HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

スイショウ(水松)

2024-02-25 | 冬 樹木 果実・葉

御年90、少し腰が曲がってはいても、杖を突きながら上が池までの散策は欠かさないそうだ。
雨の日はあかん、両手塞がったら危ない。
晴れたら外に出て、休み休みしながら三人の人と会って、少し喋るのが一番や。
そう話しながら、今日はあんたが一人目、あと二人に出合ってから帰るわ…。
ちょうどスイショウを見上げて花芽を撮っていたところだった。
なんかおるんか?
スイショウに松ぼっくりがぶら下がってるから撮ってると話すと、スイショウマツ言うんか。
違う、スイショウ、水の松と書いて、スイショウやから、スイショウマツとは言わん。
なんやてぇ?、松やったら松と言わなわからへん。
スイショウ言うさかい、松の一つや、と暫しややこしい名前で盛り上がっていた。

その後、もう一度今度はカンレンボクを見上げていた。
松ぼっくりはぶら下がってぇへんのか?の問いに答えて
これは松違うから松ぼっくりは出来へん、キジュいう名前の樹や。
そうか、喜寿言うたら77のことや、わしは今年90や…。
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そのまま今年も記録しておこうと思う。
ちょうど一年前になるこの会話は、今も奇妙に覚えている。
御年90、お元気だろうか、今年は一つ歳を重ねられた筈だ。

 

 

 

 



 
スイショウ(水松) ヒノキ(←スギ)科スイショウ属 Glyptostrobus pensilis
スギ科から移されているが、スギ、ラクウショウ、スイショウはヒノキ科スギ亜科スイショウ属としている。
(2024.02.14 上が池公園)

 
▲ 左は春のスイショウ  右はスイショウと間違えて撮った同じ場所のラクウショウ。▲
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スイショウ2022 スイショウ 森林・上が池2020 スイショウ果実2019
カンレンボクの冬芽2022 去年のカンレンボク カンレンボク(旱蓮木 キジュ・喜樹)

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