雨の日の感動

けろよんは落ち込んでいた。

新横浜にある病院へ行った帰りのこと。

探しているものがあり
ちょうどIKEA行きのバスが目の前にあったのでIKEAに行き
結局ひとつだけ見つけて新横浜駅に戻る途中から雨が降り出し。

新横浜駅に着いた頃には、雨は横殴り。

バスで最寄駅まで行き、薬局に寄ろうとして、バスを待つこと15分。

目的のバスは並び始めた数分前に出たことに気付く。
(もっと早く時刻表を見ろ>自分)

慌てて別路線で帰宅することにし
JRに乗り、バスに乗り換える駅に着くと、土砂降り。

100均を2つ回ったけど、探し物はなく
傘は買うのがしゃくで買えず。

そろそろバスが来るだろうと
雨の中、バス待ちの列並んだ。

一体自分は何をやってるんだろう。
もっと早く帰れたはずなのに。
なんで雨に打たれてるんだろう。
傘を買えばいいだけなのに。

と、だんだん自分の要領の悪さに
情けなさがこみあげ、哀しくなってきた。


しばらくして。

ふと
思ったらより雨に打たれていないことに気付いた。
屋根がどこかにあるのかな？と、キョロキョロすると。


わたしの後ろに並んでいた女性が
わたしにも雨があたらぬよう
そっと傘をさしてくれていた。


びっくりした。

そして、ホントに嬉しかった。
感動した。

何度もお礼を伝えたが、伝えきれないくらい。

なんか、落ち込んでた気持ちにも
傘をさしてくれた…みたいな感じに思えた。

こんなたかが数百円をケチって傘を買わなかったわたしに
優しくしてくださるなんて…。

こんな方がいらっしゃるのですね、世の中には。

ホントにありがとうございました。


と、気分が少し浮上したけろよん。
不思議なことに自宅近くは雨があがっていた。



うん。
明日はきっといい日。

大丈夫だ、マイフレンド(古っ)



……まあ、大雨らしいけどね（笑）