いぬバカ・ねこバカ

美術館情報・デザイン記事を中心に載せています。他にいぬバカ・ねこバカ2にてペット・写真情報更新中。ぜひ覗いてください!

湖畔にて

2011年10月09日 00時02分35秒 | 日記

「なあ、いいだろう。俺はこんなに待っているんだ」

「だめよ。あなたったらせっかちなんだから」

「俺はもうずいぶん待ったんだよ。こんなに君のこと想っているのにそれはないだろう」

「いけないわ。あなたはタイミングってものを理解していない。私だって心の準備ってものがあるわ」

「エリザ。もうよしてくれ。そんな言い訳聞き飽きたよ。いい加減にしてくれ」

「いけないわ。ダメよ。」

「エリザ、ダメかい?」

「ダメよ。お・あ・ず・け!」

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求婚する男性に適当にあしらう女性。そんな光景ですね。

草食系男子に肉食系女子。

男子、がんばれ!!

 


アトリエ「ken」自作Tシャツ館64・65号

2011年10月08日 21時56分42秒 | 日記

「アート・ベアーのペア・ルック」

今回はペア・ルックです。

ペア・ルックと言えば同じデザインの男女のペアになりますが、私のオリジナルは微妙にデザインを変えています。

これが男性用。                             これが女子用。

クマさんのカラーを変えています。あんまり変わらないか。拡大です。

さらに拡大です。よくわかるでしょう。

このペア・ルックをオークションに出すと友人に伝えたところ「買う!」と言われてしまいました。

毎度あり!!また、つくります。

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりの再会

2011年10月08日 18時05分58秒 | 日記

こんばんは。またもレトロシリーズです。聞いてやってくださいな。

100年前の恋の物語。

久しぶりに彼女に会った。

いくぶんほっそりしたような彼女はにっこり微笑む。

「ひさしぶり」

「ひさしぶり」

「やせた?」

「うん、すこし」

「仕事、どう?」

「うん。まあまあ。でもあなたがいないとだめだってまわりの人が言ってるわ」

「そんなばかな」

「だって、あなたは他の社員と違ってより好みしないでしょ。あなたはみんなに慕われているわ」

「そんなことないよ」

「いえ、みんながそう言ってる」

「私は、みんなが同じだと思っている。別により好みしている訳じゃない」

「だから、慕われているのよ。他の社員ではだめだわ。若い人ばっかり丁寧で。」

「そんなことないじゃない。あいつはあいつなりにやっているよ」

「いえ、あなたはあの人と同じじゃない。わかっているわ。みんな同じ意見よ」

「そうかなあ」

「私はあなたと年をとっても付き合いたい。だってわたしの気持ちがわかるのはあなただけ。他の人は

全然聞いてくれない。あなただけだよ。本音で話せるのは。」

「・・・・・・・。」

「あなたと一緒に出かけたい。どこかに連れて行って。私、家事ばかりでどこにも連れて行ってもらってないの」

「どこに行きたいの」

「ううん、おいしいものが食べたい。温泉にも行きたいわ。あなたと一緒ならどこでもいいわ」

「わかった。本気だね。」

「うん・・・・・・・。また会いたい・・・・・。」

「私も・・・・・。」

そんな会話が聞こえてきそう。

 

 


見つめる少女

2011年10月07日 23時31分46秒 | 日記

花束を見つめる少女。

いや、よく見てみるとマーガレットの花束に麦が一本。それに煙がなびいているお線香が1本。

不思議な写真だ。

少女が見つめているものはマーガレットではなく、麦とお線香だ。だが、なぜ麦がそこにあるのであろうか?

なぜお線香をもっているのか?しかも火がついて煙があがっているではないか。

あぶないあぶない。

それでも少女はやさしい眼差しで目で麦とお線香を見つめている。

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大好きだった犬のペリーが死んでしまった。原因不明の熱病で、たった三日で痙攣を起こし、死んでしまった。

最後に少女にさよならを言おうとしたのかペリーはか細い声で「くうーん」と泣いた。

もはや少女は涙も出なかった。三日三晩、泣きじゃくりなが看病したからだ。

大好きだった籐の籠にペリーを入れて、花束をいっぱい敷き詰めた。

少女はペリーに最後の見送りをした。

少女は手に持ったマーガレットをペリーにそっと添えた。

少女はペリーがおもちゃにしていた麦をそっと添えた。

少女はお別れのお線香をあげた。

「さよなら、ペリー。またいつか会おうね」

 

こんな物語があったのかも知れない。

少女の眼差しが悲しみを乗り越え、あきらめの境地にたったようにやさしくそよいでいる。

100年前の悲しい出来事でした。


バースデイ・プレゼント

2011年10月06日 23時39分35秒 | 日記

ある幼なじみの小さな恋人たち。100年前の苦い恋の物語。

ベン:「ベティ、10回目の誕生日おめでとう。これはボクからのプレゼント」

ベティ:「まあ、きれいなバラだこと。あたしがバラが好きだったこと覚えてたのね」

ベン:「当たり前じゃないか。ベティのことはボク、何でも知ってるよ!」

ベティ:「たとえば?」

ベン:「ベティがミルクコーヒーよく飲むよね。」

ベティ:「ええーっ!何で知ってるの?」

ベン:「さっき、チューしたらコーヒーの味がした

ベティ:「いやっ、いやらしいわね」

ベン:「ベティが一番欲しいものはなんでしょう

ベティ:「なんでしょう(ワクワク)!

ベン:「それは

ベティ:「それは??

ベン:宝箱の中に入り「それはボクっ!!」

ベティ:「お疲れ様でしたー!!」宝箱の蓋をイ閉める。

ベン;「おいっ!何をする!出してよー!!ドンドン!!」

※その後、この宝箱は着払いでベンの自宅に送り返された、」という。

100年前に着払いのシステムがあったのかどうかは定かでないが・・・・・。

 


ラブレター

2011年10月05日 23時46分39秒 | 日記

こっ、このっ!

まだ子供のくせに肩なんか組みやがって!!まだ、20年早いっ!

とどなるオヤジもいるかも知れません。

 

男の子「この薔薇は君にようにエレガンスだ!君がボクを思う恋心のように純真で真っ赤さ!これはボクの気持ちさ。 

     受け取って!!」

女の子「うれしい!こんなにきれいな薔薇、高かったでしょう?」

男の子「君を想うボクの気持ちはこのぐらいってことさ!」

女の子「これ、私の気持ち。したためたわ。読んで!」

男の子「ありがとう。読んでいい」

女の子「はずかしいわ」(赤面)

男の子「拝啓、もうわたしにはあなたしか見えない・・・。敬具。なんか変な文章だね」

女の子「あたしの気持ちよ。また、あたしの力になってくれる?」

男の子「もちろんさ!君のためなら火の中、水の中。」

女の子「あたし、欲しいものがあるの?」

男の子「なんだい、欲しいものって」

女の子「もっとダンディーな彼氏!」

男の子「ガビョーン!!」

 

100年前の小さな恋の物語、でした。


お花屋さんごっこ

2011年10月04日 23時39分46秒 | 日記

ある片田舎のお子様のお花屋さんごっこのワン・シーン。

女の子「いらしゃいませ!どんなお花がいいでちゅか?」

男の子「きれいなパンジーだね。」

女の子「あーら、こちらの薔薇の花のほうがよくって」

男の子「このパンジー、いいにおい」

女の子「この薔薇は私のようにエレガンスでしょ?」

男の子「パンジーのようなつぶらな花が好きなんだよね」

女の子「この薔薇、あたしとっても大好きよ

男の子「このパンジー買ったらおかあさん喜ぶだろうなあ。買おうかな」

女の子「おかあさんはこんなパンジー嫌いだと思うわよ。やっぱりこの薔薇ね!」

男の子「じゃあ、このパンジー買った!いくら??」

女の子「あたしとこの薔薇のどちらが大切なのっ!!」

男の子「パンジー!」

 

こんなちぐはぐな会話が聞こえてきそう(聞こえないか)。

まるで熟年夫婦の気のない会話みたいですね。


築地で見かけたアート

2011年10月03日 23時52分25秒 | 日記

こんばんは!毎日見ていただいているあなた!とても感謝いたします。

今日は築地のアート、ご紹介いたします。

なんか、土曜以外の築地はつまんないのかな?????考えさせられる垂れ幕。

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では本題。築地の鮮魚屋さんのシャッターのデザインの数々。

ダンディーなおにいさんがお魚の入った箱を持ち、なにやら後ろのおねえさんがいるお店に納品でしょうか?

それとも出前に行くのでしょうか?はたまたおねえさんにお魚持って結婚のプロポーズ?

おにいさんの隣にいるメン玉のおおきなお魚は何者?

これは獅子ですね。かくいう私はしし座でございます。でも鮮魚と獅子はなんら関係ないですね。

お店のオーナーがしし座なのかも知れません。

これはマグロのせり市でしょうか?ペンキ?で番号がつけられたマグロを大勢のオーナーが競り落とそうと

白熱の戦いが行われています。高値でせり落とされたのは何番でしょうか?

これも獅子ですね。神社に獅子。なにか物語がありそうですね。

しかし鼻の穴が鼻の上についている獅子。鼻の中丸見えですな。

これはアートではありませんが・・・・。

最近できたお店らしいです。「津波のバカッで言ったって・・・・。」

これはパン屋さん。あの怪盗ルパンがオーナーらしい。普段はパンを焼いている質素な生活を築地でおくって

いたのですね。「ルーパーン!逮捕するーっ!!」(銭形談)

なんかおもしろい。お店が肌を寄り添ってひとつになっています!

きっと助け合いながら営業しているのでしょう。

これは中銀の建物。ブロックが組み合わさったような建物。なんと1972年に建てられた、とのこと。

40年前でっせ!!ざんしーん!

さらに望遠で撮影いたしました。

これは浜離宮の川に張られたロープに流されたごみがひっかかり・・・・・・、たまりーの!

私はアートととらえます。

築地市場にあった交通標識。こんなん見かけないでしょ!3連発ですっ!!

最後に昔、ここにポリボックスがあった場所が待ち合わせ場所になっている場所に明治のいかついおまわりさん

が見守っています。明治の男ってかっこいいですね。

ちょっと歩くだけでこんなにアートが発見できます。よーく見ることです。ミルあなたもぜひマネしてください。

 

 


お誘い

2011年10月02日 23時27分06秒 | 日記

これもアンティークはがきです。

タイトルは「お誘い」。

私が勝手につけたタイトルです。

男が女をお誘いしているシーン。女、まんざらでもない様子だが、軽い女に見られたくないために、なかなかOKを出さない。

 

男「なあ、いいだろ?今日は特別な日なんだ」

女「あらあ、どうしようかしら?あたし、急に言われても困るわ」

男「一緒に飲もう。極めつけのワインがあるんだ」

女「だってワインなんかあたし、飲めないわ」

男「いいんだ。飲めなくても。一緒にいてくれるだけでいい。」

女「あたしみたいなしらけた女を誘っても面白くもなんともないわよ。ルーシーでもお誘いになったら?」

男「違うんだ。ルーシーとはなんの関係もない。偶然だったんだ。あの時は!」

女「偶然ですって?偶然にしちゃ、わざとらしいわよ。ルーシーにあげたあの花束は偶然買ったってこと?」

男「違うんだ!誤解だ!あれはたまたま・・・・・。」

女「たまたまですって?もういいわよ。それであたしをどうしてくれるの?」

男「サイゼリアでワインを浴びるほど飲ませて上げるさ!!」

女「まあ、素敵!もちろんあなたのおごりね」

男「もちろん、罪滅ぼしだよ!こんどは裏切らない。指きりげんまん!!」

 

なーんて会話が聞こえてきそう。いいカップルですね。

 


聖徳記念絵画館

2011年10月02日 19時43分44秒 | 日記

場所はJR信濃町より明治神宮方面徒歩3分。

大正時代に建設されたミニ国会議事堂のような建物ですごーくモダンです。

 

近くに神宮球場があります。

この絵画館は、明治天皇の46年間の軌跡を絵画約80点で展示されています。

1867年の王政復古よりお亡くなりになられた大葬まで日本画家によってあざやかな色彩で描かれています。

入り口には大きなステンドグラスがあります。

ガラス張りの高級感あふれる展示室。左側に明治天皇がかわいがられたお馬さんの剥製があります。

入場料は500円。リーズナブル!!しかもすいている!明治時代の歴史を学ぶにはいい美術館です。

近くに明治神宮、神宮球場があり、都心にしては緑が多く、大人のデートにはもってこいです。

あのイチョウ並木を通り抜けると青山一丁目に出られます。