殆ど撮っていない花。
姫金魚草と呼ばれる、リナリア・は撮ることも多いけれど
本家の金魚草は10年近く撮ったこともない。
たぶん、春の花壇の定番だし、花色も赤、黄色、ピンク、白、オレンジ
おまけに一重も八重もあって、撮ろうと言う気が起きないからだろう。
同じ花壇の花でも姫金魚草は、マツバウンランやホソバウンランを想起出来るので
何とか撮っている…程度の花。
ところが昨日たまたまの事だけれど、この花の果実殻が面白い事に気づいた。
化石展の別館として温室二階を利用することになったので
和室側から温室二階への通路を通った。
そこに殆ど花は咲ききって果実が出来ている金魚草の植栽。
果実殻が茶色くなってしまっているから何本かは折れている。
そこに見えたのがこの姿だったから面白がって何枚も撮った。
(2018.08.03 須磨離宮公園)
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▲ 辛うじて残っていた花、キンギョソウだ。
▲ この状態がノーマル、めしべの柱頭は上を向いている。▼
▲ スカル(髑髏)のような形のキンギョソウの果実殻
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▲ 折れていた1本から撮り始めた。何か変な格好をしている。▼
キンギョソウ(金魚草)オオバコ(←ゴマノハグサ)科キンギョソウ属 Antirrhinum majus
(2018.08.01 須磨離宮公園)
▲ キンギョソウの花
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ホソバウンラン マバウンラン ヒメキンギョソウ
可愛くってびっくりです
キンギョソウの名前 ひょっとしたら
この果実殻からついたんじゃないかしら
と思ってしまいました
我が家にも花の終わったキンギョソウが 葉も茎も元気にいます
が、 興味はすでに失われ・・・・・
これって宿根草だといいな の日々でした
ずうっと見守ってこそですね
嬉しい写真を拝見しました
幾つかの種子散布の方法を調べていた折に、風散布の例の中に、
果実に孔が開いて、そこから種子が零れる…と言うのがありました。
その孔の開き方が時には「顔」に見えることもある例として上がっていますね。
毎月須磨で、「季節の見どころ散歩」のお手伝いをするのですが
やはり『知らずば見えず』の言葉が大事だなといつも感じています。
興味があれば知るでしょうし、知れば見えてくる物が幾つもありますね。