門掛けのもみじ舞い散る冬支度

我が身に旅立ちの支度を教えているようで、寂しい景色です。
振り返ればいろんなことがありました。

北方領土は返還されてもメリット無しでは

2015-09-30 09:49:59 | Weblog
したたかなロシア外交に翻弄され、日本の外相の顔に泥を塗られてまで
まだ返還を固守し唱えている稚拙なる対ロシア外交に
いい加減見切りをつけてはどうか。
なんのために会談に臨んでいるかソノバックボーンを折ってまで恥をかかすのか。
返す気など毛頭ないのは過去の交渉経緯を検証すれば、嫌というほど身に染みている筈。
然るになお安倍総理はプーチンに走り寄ってすがっている漫画は余りにもうら悲しい。
この際プーチンはプチンと切って土下座外交から脱却しなければ、
舐められっぱなしでまたかとプライドない日本人が世界のもの笑いの種なのを払しょく出来ない。
そもそも万一返還されたとしても、これは大きなお荷物を背負わされるだけで、
なんのメリットもない。
漁業権が拡大する希望観測が叶うほど甘くはない。
ロシアは損は決してしない国で必ず条件が付き落とし穴にはまる。
ロシア人の住民の生活を保障し、生活保護手当も
日本領土になれば当然要求される。
共産主義の働かずとも平等に食える思想の片棒を担がされ難渋するのは目に見えている。
それは多数難民を抱えた欧州の構図と重なる。
少子化により、日本本州ですら過疎化で荒れ放題が拡充している中で、
欲張って領土が拡げ離島に重点置いて他民族の福祉に寄与するのでは本末転倒ではないか。
その先がどうなるかを検討もしないで、離島の管理がどれだけ大変かを知らぬままに、
返還万歳して本州の限界集落に暮らす日本人の民が解散万歳になる危惧を想わない
視野の狭い政治家の思考行動が、危なく思えてしまうのを払しょくすることが出来ない。