風の声

想いつくまま

暴行まで伝統にするような「国技」なら、いらない

2017年11月30日 | 日記
日馬富士が自ら引退を表明した。

朝青龍に次いで、横綱の暴行事件での引退劇となった。
相撲ファンには残念な事態だ。

貴乃花親方の対応をめぐって批判的な憶測が飛び交う。
被害者と加害者を勘違いさせてしまうような報道ぶりに驚く。

もしこれが、プロ野球やサッカーの選手が起こした暴行事件であったならどうだろうか。
同郷の先輩や後輩の飲み会で暴行し、頭を10針も縫うような怪我をさせたとしたら。
とても、「あれは、かわいがり」だとか、角界の「組織論云々」は通用しない。

ましてや、一般人が頭を10針も縫うような暴行を受けたとしたら、問答無用だろう。

それなのに、力士であれば妙な言い回しが通用するというところに、角界の異常さがある。

そんなことばかりしていて、子どもたちが憧れるようなスポーツになるだろうか。

髷にまわし姿は伝統だが、暴行まで伝統にするような「国技」なら、いらない。



































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