民意とはかけ離れた国会

今日の国会で再選された安倍首相。
これで第4次安倍内閣がスタートする。

3分の２を超える議席を得た与党だが、選挙での民意とはかけ離れている。

有権者が政党名を記した比例選挙の結果を見れば、そのズレがよく分かる。
自民33％、立憲民主20％、希望17％、公明13％、共産8％、維新6％、社民2％だった。

この民意が議席になったとすれば、与野党が伯仲した国会になっていた。

立憲民主と希望が分裂していなかったら37％を超え33％の自民を逆転している。

自民の候補者が「選挙戦に圧勝の雰囲気など全くなかった」と口を揃えるのも当然だ。
圧勝した安倍首相なのに、開票結果に笑顔がなく神妙だったのはそこにある。

自民が勝ったのではなく、野党が負けてくれたのが今回の選挙戦だった。

それにしても大量の死票が出て民意は反映されない小選挙区制の欠陥はひどい。

選挙直後は「謙虚に・・」を連発していた自民だが、野党の質問時間を少なくすると言い出した。

民意はさらにかけ離れていく。

橋にかかる夕陽が空を紅く染めた

ちょい旅に出かけた。

2日目、橋にかかる夕陽が空を紅く染めた。