わざわざ言い換えることはない…という人が多い。
意味不明でも、そう言い習わしてきたからだろう。
カラスノエンドウは、正しくはヤハズエンドウ…だそうだ。
確かにそうかも知れないけれど、今更…と思う方も多いはずだ。
フラサバソウ、高名な植物学者二人の名前が付けられた雑草…
名誉なことなのたろうけれど
フランセとサバチェ、その頭二文字を採ったと言う、かなりいい加減な名前。
だから、ツタバイヌノフグリ…と言い換えたいと。
「フグリ」に拘りを持つ方たちからは、絶対に認知されないだろう。
「フグリ」は古語、敢えて云々する事もあるまい。
フラサバソウは花期になっても幼苗の頃の葉が残っている。
午後になると雄しべは花粉をほぼ全て出し終える。
フラサバソウ(ツタバイヌノフグリ) オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica hederifolia
種小名hederifoliaは蔦の葉の意味
(2014.02.24 玉津町)
☆
「フグリ」は古語、敢えてその意味を事細かく解説したりすることに
世の中の何人かが異様に反応している。
フグリは、ポケットモンスターリーフグリーンの女主人公にファンが付けたあだ名。
こちらの方が失礼な話だと思うのだけれど、それに異は唱えないだろう。
オオイヌノフグリを可愛く呼ぼうなどと「フグリちゃん」と呼ぶ輩も多い。
ポケモンのキャラクターを連想する「フグリちゃん」なる呼び方も失礼な話だ。
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フラサバソウの幼苗 今年のフラサバソウ
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