国会は国民の為にあるか

法案に「国の責任」言及か 薬害肝炎で首相(共同通信) - goo ニュース
仁徳天皇は民のかまどの煙まで気にしていた。
政治とはそんな気遣いがあって信頼の絆が結ばれる。
Ｃ型肝炎は国民が病に倒れ悲痛な叫びを挙げているのに、
裁判が5年もかかってやっとおみこし
を上げ会うのもやぶさかではない。
その高姿勢には付いていけない。
しかもその原因を作ったのは
自分達の落ち度であったのを隠し
ツマミ金で早く決着付ける魂胆だった。
トップが責任回避してその範を示し、
それに習った下々が「偽」
の字に振り回された現状をどうして裁くことができよう。
裁判の前にトップは会って
非は逃げずに謝り責任はとるべきであった。
遅れた対応によって、多くの無責任による
社会の混乱の元凶になった点についても
真摯に国民に謝る謙虚な姿勢が求めれれる。

担当大臣を窮地に陥れたままいいカッコしい

厚労省「何も知らされてない」 首相発表に驚きの表情(共同通信) - goo ニュース
舛添厚労大臣の立場はない。寝食も削って薬害肝炎に
取り組んだ苦しみに報いる上司の配慮は無かった。
政治決断は総理にしか出来ないにしても、
遅すぎた果てに功を独り占めの発表には違和感を禁じえない。
兵はその将のため死す
そして一致団結して問題解決に心血を注ぐのが必須ではないか。
苦渋のこれが政治決断ですと言って前日こそこそ逃げるように去った
枡添大臣の意に添わない心中は察するに余りありものがあります。
後方バックアップの構図ではなかったのは国民もがっかりした。
そんな冷血な部下の扱いでは一人浮き上がっていざ鎌倉には
敵は本能寺にあり！ばらばらで戦力にならないだろう。
折角の政治決断が古狸に騙されたようで真から喜べない
盛り上がりのない最下位の発表になったのは
自民党にとって不幸なことではあった。