
花数の多いホトトギス。
最近よく見かけるのはこの種類ばかりだ。
▲ 開花すれば複雑な姿のホトトギス、蕾の頃にも下部の膨らみ(距)が目立つ。▼
▲ 目立つのは太い柱頭を持ち、先端が3裂しているめしべ部分。▼
▲ 6本のおしべの花柱も花被片と同配色、筒のように束なって底部から立ち上がっている。
葯は下向き、トケイソウを彷彿とさせる形態。
訪花昆虫が花被片底部の黄色い蜜腺に誘われてやってきた折に花粉がつくのだろう。▼
▲ ホトトギスの花被片は6枚。やや細いのが内花被片、太いのが外花被片で交互に3枚ずつ。▼
花被片底部にある黄色い部分が蜜標で訪花昆虫を呼ぶ目印なのだという。▼
ホトトギス(杜鵑草)ユリ科ホトトギス属 Tricyrtis hirta
(2022.10.20 田町)
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▲ ㊧ ホトトギス これも交雑種? ㊨ タイワンホトトギス ▲
最近見かけるのは殆どが枝分かれして花を豪勢に咲かせる交雑種(↓)が多いようだ。
▲ 左はタイワンホトトギス(台湾杜鵑草Tricyrtis formosana) 右は最近増えている交雑種 ▲
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ホトトギス ホトトギス 交雑種 タイワンホトトギス 交雑種
ヤマジノホトトギス ホトトギス(杜鵑草)幾つか 幾つかのホトトギス
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