風の声

想いつくまま

男社会の悲哀

2022年08月09日 | 日記

知り合いが頑固になって困っている旨の相談があった。

その人物、かつては職場のまとめ役としてしなやかに職務をこなしていた。それが、リタイアした後、段々と頑固になっているようだ。友人の話だと、最近では瞬間湯沸かし器のようにキレた言動が目立つみたいで、まわりは困っているとのこと。

生真面目な性分。仕事に専念し責任を持って職務を果たし成果も上げていた。仕事が趣味のようなものだった。ファミリーも顧みず仕事一筋に生きていた世代のよくあるパターン。

友人の知り合いだけじゃなくこの種の話はよくある。コミュニケーション能力に劣る男性に圧倒的に多い。年齢を重ね思い込みが柔軟性を失わせるから一段と頑固になる。肩書に生きてきた男社会の悲哀といえる。

お互い、人の振り見て我が振り直そうと大笑いして友人との話を終えた。





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