かったんだけども、もう疲れてしまったので、ラウンジでご飯食べる事にしました。
  結局モリモリ食べた(笑)

  お部屋からもとっても綺麗な夜景が見える~
ちょっと元気になったので、イルミネーションを観に繰り出します。

  ルミナリエみたいに広場になってたり。
ドムトールンっていう80mの展望台があるタワーから、瀧が流れるようにイルミネーションが  
レインボーになったり、最後はドラゴンが天高く登っていくのが見える。
  ハートのカクテルストリート  

動物や鳥、海の仲間たちがいっぱいの広場。
    
 リスさんも居るよ
なんだかファンタジーな一枚が撮れた   

 運河はクルーザーが走ってて、 音楽に合わせて噴水や色で色んな表情を見せてくれます!
  ホテルの前のガーデンもフェアリー( ´艸`)
広場で仮面舞踏会が開催されていて、ベニスみたいに仮面をつけた人たちが「♪ダンシング クィ~ン♪」って踊ってました( ´艸`)

ホテルの真正面でも3Dマッピングしてたんだけど、寒かったし疲れてしまってたので、部屋から眺めるだけにしました~
でも、十分綺麗だったよ

まだ今朝 大阪を出たばかりなのに、もう2日分遊んだくらいの密度でした(笑)
明日の朝は、開園する前に園内をお散歩できる特典なので、頑張って起きる事にします!


<力を合わせて 黄金の一撃、ってとこかな(甘く見ないでね)。>

2016-03-19 | つれづれ

4月からの異動で、外勤に行けなくなるので、今日で最後の外来バイト。
スタッフさん達が気を遣ってくれて、ステキなプレゼントを頂いてしまいました( ´艸`)
HACCI1912の可愛らしいセット

 ハニーキャンディーと、カナダ産はちみつ、はちみつ石鹸です

・・・なんて「女子」なんだ!!!Σ(゜Д゜;

笑。

こういうサプライズは、嬉しかったなぁ 


で、私の代わりにバイトに行ってくれる後輩に引継ぎがてら、ランチ。
行った事ないとのことで、「メゾン・カイザー
  食べてるの見たら美味しそうだったから、思わずガッツリと(笑)
牛肉の網焼きステーキランチセット
パンはいろんな種類が食べ放題なので、かごを持ってお代わりを聞きに来てくれます。
メインが食べ終わってもお代わりできるのが、嬉しいね。
いつももう少し食べたくても、出してくれるお店ないから。。。
珈琲と一緒に食べることだって出来るのに(笑) 


夜は講習会に行って、来週の準備しなくちゃ。
4月からも頑張ろう~ 


<これからも変わらずにいよう、ね。>

2016-03-18 | ごはん

ここ最近、中途半端な食べ歩きブログみたい・・・笑

同期が急に時間空いたから、良いもの食べたい(`・ω・´)というので(笑)、行きたいリストから引っ張り出して、予約が取れた「大西亭」に行って来ました
住宅地の中にあるので、パッと見 知らなかったら通り過ぎてしまうくらい・・・。
 

お店はこじんまりとしてて、アットホームな雰囲気で、シェフは穏やかで優しそうな方でした。 
前菜とメイン、デザートを5つくらいの中から選んでいきます。

前菜は、「ボリューム有りますよ」と言われたものの、一瞬考え・・・た振りして、「「お願いします(`・ω・´) 」」 (笑)
少しプラスα掛かるけど、そんなものでは収まらないくらいのボリュームにビックリ!
 前菜の盛り合わせなんだけど、ぷりっぷりの牡蠣と、お肉モリモリと、サラミ
 
普段魚料理をあまり選ばない私なので、今回は折角だからメインを鯛のポワレにしました 
でも、マッシュポテトもモリモリついてるし、玉ねぎ半玉!
たっぷりとポテト付けて食べたら、美味しいんだこれが~

お腹いっぱいになったから、デザートは少し控えめにしよう・・・と思って、「チョコレートの焼き菓子」 にしたら・・・私、クッキーとかフィナンシェ位だと思ってたら・・・

ガトーショコラみたいに濃厚なチョコレートケーキが来た(笑)

めっちゃ美味しかったけど( ´艸`)

確実カロリーオーバーで、お腹パンパンで大満足で帰りました~ 
フレンチでお腹いっぱい食べられるって珍しいと思う・・・
しかも、これだけ食べて、フレンチなのに、お値段庶民的!(笑)
私はこのくらいのお店じゃないと、行けないわ・・・
あまりにカクカク キチンとした雰囲気のお店は、敷居が高くて
また食べに行きたいと思います 


<昭和育ちで、良いじゃない。>

2016-03-18 | ごはん

白木蓮、かな???
青空に元気よく映えて、気分も上がる


 外勤帰りにモーニングタイムに間に合ったので、「珈琲の森」へ
こういう喫茶店って、一見さんにキツイお店もあるから、ちょっと緊張したんだけど、マスターもおばちゃんも、丁寧で良かったです

 ミックスサンドのモーニングは、卵がたっぷり!
懐かしいピーターラビットのお皿が、レトロ感(笑)可愛い

アイスコーヒーと。  
気軽に使いやすそうなお店でした。
それに、この時間帯は全席禁煙だから嬉しいよ~


さて。
今日が終われば、夜は同期と女子会( ´艸`)
そして来週はお休み頂いて来ます


<痛みを知らなければ、優しくなれないから。>

2016-03-17 | ごはん

ぐんぐん綺麗に伸びてく 飛行機雲 見送って


 昼間は二人の卒業式だったんだね



 今日は昔のオーベンとご飯会@ラ ターブル ド クラージュ
グルメだから、すごいところ知ってるんだよね、このお姉様・・・
羊が食べたいと言ってたみたいで、仔羊を使ったコースで誂えてもらいました。

 キャビアが乗ったカルパッチョ。
 本日の魚料理ということで、プリプリのエビを春巻きみたいに巻いて揚げてるもの。
「天然白身魚と白さ海老のパリパリ包み焼き アメリケーヌソース」
今日のメイン、仔羊  3部位出してくれましたが、どれも柔らかくて美味しかったです。
オススメの赤ワインをお供にほろ酔い加減

 デザートは「ルビーグレープフルーツの蜂蜜マリネ ヨーグルトのムース添え」

久しぶりに色々とお話した~。
恋愛偏差値低い私がアドバイスする羽目になったり(笑)
自分のことになると、分からなくなるねん!!!って力説された(笑)
楽しかったぁ


<「エヴェレスト 神々の山嶺」試写会 追記。>

2016-03-17 | Movie

改めて書くのは違うかなと思い、公開後に試写会日に追記しようかと思ったんだけど、書きだしたら長くなりそうだったから、別記にした。 ←正解(笑)
大分と辛口なので!
岡田君ファンなのに!
ごめん!岡田くん、ごめん!
映画楽しかったから読みたくない!って人は、読まないでください!
これ読んで、観行くかどうしようって思う人は・・・是非一度観てみてください(笑)そして、感想を教えて・・・(笑)
特に、良かったよ!っていう人の声が聞きたい


原作読んで私、めちゃ感動したんだ。
上巻は、時系列が飛んだり、山の用語が分からないから、なかなか読み進められなくて、最後まで読めるかなぁって心配になってたけど、最後の方でようやく深町と羽生が出会い、話が進み始めてぐいぐいのめり込んで。
下巻は3時間くらいで一気に読んだ。

高所での酸欠によって幻覚を見たり、死に誘われる時間。
常に自問自答して、山では 生きると死ぬの間。
街では、野心と諦めとの間で 揺れ動いて、日々過ごしてる。
それがジリジリとした焦りみたいに、乾いた渇望感というか、淡々とストーリーの奥底にずーっと燻ってた。
ぶすぶすと 火種みたいに。

本来の「生きる」という 生命の原始的な熱量は、熱いとかいう程度じゃなくて、焼け焦げるような、ふと気を緩めたら 本人の命自体をも 灼き尽してしまうような、それに負けないようにしなければ死へ転がり落ちる崖っぷちを 這いつくばって進むような。 
そういうものが「生きる」ということなんだって、思い知らされたというか。
そういうお話だった。

ジョージ・マロリーが「なぜ山に登るのか」と聞かれて「そこに山があるから」と答えた。
私は昔から、イマイチ納得できなかったんだ。
和訳の問題もあるかもだけど、少し本質とズレた答えのような違和感を感じてた。
だから、羽生が「そこに山があるからじゃない。ここに、おれがいるからだ。ここに、おれがいるから、山に登るんだ。」
そう言った時に、すとん と、そうだよ、そうなんだよ!!! って 思った。
別に山登りしないけど(笑)上手く説明できないけど(笑)
そこに私が居るから、山に登る。
そのほうが当然のことのように 納得した。
そうだったんだよ、って思った。

そして、羽生が残した手記。
『やすむときは死ぬときだ。
生きているあいだはやすまない。
やすまない。
おれが、おれにやくそくできるただひとつのこと。
やすまない。
あしが動かなければ手であるけ。
てがうごかなければゆびでゆけ。
ゆびがうごかなければ歯でゆきをかみながらあるけ。
歯もだめになったら、目であるけ。
目でゆけ。
目でゆくんだ。
めでにらみながらあるけ。』
『もう、ほんとうにこんかぎりあるこうとしてもうだめだったらほんとうにだめだったらほんとうにもううごけなくなってうごけなくなったら――
思え。
ありったけのこころでおもえ。』

涙が止まらなかった。
言葉足らずで誤解を招き、それでも生き方を曲げなかった羽生が、正しいとは思わない。
大切な人を残して、自分の生き方を生きた、それが正しいとは言わない。
でも、生きるってこういう事なんだって思った。
大半の人が出来ない生き方を、選ぶ人が居た。 
命を燃やさないで生きてる自分からしたら、憧れのような眩しい生き方だった。
その強烈な生命力に、心が焼かれて、その夜は熱にうなされるような気がした。

おそらく、大半の人、を代表しているのが深町だと思う。
皆、世の中の大半の人は、野心が無いわけじゃない。
だけど、才能がある人間は一握り。
運を掴む人間も一握り。
大体の人間は、何となく生活を送り、憧れの生き方を、見て見ない振りしながら、日々が過ぎていく。
生活するのに精いっぱいだから。

そんな皆の代表である深町が、羽生にあてられて、変わっていく。
羽生ほどの才能も覚悟もないけれども、どうしようもなく「生きる」という原始的な欲求に抗えずに、引きずりあげられて、「生きる」ようになっていく。
そこに、何とも言えない、男性的な魅力が感じられて、目が離せなくなる。
そして、山屋じゃない女性から見ても、彼らには一抹の母性本能をくすぐられる様な弱さがある。
雄としての男らしさと、どうしようもない弱さとしての男らしさ。
男って、そういうもんだと思うから。
それを埋めることが出来るのは、生命の「母」としての懐の深さというか、そういうものが「女」にはあるのかもしれない。
たまらなく彼らを、その弱さを、愛おしく抱きしめたく思う瞬間がある。

さらに、山を知らなくても、本作を読んでいれば、どれほどの過酷な状況に挑もうとしているのかが分かる。
自然の苛烈なほどの壮絶な美しさ。
それが「神々の山領」で。
山を取り巻く 登場人物のそれぞれの立場や、強さと弱さが同居する事実。
それが人間なんだっていうのを、本質として理解することが出来る。




そんな本だった。
実際にエヴェレストに登って作られた、邦画史上初の今作。
実力派揃いのキャスト達に、弥が上にも期待は高まった。
だから。


・・・うーーーーーーん・・・ハードル上げ過ぎたかな、と・・・(^^;)
どうやってもあの大作を2時間に収めるには尺が足りなさすぎるのは分かってはいたけれど。

出だしの、深町たちの登山隊のエピソードから すでに。
日本への帰国を引き留めようとする深町に、すごく違和感だった。
・・・あれ?深町ってこんなに野心味が強かったっけ・・・?って。
確かに、カメラマンとして、一つ大きなヤマを当てたいという気が無いわけじゃないと思うけど、もっと深町って、何というか、ヘタレ寄り(笑)な人な気がしてたんだよね。
野心を抱えつつも、自分が生活するのに精いっぱいで、それで仕方がないと思ってる、そこら辺に居る私たちと同じ「常識」を持った人間。
そういうイメージだったから、遺族やメンバーの心情を慮るよりも 本を出すことを声高に主張したり、マロリーのカメラについて羽生を調べて行く過程など、ちょっと違うって感じるくらいに、キャラクターが単純化された気がした。 

マロリーのカメラについてのドタバタ劇が盛大にカットされてるのはある程度仕方が無かったと思うけど、だったら、「マロリーのカメラの謎を追うカメラマン・深町」っていう肩書はいらないんじゃないか、ってくらいにカットされてて(笑)
マロリーのカメラが出てきたがゆえに、「野心家のカメラマン」にせざるを得なかったんじゃないかと思ってしまうくらい
もちろん羽生と出会うために必要な導入なんだけど、なんか・・・あっさりしてた(笑)

全体的に、原作読んでない人や山をしない人が、どのくらい理解できたのかなと思う事がいっぱいある。
この深町が、どれほどのスゴイ謎に迫ろうとしていたのか。
羽生が、どれほど有り得ない事に挑戦しようとしていたのか。
ザイルパートナーの事も、山屋がいかに生死と隣り合わせで生きてるのか。
などなど、文章で読んだときよりも、カットがさらりと描写しただけで過ぎてしまうから、知ってる人は知ってるんだろうけど、素人が観た時に そのすごさは半分も理解できないんじゃないか・・・。
視覚的な情報も 前知識が無かったら、「・・・うん、山だね (`・ω・´)」で終わっちゃうしね。
あとは、試写会でも、「専門用語多すぎて分からん」って言ってる人も居たし、舞台としては万人受けは難しいのかなぁと。

撮影の季節が違うとか、装備がどうとか、リアリティがないとかは、私には分からないし、映画なんだから別にそこは置いといたらと思うけど。
だってホントに頂上に行くとか無理じゃん。
もう少しCGが上手な監督さんだったらとは、勿論思ったけど(笑)


羽生が戻ってこなくて、日本に帰った深町と涼子。
その後の放心状態の深町にも、うーん、なんか思ったのと違うと思ってしまった・・・。
なんやかんやと力を貸してくれる宮川に、「どうでもよくなった」って。
撮った羽生の写真を火にくべて。
・・・ここ、あまり原作を覚えてないけど、深町ってこんなんだったっけ?(^^;)
カメラマンのはしくれとして、こんな人だったかなぁと。 
羽生が生きた証を、そんな簡単に投げ出す人かなぁ。 

なのに、急にまたエヴェレストに行くって、・・・え?!って。
原作では少し間空いてたもんな。
その間に頂上へ到達できるように、訓練して、準備して。
だから、思いつきで行く印象が否めないし、エヴェレストに再訪したときのアン・ツェリンとの結びつきも、なんで?って感じちゃう。
羽生を通して、深町の事をそれなりに認めてくれたから、アン・ツェリンも親身になってくれた、と私は理解してたから。 


で、最後の話の一番大事な所で、一気に醒めてしまった

天候が崩れるからというアン・ツェリンの忠告を振り切って「俺は、頂上に立ぁつっ!」  
・・・って、ちょっと待って、そんな無茶できるほどの技量は深町にはないでしょ・・・(-_-;)
高度が上がったが故に、正常な判断が出来ないほどの過酷な状況に深町の体がなってしまっているのか。
ただの意地張ってのナチュラルハイなのか。
演技から読み取れなかった。

→ と思ったら、「もう駄目だ・・・もういい・・・」。
原作ではもう少しあれやこれやがあったから、それだけの状況だと理解できたけど、これだとただの我が儘ヘタレじゃないか

→ なところで突然、深町を呼ぶ羽生の声が。
・・・もう、台無しだよ・・・ 
これじゃファンタジーじゃん。
せっかくの深町と羽生との心の絆が、羽生が魔法使いになってテレパシー送ってるみたいになっちゃったよ。

→ 息絶えた羽生とご対面して、「お前はなぜここに来た」「・・・分からない・・・」
・・・分からんのかーいっ!

→ とツッコんだ次の瞬間には、羽生に「一緒に帰ろう」
・・・ってちょっと待って、待って、もう無理・・・
なんか、深町がただの情緒不安定な人になってる
オステリー(←男のヒステリーの造語。笑)か?ってくらいに、上がり下がりが かっ飛ばし過ぎて、全然深みが感じられなかった

→ 極めつけが「そこにお前が求めてるものがある。ジャケットの中だ。」
って、RPGで都合よく主人公に教えてくれる人みたいになっちゃってるよ(´・ω・`)

→ そして結局「もう良いんだ。」
って、ええんかいっ! Σ(゜Д゜;

という感じに、なんか・・・・なんだか・・・・・・深町、こんな人じゃないのに・・・っていう感じになっちゃった。 
もっと、なんというか、私たちと同じように弱い人なんだけど、だけどそれでも一歩一歩進んで行く。
悩みながら、怖がりながら、一進一退で それでも進もうとする。
その弱い人だからこそ、強く見えるから。
だからこそ、背中を応援したくなる、そんな人だと思ってたんだけど。

全て駆け足過ぎるから、深町の気持ちも、羽生の気持ちも 表面サラッと撫でただけで浅く感じちゃった。
実際に文章で読んでる時は、お互いの心情もぐいぐいと心に迫って、取り込まれたけど、実際にアテレコみたいになると変なファンタジー感が
ダイジェスト版を観てるようで、むしろ予告の方が感動したくらい。
絶対に泣くだろうな、と思っていたのに、「ありったけのこころで おもえ」の羽生の声で、うるっと湿ったくらいで終わっちゃった。
終わり方も、あの途中のところで終わるのがベストだったとは思うけど・・・。
ゼロの時みたいに、宮部と一緒に息を詰めて 心が突き刺されて、あぁ・・・って涙する最後にはならなかった。

何より、BGMが壮大過ぎて、「今!今盛り上がる所ですよ~!ほら、盛り上がれ~!」って煽られてる気がして、逆にドンドン引いてる私・・・
だめだ。
だめだ、こりゃ。

私は岡田くんが好きだから観に行ったけど、単なる映画好きの友達にオススメかどうか聞かれて、胸張ってオススメだよ!って言えない自分に愕然とした。
是非映画館の大きなスクリーンで!と思ってたけど・・・・・・それほどでも無かったか・・・と思った自分にビックリした。
ゼロの、泣き過ぎて死んでしまうかと思うほどの衝撃。
蜩みたいに、しみじみと余韻に浸って 生きることの大切さを噛みしめる空気。
図書戦の、キャーキャー言ったり、カッコよさを堪能できるエンターテインメント。
そういった心に残るものが、、、、ごめん、何も残らなかった。

終わった瞬間、あかん、これはマズイ、これはアカン。
と思った私。
前評判の凄さは何だったんだろう、私がおかしいのかな、と思ってしまう。
演技がどうとか以前に、演出の問題じゃなかろうか・・・

これはちょっと・・・マズイな、と思った。



演技についてはバイアスが掛かるから何とも言えないけど・・・・・・なんで、阿部さん主役にしなかったんだろう  
そりゃ主人公は深町だろうけど、これを観て深町主役とは言えないのでは。。。
阿部さんの演技は、すごかった。
凄味があったし、羽生がそこに居た。
それだけは、すごく良いよ!って言えるし、是非観に行ってほしい。
「俺が逃げ出さないように、俺を撮れ」とか、グッと来た。
死にに行くような事をしながらも、一番生きようとしていたのは羽生だものね。 

真千子ちゃんも良かったとは思うけど。
原作の涼子と違って、ややウザキャラ寄りだったのかな?
羽生の奥さんと会った後の雰囲気とか、「山に何があるっていうんですか」とか、原作で受けた凛とした女性のイメージよりも、「俗っぽい」「女っぽい」って感じだ。
いや、裏切られてた事になるから、そういう態度になるのも分からんでもないし、山屋を待ち続ける人の気持ちとしても分からない訳じゃないんだけど・・・。
もともとこの話はラブ要素は要らないというか、もっと男と女というより、人と人としてのやり取りだと思うから。
だから、羽生が死んでから、深町と涼子と付き合うのも全然変じゃないと思ったんだけど。
映画では速攻Uターンしてエヴェレスト行くから、その2人の関係を微塵も感じさせないまま何故かまた深町に付いてエヴェレスト行っちゃう涼子。
・・・涼子の存在意義って・・・と思ってしまった(笑)
トルコ石のペンダントの意味も、さらっと流されたし、最後深町が羽生を連れて帰らずに、ペンダントを掛けて山に眠らせる、その想いにグッとくることも・・・出来無かった・・・

死んでるはずの長谷に羽生の事を説明させるのも、謎解きの時間が無いから仕方ないんだけど、無理やりだなぁと。
彼は羽生にとってかなりの敵視してるくらいのライバルだから、こういう形では出てきて欲しくなかったかも。


ゼロは観終わった時に、これは(賞を)取ったな、って思った。
こんなすごい映画を作ってくれて 本当に感謝したし、邦画史に残る映画になると思った。
でも、今回は、これで来年の賞を取ったら・・・ほんまか?って思うと思う。
出来レースだろう、って冷めるだろうし、嬉しくもないだろう。 


そりゃ、興行成績が心配だから、親には行くように指令を出しましたが(笑) 
ちょっとこれは・・・自分のハードル、上げ過ぎたかも。 
観に行った方が楽しんでもらえてたら、それはそれで嬉しいけどね
レビュアーさん達の、好評な意見も沢山あるし。
単なる個人的な所感ですから。
どちらかというと、海賊のほうが面白い作品になるんじゃないかと思ってます。

岡田くん、ごめんって何度も謝るけど、今のところ印象は変わらないかな。
また終わる前には観に行かなくちゃ・・・とは思うけど・・・時期を改めたら、何か変わるのかな。。。 



ちなみに、私の好きだった岡田くんポイントは・・・
真千子ちゃんと2人、ネパールの町を見下ろす広場に佇む深町の しなやかな筋肉質の背中 ←細かい。
アニバコンの時はマックスぶーちゃんになってたから(コラ)このロケの時くらいに絞ってる身体つきの方が好き( ´艸`) ←聞いてないし。

あとは、エヴェレストに入る前に、髭を剃ってる顔の方が好き
せっかくの もじゃ田もじゃ男 ですが、私は髭無しのほうが基本的に好みなんですわー( ´艸`) ←だから聞いてないって。 

という、好き好きポイントを2つ 書いておきます(`・ω・´)ゞ 笑。 


<気ままに謳え この世の華よ。>

2016-03-16 | つれづれ

 久しぶりにフットネイル
最近流行りのボヘミアン風?
少しシールの長さが足りてないけど(笑)
私的には上手くいった方かな


  ついでに遊びでイヤリングも買ってみた



ホワイトデーに色々とお返し貰っちゃいました
 
ジャンルプラン」の、シューみたいな焼き菓子の詰め合わせ
サクサクで、でも思ってたよりも味が感じられて、気付いたら手が止まらない!

和楽紅屋」のチョコ&抹茶ラスク
ややビターテイストで、わたし好み

鹿鳴館」のGRACE DEW フルーツゼリー
このモチモチした食感のゼリー、大好き~( ´艸`)

ありがと


またまた明日と明後日は、ご飯会なのです

 ニャンコちゃんが卒業、ですね~